小岩井さんと斉藤さんが、ONKYOの新しいカスタムIEMをオーダーするそうです。

 


 

 

皆さんこんにちは。

イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。

 

突然ですが、誰もいないはずの会議室から声が聞こえるので、今から確認しに行きます。

 

 

 

行くよー!

 

 

ばっちこーい!

 

 

いったい、誰の声だ……?

 

 

投球

 

てやっ!

 

 

!?

 

 

……視えた!!

 

打撃

カキーーーン!!

 

 

え!!?!?

 

 

 

声優の斉藤佑圭さんが、同じく声優の小岩井ことりさんと事務所で野球をしていました。

 

 

 

あ〜、打たれちゃった。

 

 

私の勝ち! それじゃあ約束通り、一緒にイヤモニを見に行こっ!

 

 

……小岩井さん、うちの会社で何してるんですか?

 

 

あ、だいせんせい! 真芯で捉えましたよ!

 

 

いや、ミート具合を聞いてるんじゃなくて。

 

 

実は、新しくイヤモニ(カスタムIEM)を作ろうか迷っていたんです。

 

 

悩んでいたから、「それじゃあ、私が打てたらイヤモニを見に行こうよ!」と提案していたんですよ。

 

 

なるほど……。野球をしていたことはさておき、今回は斉藤さんのイヤモニをオーダーするわけですね。

 

 

はい! そしてもちろん、私も作ります。

 

 

さすがこっこちゃん!

 

 

……すっかり、このやりとりにも違和感を覚えなくなってしまったな……。

 

 

 

というわけで(?)、斉藤さんが小岩井さんに連れられてe☆イヤホンにいらっしゃいました。

 

【イヤモニ(カスタムIEM)って?】

耳の型を採取して製作されるオーダーメイドのIEM(イン・イヤー・モニター)のこと。ステージ上のアーティストが音を確認するために使われるものですが、近年ではオーディオマニアのリスニング用機器としても注目されています。

→カスタムIEMについて詳しくはコチラ

 

今回はONKYOのイヤモニをオーダーされるとのこと。早速お話を伺ってみましょう。

 

 

 


 

さて、そんなわけで今回はONKYOさんのイヤモニをオーダーされるということで、斉藤さんと小岩井さんのお2人にお越しいただきました。

 

改めまして、今回はどのようなきっかけでいらしたのでしょうか?

 

 

もともと、ゆっけさん(斉藤さん)から「イヤモニを作ってみたい」っていうお話は聞いていたんです。

 

 

以前、ぴらみちゃん(平山笑美さん)ちょっちょちゃん(桐谷蝶々さん)の記事をTwitterで見かけていたんですよ!

 

記事を読んで、「デザインを自分でカスタマイズできるんだ!」っていう驚きがあって。アクセサリを選ぶような感じで、自分だけのオリジナルのイヤモニを作れたら楽しいかも……って思ったんです。

 

それで、こっこちゃん(小岩井さん)に「私もいつか作りたいな……!」って話したことがあったんですが、それを覚えてくれていて。

 

 

なるほど! それで、今回のタイミングでONKYOさんをご紹介されたわけですね。

 

ONKYOさんは2015年からカスタムIEMを販売していますが、2020年の春よりラインナップを一新し、新たに6製品からお選びいただけるようになりました。

 

 

今回はお2人とも「IE-J3」をお選びになりましたが、どのようなポイントが決め手になったのでしょうか?

 

 

Mシリーズのサウンドも魅力的だったんですけど、今回はモニター用途を重視してJシリーズの中から選ぶことにしました。

 

IE-J1』はシンプルで聴きやすい音で、お値段的にもお手頃で魅力的でした。『IE-J2』はさらにイヤモニらしく、スッキリしてて声やリズムが聴きやすい音。仕事としてモニターするのに使いやすそうな感じがしました。

 

(左から)IE-J1、IE-J2、IE-J3。いずれも試聴機

 

それが『IE-J3』になると、より高音の部分がハッキリと聴こえる感じがしました。自分が持っているイヤモニの中でもそういう方向性の機種は無かったので、高音が強めの機種を試してみたい、という気持ちで選んでみました。

