iBasso Audioの新フラグシップモデル『DX220 Max』を聴いてみた


 

 

どうもこんにちは!梅田EST店のジャスミンこと星野隼一です!

 

いよいよ夏がやってきましたね...僕は暑いのが苦手なので、できるかぎり冷房が強い所にいたいです。そんな中暑い季節の到来とともに新機種が登場します!気になっている方は多いのではないでしょうか?

 

今回レビューさせて頂く商品はコチラ!!

 

 

 

iBasso Audio DX220 Max

iBasso Audio DX220Max

優れた音質に定評のあるiBasso Audioが今まで培ってきた技術をすべて注ぎ込み“極限にまで音質にこだわった”製品を目指したとの事なので個人的にも非常にワクワクしております。

 

今回の記事では話題の製品DX220 Maxをメーカーよりお借りしたので、実際の音質や使用感についてレビューいたします。

 

 

 

iBasso Audio DX220Max

めちゃデカいぞ・・・!

なんと言っても一番に目を引くのがこの筐体の大きさなのではないでしょうか。DX160がふた回りほど大きくなったかのよう印象です。ズシっと手に感じるこの重さとサイズ感があの名機 Astell&Kern KAN CUBEを彷彿させます。

DAPとしてはかなり大ぶりな筐体のおかげで、回路の設計は音質を最優先とした余裕のある設計が行えたとのこと

 

アナログアンプ部分には独自設計のディスクリートフルバランスアンプを搭載。大電流と低歪みを実現し、鳴らしにくい重量級のヘッドホンと接続した場合にもパワフルで歪みの少ないサウンドを楽しめるようですね。

 

DACチップは「ES9028 PRO」を搭載。デジタル回路とアナログ回路にそれぞれ独立した電源回路複数のバッテリーを搭載するという徹底ぶりでノイズやブレの少ないクリーンな電源供給を実現しています。

 

 

 

iBasso Audio DX220 Max レビュー

見た目に圧倒されながらも、恐るおそるイヤホンを接続して再生ボタンをオン!

 

今までリリースされているDX220、DX160は音のクリアさや立体感に加えノイズの少なさに定評のある機種でしたが、今回試聴したDX220 Maxはこれらをさらに上回る性能と感じました。

このぐらい静かです。

再生時、とにかくノイズが少なくめちゃくちゃ静かです。僕が聴き慣れているはずのリファレンス音源も。まだ聴いたことないような音をこのDAPのおかげで確認することができました!

 

今までいろんなDAPやアンプを聴いてきたにも関わらず、初めて高級プレイヤーを聴いたような新鮮な体験をさせてくれるような機種だと感じます。

 

「へぇ、こんな音入ってたんや」と思わずハッっとしてしまうような体験でした。

 

 

 

 

独特の立体感

iBasso Audioの音作りの特徴の一つが「独特の音場感と立体感」です。とても原音に忠実で素直な音質でありながら、上品で滑らかな聴き疲れしにくい音質が特徴です。粒立ちがよく、圧倒的な情報量を誇る音質でありながらチューニングが絶妙で、とても聴きやすいバランスに仕上がっていると思いました。

 

空間を表現する能力がずば抜けていますが、一番重要なのがあくまでリスニングというジャンルに属するDAPっというところではないかと僕は思います。

 

モニターサウンドのようにただ一音一音がハッキリしているだけではなく、原音の成分の中に尖ったところがないです。粒立ちが良すぎると一音の情報を聴き取れ過ぎてしまうため、長く聴いていると耳が疲れるという状態になりがちですが、DX220Maxはそうならないと思います。

 

 

 

米津玄師 MV「LOSER」

この楽曲はアコースティックギターを多用した楽曲で、主にファンクという音楽ジャンルで使われる「カッティング」と呼ばれる歯切れのよい奏法を用いた楽曲だという事が分かります。こういった細かい演奏のニュアンスをDX220Maxはしっかりと再現してくれます。DX220Maxだからこそ発見できました。勉強になりますっ!

 

 

Bill Evans Trio – Autumn Leaves

ジャズのような音の密度がたくさんつまっている曲との相性も抜群でした。トリオ編成のはずなのに三人とは思えないほどの演奏の密度と収録されている音の濃さが特徴の音源をDX220Maxで聴くとどうなったか触れた方がいいと思います。シンバルはすごく明瞭なのに全然刺さらないです。本当に不思議です。ぜひこのDX220Maxで聴いていただきたい。

 

 

 

iBasso Audio DX220 Max 操作性

操作性ですが、使い方は従来のDX160と同じandroidOSが採用されています。

 

スマホ感覚で操作することができて、音楽を再生するアプリも操作がしやすく感じました。DX220Maxにはローミッドハイの3段階のゲイン調整が可能です。ゲインの変更は本体の設定項目から変更することができました。

 

感度の高いイヤホンから、高インピーダンスのヘッドホンまで様々な機器と接続した際に最適なゲインで再生する事ができます。個人的にはゲインはミディアムが好みでした。

 

インピーダンスの高いヘッドホンも軽々と鳴らせるので色んなヘッドホンで試してみたくなります!ポータブル性はかなり大きい筐体ではありますが、かなり音がいいので運ぶ価値はあると思います。

iBasso Audio DX220Max

なかなか大きい。

ケースもついてきますので音のこだわりをお持ちの方はぜひ持ち運んで使って頂きたいですね。発熱もあまりないですし、DX220Maxを持ち運ぶ優越感は心地よいと思います!!

 

 

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

 

サイズ感と音のスケール感がとにかくMax!!なDX220Maxのレビューはすごく楽しかったです。

 

有線の音質がここまで進化を遂げるなんて、なんていい時代なんだ!!と思える瞬間が増えてきた気がします。色んな時代の良い音がありますが、今回はとにかくハイファイなサウンドで、音を録る側の音のレンジがどんどん広がっていく現代のサウンドにマッチする現代の良い音の答えを見せていただいたような気がしました。

 

絶対後悔させない商品だと思いますので、気になった方はぜひとも予約開始をご期待ください!!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

以上、梅田EST店ヘッドホン・ワイヤレスヘッドホン担当。ジャスミンでした。

 

 

 

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