こんにちは e☆イヤホンのケイティです

なんだかブログに登場するのもお久しぶりになってしまいました。

最近はデスクワーク中に音楽を聴くのにDACアンプが欲しいなぁと思っていたこの頃、この情報を目にしたときに「これだ!!待ってました!!」と狂喜乱舞しました。

 

 

iFi-Audio hip-dac 登場

 

 

 

iFi-Audioとは

イギリスのブランドです。その特徴としては何といってもそのノイズレスなサウンドへのこだわりの強さです。オーディオ用の電源や接続ケーブル、DAC、アンプ、アッテネーター、DDC、デジタルオーディオハブなど様々な製品を世に送り出していて、ありとあらゆる方向からノイズを取り除き純粋な音楽を届けようとしてくれているブランドです。

 


さて、今回発売となったhip-dacがどういった製品なのか見てみましょう。

まだ実機が手元にないので画像をなめ回すように見ていきます。

あらかわいらしい。iFi-Audio製品は武骨なデザインのものが多い中で、hip-dacはとてもおしゃれな印象ですね

PCとのサイズ比をみるとかなり小型のようですね。

このhip-dacが注目を浴びている要因として、同社の「ZEN-DAC」と同じく、この小さなアンプに「4.4mmバランス接続用端子」が搭載されていることが挙げられます。最近はイヤホンやケーブルなども4.4mmバランス接続に対応した製品が充実してきているのでこれは嬉しい要素ですね。

さらに驚くべきことがその価格。4.4mmバランス接続を搭載したアンプ自体はこれまでにも存在していましたが、hip-dacはその中でも現時点で最安値のクラスです。小さい、安い、4.4mm、という三拍子が揃ったアンプなのです。

また、iFi-AudioのポータブルDACアンプはUSBインプット端子がUSB Type-Aのオス端子になっていることも特徴で、hip-dacも例外ではありません。

これはiOS用の「カメラアダプタ」を間に他のケーブルを挟まずに直接接続ができるメリットがあります。

また、充電用の端子とUSB接続用の端子が別々で設けられていることで「hip-dacに外部から給電しながらの使用」も可能になっている点も嬉しいポイントです。

iFi-Audio製品のDACアンプの中でも最小、世に出ている4.4mmを搭載した機種の中でもおそらく最小クラスのこのhip-dacですが各所に意匠をこらしているようです。

 

■ スペック
サポート・フォーマット DSD256/128/64 (Octa/Quad/Double/Single-Speed DSD)
DXD(384/352.8kHz)
PCM(384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)
MQA(レンダラー)
デジタル入力 USB3.0 A
ハイスピード・エイシンクロナスUSB2.0(32bit/384kHz)
ヘッドフォン出力 4.4mmバランス
3.5mmシングルエンド
出力電圧 2.0V/400 mW (16 Ohm)
バッテリー リチウムポリマー 2200mAh
電源システム USB-C経由で充電(BC V1.2 充電電流1000mAまで対応)
消費電力 <2W(待機時)、4W(最大)
サイズ 102mm(奥行き)× 70mm(幅)×14mm(高さ)
重量 125g(0.28 lbs)

細かいスペックはこちら。低価格ながらiFi-Audioらしく高いサンプリングレートにまで対応しています。

 

 

DACセクションは、iFiが各製品に幅広く使用しているバーブラウンのDACチップを基本にしています。なめらかできわめて「音楽的な」音質と、「トゥルー・ネイティブ」のアーキテクチュアによって選定したチップです。これをiFiのカスタム設計回路と組み合わせることによって、「hip-dac」は、ビットパーフェクトPCM、ネイティブDSD、MQA(Tidalの「Masters」プランで使用されるハイレゾ・ストリーミングCODEC)を含むあらゆるデジタル・フォーマットから優れたサウンドを引き出すことができるのです。

バーブラウンですって奥様!バーブラウン!バーブラウンは私ケイティが愛してやまないLotoo「PAW GOLD」などにも採用されているDACメーカーです。iFi-Audio製品のほとんどがこのバーブラウン製DACを使用していますがこのサイズでも抜かりないようです。

 

そして機能面で個人的に特に気になったものがこちら

PowerMatchⓇ

PowerMatchを使用すると、ヘッドフォンのインピーダンスと感度を最適に合わせることができ、最高に効率の良いパフォーマンスを生み出します。

これは感度が高いイヤホンを接続する場合はオフにするよう推奨されていますが反対に大きな出力が必要なヘッドホンを接続する場合に、それぞれに最適なパワーを出力できるということのようです。一体どういう変化をもたらしてくれるのでしょうか、早く試したくて仕方がないです。

 

 


 

そんな魅力たっぷりなhip-dac。まだまだお話したいこともありますが現物の試聴機が手元になく、詳細なレビューができないのが惜しまれます。届き次第また続報をお伝えしたいと思います。

 

以上、e☆イヤホンのケイティがお送りしました。

 

ではまた。