声優・アーティストの早見沙織さんにご自身のハイレゾ音源を堪能していただきました。
皆さんこんにちは。
イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。
突然ですが、株式会社アユート(『Astell&Kern』などの国内代理店)の営業・Sさんが音楽を聴いているようです。
〜♪
……あの。何してるんですか?
ああ、だいせんせい。
ちょうど今、早見沙織さん初のハイレゾ配信楽曲『Statice』を聴いていたんです。
いや、そうじゃなくて。
ここ、ウチの社内なんですけど。
この『Statice』、うちが取り扱っているAstell&Kernの『SA700』や『AK T9iE』で合わせて聴くと、めちゃくちゃ相性が良いんです!
曲を聴く前に僕の話を聞いてよ。
この感動……もっと多くの人に伝えたいッ! アー!!
そう叫んだ後、Sさんは走り去ってしまったため、社内には僕と虚空のみが残りました。Sさん、一体どうしてしまったんだ……?
後日
あれから数日後、Sさんから『御社の取材スペースを空けておいてください』との連絡が。一体何をするというのか、困惑しながら向かうと、そこには……。
え!!?!?
こんにちは!
早見沙織 Saori Hayami
声優 / アーティスト
卓越した演技力、美しい声質で多くのアニメ作品に出演するとともに、数々のアニメキャラクターソングで披露してきたその歌唱力が高い評価を得てきた声優・早見沙織。
2015年8月にシングル「やさしい希望」でアーティストデビュー。2016年5月25日にはファーストアルバム「Live Love Laugh」を発売、オリコンウィークリーランキング6位を記録。アルバムリリース後には、東京2か所、大阪1か所での初のワンマンライブツアーを敢行。このライブの映像を収録したMINIアルバム「live for LIVE」を同年12月21日に発売。2017年、2018年には、自身が主役=花村紅緒をつとめた劇場版「はいからさんが通る 前編~紅緒、花の17歳~」、劇場版「はいからさんが通る 後編~花の東京大ロマン~」で作詞・作曲 竹内まりやによる主題歌「夢の果てまで」「新しい朝」をリリース。
さらに、2018年3月28日には「カードキャプターさくら クリアカード編」のエンディングテーマ「Jewelry」を担当。2019年12月19日にはおよそ2年半ぶりとなるオリジナルフルアルバム「JUNCTION」をリリースし、東京、大阪、広島、北海道での全国ツアーを開催した。
そして、アーティスト活動5周年に向け、2019年10月には自身で歌唱したキャラクターソングのセルフカバーも含む企画ライブ”CHARACTERS”を開催。同年12月18日には配信シングル「Statice」(ゲーム「無双OROCHI3 Ultimate」主題歌)をリリース。アーティストデビュー5周年を迎える2020年には5周年を記念したニューリリース、ライブツアーなどが控える。
なんと、「『Statice』の良さを伝えたい」というSさんが連れてきたのは早見沙織さんご本人でした。
今回は早見さんに『SA700』と『AK T9iE』の組み合わせで『Statice』をご試聴いただき、その感想を伺います。
例によって急展開な導入で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
早見さんの普段の音楽視聴環境
早見さんは、お仕事以外のプライベートな時間など、普段から音楽をよく聴くほうですか?
よく聴くほうだと思います! 一番多いのはやはり移動中ですが、朝起きた時や自宅に帰ってからも音楽をかけています。
割合としては、イヤホンで聴かれることが多いですか?
家にいる時はスピーカーで流したりもしますけど、移動中はイヤホンが多いですね。
なるほど。移動中によく使っている『愛機』のようなイヤホンはありますか?
何年か前にイヤモニを作っていただいて、それをずっと使っていました。
つい先日、Bluetoothの首にかける(ネックバンドタイプ)イヤホンを買ったので、現在はそれも使っています!
なんと、イヤモニからBluetoothイヤホンまで! しっかりとトレンドを押さえていらっしゃいますね……!
早見さんもご購入されている通り、近年では有線の高級なイヤホンからワイヤレスまで、イヤホンひとつ取っても非常に幅広い音楽の聴き方が生まれています。今回はそんな中でもガッツリとマニアックな組み合わせで聴いていただきますよ!
ちなみに今回は早見さんの楽曲のハイレゾ配信を記念したインタビューなのですが、普段からハイレゾ音源を意識して聴くことって、なかなか無いのでは?
そうなんですよ! 自分の曲をハイレゾで配信していただくにあたって、初めてちゃんと知る機会ができました。
それまでもハイレゾ音源を聴いたことはあったかもしれませんが、普段からよく聴いているとか、そういうレベルではありませんでしたから。
ハイレゾ音源って、最近はよく耳にするけれど、ちゃんと聴く機会ってなかなか少ないんですよね。今日はそんな世界の一端をご体感いただければと思います!
