新しいランドクルーザー!!
ナンバープレートをよく見ると…『JBL』
9月15日に開催された、JBLの代理店ハーマン・インターナショナルが開催した「HARMAN EXPLORE TOKYO 2021」という発表会にご招待いただき、参加してきました。
発表会の最後に紹介されたのが、今回ご紹介する「TOUR PRO+ TWS」でした。
JBL TOUR PRO+ TWS【10月1日発売予定】
▼JBL TOUR Pro+ TWS e☆イヤホンWEB本店価格 ¥22,770- (税込)
製品の特徴
・2種類の外音取り込み機能搭載ハイブリッドノイズキャンセリング
・JBLプロサウンドにインスパイアされたサウンド
・最大再生時間約32時間
・3マイク搭載で明瞭な音声
・生産性をアップ
・デュアルコネクト + SyncとGoogle Fast Pair
・ハンズフリー音声コントロール
・無料のMy JBL Headphonesアプリでカスタマイズ
JBL TOUR PRO+ TWS実機レビュー
ハーマンインターナショナルさんから、サンプルをお借りしましたので、「JBL TOUR PRO+ TWS」の実機レビューをしていきたいと思います。
パッケージデザインはシックにまとめられていて、かっこいいですね!
アメリカ・ラスベガスで開催される家電見本市「CES2021」のイノベーションアワードの「ベストオブイノベーション」を受賞したそうです。「CES2021」のシールが貼られていますね。
早速開封!
パッケージも凝って作り込まれていますね。
付属品は以下の通り
- JBL Tour Pro+ TWSイヤホン左右本体×各1
- USB Type-C充電用ケーブル×1
- 充電ケース×1
- イヤーチップ×5サイズ
- エンハンサー×2サイズ
- 保証書/警告に関する説明カード×1(W / !)
- 製品QSG×1/ Googleアシスタント設定ガイド×1/ Amazon Alexa設定ガイド×1/ 安全シート(S / i)
本体をケースから取り出すところ。
ブラックで統一されていて、フォーマルなイメージのデザインですね。とても高級感があります。
ケースとイヤホン本体がマグネットでくっついているので、イヤホンを取り出す際にも落としにくそうです。
本体側からも見てみましょう
ケースはつや消しのガンメタルの様に見えるパーツと、ピアノブラックのような艶のあるパーツで作られていて、高級感があります。
ケースが円柱状なので、しっかり手で握ることができます。また、蓋を開けても手で握れる部分が多くあり、ケースを落としにくい様に感じました。
蓋を開けると、イヤホン本体がケースから結構とび出ているので、取り出しやすさも良好です。
(蓋のないTWSを作っているくらいのメーカーなので、取り出しやすさに、かなりこだわりがあるのかもしれません!)
イヤホン本体を見ていきましょう
「TOUR PRO+ TWS」に搭載されている6.8 mmのダイナミックドライバーには、初搭載となるセルロースナノファイバー素材が採用されているそうです。植物由来の素材で鋼鉄の5分の1の軽さのセルロースナノファイバーを採用することにより軽量化を実現しているそうです。さらに鋼鉄の5倍の高強度、温度による伸縮もガラス程度に強固といった特性により、音の歪みを抑え、低域から高域までよりバランスよく、フラットで豊かな安定したサウンドカーブを実現しているそうです。
ノイズキャンセリングTWSの人気機種で、普段使用している「SONY WF-1000XM4」とサイズを比較すると、「JBL TOUR PRO+ TWS」の方が一回り小さく作られていました。
本体は一般的によく見かける円形をしています。耳介にすっぽりハマるような形状で、耳への納まりが良いです。
本体裏側を見てみましょう
細かい穴が開けられていている金属がフィルターとして取り付けられています。穴が細かいので、耳垢が本体側に入らない様、しっかりガードしてくれています。ステム長はTWSの中では普通か少し長いくらいの長さでした。
「JBL TOUR PRO+」は、片耳に3マイク、両耳で6マイクを搭載しているノイズキャンセリングのイヤホンです。フェイスプレートには、対角に2つのマイク用と思われる穴が空けられていました。ステムの根本にスリットがありますが、スリットの付け根部分にもマイク用と思われる穴が空けられていました。2つのノイズキャンセリング方式を組み合わせて、効果的にノイズキャンセリングをかけてくれそうですね。