 

息遣いが細かく聴こえる感じも気に入っていて、今後はそういう表現も練習していきたい、というのもあります。

 

 

なるほど、ご自身の演技の方向性も考えて……というセレクトなんですね。

 

 

そうなんです! 歌の中でも、息の表現を取り入れたいなと思っていたので。

 

Mシリーズのしっかりしたふくよかな低音も魅力的だったんですけど、今回は高音まわりの要素を重視して『IE-J3』にしてみました。

 

 

コメントが詳しすぎるっ(笑)。

 

 

早速、しっかりしたオーディオレビューが飛び出しましたね(笑)。

 

小岩井さんは、すでにお持ちのイヤモニとの差別化も含めて選ばれたようですね。同じ機種を選ばれたとはいえ、斉藤さんは選定理由が異なってくるのではないでしょうか?

 

 

そうですね〜! 私は『IE-J2』と『IE-J3』で悩みに悩みました。

 

 

ズバリ、どういうポイントで悩まれたのでしょうか?

 

 

まず、私自身がイヤホンについて詳しくなかったので、1個ずつ聴いていっても、違いがわからないんじゃないかな? と、最初は思っていたんですよ。

 

 

なるほど、そもそもの話としてですね。

 

 

そうなんです。私、そういうのすっごくニブいので(笑)。

 

でも、実際に聴き比べてみたら、思っていた以上に違いがあって!

 

 

でしょー?(笑)

 

みんな最初は「音の違いとかわかんないよ!」って言うんです。でも、実際に聴いてみたら違うよね!

 

 

全然違ったねー!

 

IE-J3』は、とにかく全体的に聴こえやすい感じなんですよね。『IE-J2』はその中でも特に声が聴こえやすくて。『IE-J1』やMシリーズも全然音が違ったので、「こんなに違うんだ……!」って、ちょっと感動しちゃいました。

 

そういうわけで、『IE-J2』と『IE-J3』の2機種で悩んでいたんですけど、普段は音楽を聴くだけじゃなくて、ドラマCDとかを聴くことも多くて。セリフの低音の部分まで広く聴こえやすいな、というのも『IE-J3』の決め手でした。

 

 

聴こえやすい音域の広さで選んだ……という言い方だとちょっとマニアックな感じもしますが、実際にお聴き比べしてみると、意外とそういうシビアなところまで気が向きますよね。

 

お仕事で使う上での性能はもちろん、さらにプライベートでの用途も考えてのチョイスは素晴らしいと思います!

 

 

普段使いもできたらいいですよねえ。シチュエーションCDとかも聴いてみたくなりました(笑)。

 

 

絶対楽しいよ!(笑)

 

 

耳型を採って制作するイヤモニは、没入感が半端ないですから。そういうシチュエーション系の音源などは、大変やばいのではないかなと思います。

 

……というわけで、お2人とも『IE-J3』に決まったわけですけども。イヤモニオーダーのお悩みポイントといえば、もうひとつ。『デザイン』でございます。

 

 

 

あー!(笑)

 

 

こちら、フェイスプレート20色シェル18色×2(左右)の組み合わせでお選びいただけます。こちらも悩みどころですよ!

 

 

 

こんな感じで、違う色を組み合わせてデザインすることができるんだよ!

 

 

 

わあ、どれも可愛い……! 迷う〜!

 

 

 

 

 

デザインも悩みに悩んだお2人でしたが、無事にオーダーが完了。後は到着を待つばかりとなりました。

 

果たしてお2人はどのようなデザインを選んだのでしょうか? そして新生ONKYOイヤモニの仕上がりやいかに……!?

 

 

 

1ヶ月後

さあ、あれからおよそ1ヶ月というところで、オーダーしていたイヤモニがついに完成いたしました!

さっそく開封の儀を執り行いましょう!

 

 

やった〜!

 

 

緊張する〜!

 

斉藤さんのイヤモニ

 

 

あ! すごい! かわいい〜!

 

 

オシャレだ〜!