楽しみです!
新譜『Statice』について
そんなハイレゾ配信の第1弾となる『Statice』について、簡単なご紹介をいただいてもよろしいでしょうか。
この楽曲は、ゲーム『無双OROCHI3 Ultimate』の主題歌です。
皆さんご存知の無双シリーズの最新作で、今作はかなり壮大なストーリーになっています。そんな壮大な世界観に寄り添うようなイメージの書き下ろし楽曲です。
オケがぐっと広がっていく感じとかも、すごく聴き応えがあるんですよ!
僕も少しだけ聴かせていただきましたが、濃密なオーケストラや激しいギターがドラマチックに絡み合う、”鳴らし甲斐”がありそうな1曲です。ハイレゾ音源の実力やいかに……!?
使用機種のご紹介
というわけで、今回試聴していただく組み合わせはこちらです。
うわあ、なんだか凄そう……! 特に、このケーブル! なんかもう、遺伝子の組み方ですよ!?
こういう編み込みのケーブルは、なかなかお目にかかることは無いですよね(笑)。
幼稚園生のときにやった編み込みを思い出しますね……!
恐ろしいことに、この編み込み方であったり、ケーブルの素材がどうとか、それを何本ずつにするか……というところで、全部音が変わると言われています。
す、すごい……! 見た目的にも高級感がありますね。
もちろん、仕上がりや使い勝手にも影響してくる部分なので、編み方ひとつ取っても総合的な完成度に影響してきます。
そして音楽プレイヤーも簡単にご紹介させていただくと、こちらはAstell&Kernというメーカーの『SA700』という機種で、同ブランドの7周年記念モデルなんです。筐体にステンレススティールが使われていたり、デザイン的にも工夫が施されています。
お洒落! スタイリッシュなデザインですね。この横のところが光っていて可愛い。
実はココ、ボリューム調整のツマミになってるんです。ツマミのプロテクターとデザインが一体になってるんですよ。
ちょっとマニアックなんですが、このブランドの一番最初のプレイヤーのツマミに付いていた赤いリングを、LEDで再現しているんです。エモ要素ですね。
「映画で初代のプリ●ュアが出てきた」みたいな(笑)。胸熱展開ですね!
まさに、そうです(笑)。ですから、初めて見ていただいた方にも綺麗だと感じていただけますし、ずっと使っていた人もニヤリとできるデザインなんです。
いざ『SA700』×『AK T9iE』で試聴!
今回はそんなプレイヤーに、新譜の『Statice』のハイレゾ音源を入れております。ぜひ聴いてみてください!
ありがとうございます! それでは、さっそく……。
おお、弦がきれい! ここは……? ひゃー! 良いなぁ……。はっ! おおー!
めちゃくちゃ良いリアクションですね。
曲を録ったときに乗せようとしていたニュアンスが残ってくれているのが、すごく嬉しいです!
たとえば、この、「……っっっしゃーん!」っていう音があるじゃないですか。
リバースシンバル的な音ですかね。こう、徐々に音が入ってくるやつ(笑)。
そう、それです!(笑) そのニュアンスが柔らかくなりますね。イヤホンが良いからなのかなあ?
ハイレゾ音源というデータ自体が情報量に優れていますし、それをしっかり表現できるプレイヤー&イヤホンというのも重要です。どちらの恩恵も大きいと思いますよ。
アコースティックギターの『弾いている感』も凄いですね。ギターの音を立たせる感じで作っているんですが、耳元で弾いてくれている感じがする。凄く嬉しい表現になってますね。
あと、この曲のレコーディングでテイクを重ねていた時に、「ここのブレスの音を消さずに生かしてほしい」みたいな細かい部分をエンジニアさんと一緒に作っていたところもあるので、そういったひとつひとつが繊細に残ってくれているのが嬉しいポイントですね。
それは良い聴き所ですね!
ハイレゾ音源って、情報量が増えたことによる色んなメリットがあるんです。たとえば、音量の刻みが(通常の音源より)細かくなっていて、小さな音の表現力みたいなものが上がっています。
ですから、音の立ち方や余韻の抜け方……先程もおっしゃっていた「っっっしゃーん!」っていう部分とか、そういうところの感触が全然違って聴こえると思いますよ!
