独自ドライバー搭載のラディウスのワイヤレスイヤホンが、有線モデルとなって新登場!
皆さんこんにちは。
イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。
今回ご紹介するのは、あのラディウスから発売となる有線イヤホン!
最近はワイヤレス製品で好評を博していた同社だけに、有線モデルのファンとしては待望の発表ですね。
HP-NX20
2019年11月8日発売予定
HP-NX30
2019年11月8日発売予定
こ……これはー!!
面の境目を感じさせない、特有の流れるような筐体デザイン。紛うことなきラディウスのイヤホンです。
しかしこのデザイン、どこかで見覚えがあるような……?
そう、実はこれ、以前発売されたワイヤレスイヤホン『HP-NX20BT』『HP-NX30BT』の有線モデルなんです。
人気の有線イヤホンがワイヤレスになることは数多くあれど、ワイヤレスイヤホンが有線化するというのは非常に珍しいケースですよね。
ベースモデルである『HP-NX20BT』『HP-NX30BT』は比較的安価なワイヤレスイヤホンでありながら、なんと完全新規開発のダイナミックドライバーが搭載されていたのです。
非常に音も良く、「有線でDAP(音楽プレイヤー)に接続したら一体どんな音が鳴るんだ……?」という疑念がムラムラと湧いていました。
#radius ブース(2F)にて、ワイヤレスの遅延検証用に僕の遅延検証早口動画が使われていた……嬉し恥ずかし……!
そして、僕の個人的な要望により作られた有線版『NX20』『NX30』も展示されてました。発売につながるといいな……!#ポタフェス pic.twitter.com/hWN3tIyJuo— だいせんせい(e☆イヤホンPR) (@eear_daisensei) July 14, 2019
そこで僕が「有線モデルも聴いてみたいです!」とゴネたお願いした結果、なんとサンプルを作っていただき、ポタフェスなどのイベントに展示していただけました!
お客様の評判も上々で、今回の製品化につながったとのこと。言ってみるもんですね……。
独自技術「FLW構造ドライバー」搭載
上述の通り、独自技術「FLW(Floating Lead Wire)構造ドライバー」が搭載されています。
ボイスコイルのリード線を振動板に接着せず、ドライバーユニット中心の空洞から引き出し背面のPCBに接続します。
その結果、振動板に余分な負荷を与えることなくドライバーを駆動することができます。
一般的な構造と異なり、振動板に偏った負荷がかからないためローリングの発生が低減。
特に振幅の大きな低音域のTHDを大幅に改善することで音全体の濁りの解消につながります。
雑味がなくトランジェント(過渡)特性に優れ、はっきりとした音像と定位を実現しました。
ボイスコイル(リード線)にはSPCCAW(SP-銅クラッドアルミ線)を採用。
通常の銅線に比べ軽量な為、振動板の高いレスポンスを実現。
高音域の優れた伸びと、歯切れのよい低音域再生を可能としました。
従来の一般的なドライバー設計と異なるアプローチにより、歪みの無いクリアな音質を実現したとのこと。
「振動板の素材を変えた」とかだけでなく、そもそもの構造まで一から作ったというのがすごいですね……。
ちなみにNX20には9.8mm径の、NX30には11mm径のドライバーが搭載されています。
改めまして、こちらの『HP-NX20』『HP-NX30』は2019年11月8日発売予定です。
e☆イヤホン各店にて試聴機の展開も予定しております。
ラディウスのこの価格帯の有線モデルはちょっと久々ですが、従来機種のファンも、初めてラディウス製品を知ったという方も、お手に取りやすいグレードになっていると思います。
ご来店の際にはぜひチェックしてみてくださいね。
また、ベースモデルである『NX20BT』『NX30BT』は、YouTubeにてレビュー動画も公開しております。こちらもあわせてご覧くださいませ!
お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。