 

 

キレイですね〜! ずっと見ちゃう(笑)。

 

 

こちらはどのようなデザインなのでしょうか?

 

左側:ギャラクシー/アーミー、右側:ギャラクシー/マゼンダ

 

 

緑の方(左側)は、もともとこういう色が好きなんです。ミリタリーというか、モスグリーンみたいな。それでビビっと来て、すぐ決定しました(笑)。

 

右側は、普段使いしている小物にピンクのカラーが多くて。それに合わせてピンク色を選んでみました。

 

あとはこの、『ギャラクシー』のキラキラ! これも完全に私の好みです! キレイ!(笑)

 

 

フェイスプレートに描かれているロゴデザインも、斉藤さんオリジナルのものですよね!

 

斉藤さんのオリジナルデザイン

 

 

すごい! これ、手描きなんだよね?

 

 

そうそう! 結構細かいデザインにしちゃったんですけど、しっかり再現していただけてますね……!

 

 

こちらがオリジナルの原稿ですね。

 

 

 

私がせっせと描きました(笑)。

バラのツタをイメージして、「UK」をデザインしてみました!

 

 

あ、「UK」! ゆっけだから! なるほどー!

 

 

背景のキラキラといい感じにマッチしていて嬉しい〜!

 

 

それでは、続いて小岩井さんも開けていきましょう!

 

 

どれどれ……わあ〜!!

 

小岩井さんのイヤモニ

 

 

え! ロゴめちゃくちゃ良い〜!!

 

 

『K』の文字を扇にしてみたの! 色と合わせて、すごく和風な感じになりましたね!

 

左側:パープル/マゼンダ、右側:マゼンダ/パープル

 

 

天才だ……。

 

 

色が左右で互い違いなのもオシャレですね。

 

 

左右で使っている色を合わせると、統一感が出ますね!

 

 

 

 

いざ、完成品のサウンドをチェック!

さて、やはりこちらはなんといってもIEMですから。ここはひとつ、音もチェックしていただきましょう!

 

装着感はいかがでしょうか?

 

 

フィット感も良好!

 

すごくフィットしてます! 周りの声が全然聴こえないくらい!(笑)

 

 

 

 

デモ機で確認したときより、密閉度が増してるおかげか、低域の厚みが良くなってますね。

 

 

オーダーメイドによるフィッティングの変化は、低域や音圧にもかなり影響してきますよね。

 

 

高域が聴こえやすいっていう特徴が気に入ってこのモデルを選んだんですけど、低域も迫力があって、もちろん高域の方もしっかり鳴っていて、試聴機よりさらにバランスが整ったんじゃないかなと思います。

 

 

 

……ふふっ!(笑)いや、これ、すごいですね!

 

普通のCDの音源を聴いても、ライブで聴いているみたいな臨場感があって。後ろの方までしっかり広がっている感じがします。立体感がすごい!

 

 

音の定位感がビシッと決まってると、空間を感じやすいですよね。

 

 

あと、ドラマCDの音源も聴いてみたんですけど、こちらもすごい! なんていうか、SEとセリフとのバランスが良くて、奥行きを感じます!

 

 

 

 

音の分離がすごく良いよね! 音楽は音楽、セリフはセリフで、まとまっているのにちゃんと分かれて聴こえる、みたいな。

 

やっぱりイヤモニに何が必要って、たとえばドラムの音、ベースの音……って、全部が聴き分けられるっていう分解能力が大事なので、そういう点でもバッチリですね。

 

 

ちなみに斉藤さんは、こんな感じでイヤモニを使って、音楽やドラマCDを聴いたことはありましたか?

 

 

無いです無いです!(笑) そんな贅沢なこと、とても……!

 

 

私、よくやるよ。ど○ぶつの森とかも(笑)。

 

 

めちゃくちゃ贅沢〜!(笑)

 

 

 

 

そういうことができちゃうのも、個人でイヤモニを作る魅力のひとつだと思います(笑)。

 

『イヤモニ』っていうとちょっと仰々しいイメージがあるかもしれませんが、スマートフォンやゲーム機に挿して、気軽に楽しんでいただくのも良いんですよね。

 

 

色々聴いてみると、面白い発見があると思います!