JBL TOUR PRO+ TWSをきいてみた
まずはノイズキャンセルなど機能面のレビュー。
「フィードフォワード」方式と「フィードバック」方式を組み合わせた、ハイブリッドノイズキャンセリングが魅力の本製品。ノイズキャンセリングTWSのベンチマークとも言える、「SONY WF-1000XM4」が全域でしっかりとノイズキャンセルを効かせるのに対して、「JBL TOUR PRO+ TWS」は、「BOSE QC Earbuds」などと同じような、アナウンスや声の帯域はある程度聞こえる様にするタイプのノイズキャンセリングでした。ノイズキャンセリングは強くかかる方が良い方、そうじゃない方が良い方もいると思います。僕はがっつり効いてくれる方が好みではありますが、日常での使用を想定するとちょうど良い効き具合なのかもしれません。
ノイズキャンセリングで譲れないのが、ノイズキャンセル動作時の「サー」というホワイトノイズ。ノイズキャンセリングイヤホンの評価には欠かせないポイントですが、「JBL TOUR PRO+ TWS」はホワイトノイズは感じず、極めて優秀と言えると思います。「SONY WF-1000XM4」、「BOSE QC Earbuds」と肩を並べるレベルに、ノイズキャンセリングはしっかりと作りこまれているように思います。外音取込についても、「SONY WF-1000XM4」同様に、かなり広範囲に音を拾ってくれました。
通勤でも使用してみました。秋葉原はビル風が結構あり、イヤホンによってはかなり風切り音が気になりますが、「JBL TOUR PRO+ TWS」では、全く気になりませんでした。マイクの配置や、ノイズキャンセリングの制御がとても上手に行われていると思います。また、秋葉原にはダイビルの上にお天気レーダーがあって、ワイヤレスイヤホンはかなり途切れやすい場所ですが、僕が使用する限りでは、ほとんど音飛びしませんでした。
ノイズキャンセリングや外音取込機能としては、申し分ないレベルにあり、この価格帯でのベンチマークの「SONY WF-1000XM4」や、「BOSE QC Earbuds」と比較できる完成度を持っていると言えます。
続いては音質のレビューです。
試聴ではEQはOFF、ノイズキャンセリングはONで試聴します。
低域の量感はそこまで多いわけではなく、EQをいじらないとまとまりのあるバランスの良い印象のイヤホンだと思います。JBLのイヤホンの中では、音がクッキリ聞こえてくるタイプのイヤホンで、音の輪郭がしっかり出ている方です。そのため、特に楽器のアタックの音はやや強く聴こえてきました。「SONY WF-1000XM4」と比較すると音場は同等ですが、ボーカル位置はやや近く、楽器の音が良く聴こえてきます。また低域の量感は「JBL TOUR PRO+ TWS」の方が若干多く感じました。POPSとの相性が良いイヤホンだと思います。
アプリでEQを変えると、かなり音が変化します。アプリでは32Hz-16KHzまで10個の帯域を調整する事が可能です。かなりまとまりの良いサウンドなので、調整しなくても良いかなと思いましたが、少しローとハイを持ち上げてあげる方が好みでした。かなり細かくEQがいじれるので、ぜひ試してみてください。
強いて難点を上げるとすれば、イヤホンがケースに正しくハマっていないと、ハウリングを起こしてピーっという発振音がなってしまいます。評価機なので、製品版では改善されているかと思いますが、唯一気になった点として挙げておきます。
価格が競合機種と比較して、手に入れやすい価格ながら、同等の高い完成度を誇るイヤホンだと思いました。
JBL TOUR PRO+ TWSは10月1日発売予定です!
ぜひ一度ご試聴してみてください!
ご購入はこちらから↓
▼JBL TOUR Pro+ TWS e☆イヤホンWEB本店価格 ¥22,770- (税込)
以上、たっくんでした!
イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」社長のたっくんこと岡田卓也です。
元々イヤホンが趣味で、e☆イヤホンのお客の一人でしたが、2010年にe☆イヤホンにアルバイト入社し、早いもので十数年。気が付いたら社長として働くことに。
社長になる前は、TBS『マツコの知らない世界』に3回出演するなど、主に広報などPR関連の仕事をしていました。
カスタムIEM「VISIONEARS ELYSIUM」と、モニターヘッドホン「AUDEZE LCD-XC 2021」がお気に入りです。