なるほどー! なんだか、デコボコ道となめらか道くらい違う気がします。リバーブの残り感もまろやかに聴こえますね。綺麗だなあ……。
こだわっていたというブレスの音なども、バックと調和しつつ、混ざらずにしっかりと聴こえたり。そういったところをお楽しみいただけたかと思います。
こうして聴いてみて改めて実感しましたけど、『Statice』は良い音で聴いていただけたら嬉しい曲ですね。
やっぱり、本当に生で聴いているような感じが凄いです。楽器の持っている良さみたいなもの、生演奏の良さみたいなものを、移動中や、自分が好きなときに体験できるというのが嬉しいですね。
たとえば横断歩道を待ってる間に、隣でバイオリンを弾いてもらったり、ピアノを弾いてもらうことはできないじゃないですか(笑)。でも、こういう環境が揃っていたら、いつでもどこでも良質な音を聴けるわけですから。凄いことですよねえ。
最近はもちろん、ワイヤレスのような『利便性』という部分での進化も大きいです。その一方で『良い音を持ち歩く』というテクノロジーも進化し続けているということを、今回は感じていただけたのではないでしょうか。
感じました……! 素敵な体験をありがとうございます。
終わりに
今回の配信シングル『Statice』も素晴らしい1枚でしたが、ミニアルバムの発売も決定しているそうですね。
3月に発売を予定しています!
ギターの生っぽい感じを存分に生かした曲もありますし、空間音楽っぽい広がりのある曲や、グルーヴ感があってリズムが効いている曲など、色んなジャンルが詰め込まれた1枚になっています。ぜひ良い音で聴いていただきたいアルバムです!
良い音ならさらに楽しめる1枚、発売が楽しみですね!
それでは最後に、読者の皆様へメッセージをお願いします。
今回の『Statice』は、私にとっても、これを読んでくださっている皆様にとっても、ハイレゾの世界への良い入り口になる1曲だと思っています。
良い音で聴くのにピッタリの広がりのある曲ですので、「興味はあるけれど、最初に何を買えば良いのかわからない」という方は、私と一緒に、初めてのハイレゾデビューをしていただきたいです。
このインタビューを読んだことがもう、あなたにとってのきっかけです(笑)。ぜひ足を踏み入れてみてください!
ありがとうございました!
早見沙織さん、ありがとうございました。
今回試聴に使用したAstell&Kernの『SA700』と『AK T9iE』は、そのままお持ち帰りいただきました。ぜひご活用ください!
試聴に使用した配信シングル『Statice』は2019年12月18日から好評配信中。
ミニアルバム『シスターシティーズ』は、2020年3月25日発売予定です。
リリース情報
Statice
2019.12.18 Release
リリース詳細:https://whv-amusic.com/hayamisaori/discography/single/index00150000.html
シスターシティーズ
2020.3.25 Release
¥2,500(税込)
リリース詳細:https://whv-amusic.com/hayamisaori/discography/album/index00160000.html
5周年記念ライブツアー(仮)
【開催日程・会場】
■5月29日(金) 東京:Zepp DiverCity(TOKYO)
■6月14日(日) 大阪:Zepp Osaka Bayside
■6月21日(日) 福岡:Zepp Fukuoka
■6月28日(日) 石川:金沢EIGHT HALL
■7月12日(日) 北海道:Zepp Sapporo
■7月19日(日) 愛知:Zepp Nagoya
■7月25日(土) 広島:広島クラブクアトロ
※チケット販売スケジュールなどは後日発表となります。
読者プレゼント
そしてなんと、今回のインタビューを記念して読者プレゼントをいただきました!
早見沙織さんサイン入り『SA700(Stainless Steel)』を、抽選で1名様にプレゼント!
応募方法は以下の通りとなっております。
応募方法
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早見沙織さんサイン入り『SA700』が抽選で1名様に当たる! RTプレゼント企画の詳細は記事にて!
【PR】早見沙織さんのハイレゾ配信を記念してAstell&Kern『SA700』で楽曲を聴いていただいた – https://t.co/fa3Fwwnl6B
締切:2020/1/27#早見沙織 #AstellnKern pic.twitter.com/bgX16gwHD1
— イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン (@e_earphone) January 21, 2020
抽選で当選された1名様に、TwitterのDMにて当選通知をお送りいたします。
※景品お受取後の交換、返却などは受け付けできません。
※キャンペーン景品の発送先は日本国内、ご応募は日本在住の方に限らせていただきます。
※第三者へ景品を転売または選権利の換金、他人への譲渡する行為は、理由・目的を問わず一切禁止いたします。
募集締切:2020年1月27日(月) 23:59
沢山のご応募、お待ちしております!
お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。
【協力】
株式会社アイムエンタープライズ
株式会社アユート
ワーナーブラザースジャパン合同会社
※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。