 

 

もちろん音質も素晴らしいですし、遮音性に関してもオーダーメイドならではの、市販品ではなかなか届かないレベルになっています。いつも使っているイヤホン以上に、没入感が高まりますよ!

 

 

それこそ、音漏れとかもしませんから。好きな音源を好きな場所で、好きなだけ楽しんでもらえると思います。イヤモニは、いわば”買える部屋“なんです!

 

 

名言出ました!(笑)

 

 

 

終わりに

それでは最後に改めて、ONKYOのイヤモニを作ってみた感想をお願いいたします!

 

 

もう、とにかく感動しました!

 

初めはイヤホンの音の違いがわかるかどうかも不安だったので、機種を選ぶときも音の違いに驚いたんですけど。自分の耳に合わせた完成品はさらに素晴らしい音で! もう、なんで今まで作らなかったんだろうって思うくらいです(笑)。

 

 

皆さんの中には、今までの私と一緒で「イヤモニはアーティストさんが使うもの!」と思ってしまっている方もいらっしゃると思います。でも、本当に色んな人に使ってみてほしい!

 

それこそ、音楽だけじゃなくて、ドラマCDとかをよく聴くような女の子にも作ってみて欲しいと思いました(笑)。

 

 

ONKYOさんは流行りの音老舗としての確立された音もしっかりと持っていらっしゃるイメージでしたから、新しいカスタムIEMのシリーズはどんな音になるのかな? と楽しみにしていたんですけど、どのモデルも個性豊かで、試聴の段階からすごく楽しかったです!

 

 

ゆっけさんも言ってましたが、『IE-J3』は空間の広がりを感じられるのが特徴的です。デモ機で聴いたときにはその印象はそこまで強くなかったんですけど、カスタムにすることで密閉性が上がって、より機種の特性をしっかり感じられるようになりました。

 

ミックスした時に配置した1音1音の場所をダイレクトに感じやすいような音作りになっているのが魅力ですね。

 

これからオーダー開始となりますので、ぜひ一度聴いてみてください!

 

 

ありがとうございました!

 

 

 


 

斉藤さん、小岩井さん、ありがとうございました。

 

 

お2人がオーダーされたONKYOのカスタムIEMの新ラインナップは、6月19日からオーダー受付を開始しております!

 

ONKYOのカスタムIEMのページはこちら

 

カスタムIEMを検討する際には、ぜひONKYOのカスタムIEMをチェックしてみてくださいね!

 

 

 

読者プレゼント

そしてなんと、今回のインタビューを記念して読者プレゼントをいただきました!

 

斉藤佑圭さんデザイン&小岩井ことりさんデザインのIE-J3(ユニバーサルモデル)を、抽選でそれぞれ1名様にプレゼント!

 

※写真はカスタムIEMの完成品です。

 

応募方法は以下の通りとなっております。

 

応募方法

e☆イヤホンのTwitterアカウント(@e_earphone)

ONKYOのTwitterアカウント(@ONKYOofficial)

 

をフォローの上、以下のツイートをリツイートで応募完了!

 

 

抽選で当選された2名様に、TwitterのDMにて当選通知をお送りいたします。

 

※当選発表は通知をもって代えさせていただきます。

※景品お受取後の交換、返却などは受け付けできません。

※キャンペーン景品の発送先は日本国内、ご応募は日本在住の方に限らせていただきます。

※第三者へ景品を転売または選権利の換金、他人への譲渡する行為は、理由・目的を問わず一切禁止いたします。

 

募集締切:2020年7月10日

当選通知:2020年7月予定

賞品発送:2020年10月頃予定

 

沢山のご応募、お待ちしております!

 

 

 

 

お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。

 


 

【協力】

オンキヨー株式会社

株式会社青二プロダクション

株式会社ピアレスガーベラ

 

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。

 

 

【#ONKYO #カスタムIEM】小岩井ことりさん斉藤佑圭さんオリジナル刻印オプションキャンペーン!【7月4日(土)15時から】