こんにちは!
秋葉原店のきーちゃん@eear_kiichan です。
あっという間に2020年、今年はオリンピックイヤーですね!
運動音痴の私ですが、沢山応援したいと思います!!
因みに今日は2020年02月02日!半分に折ると0と2が重なる日ですね!(笑)。
本日最初の1枚はこちら!
昨年12月に上原ひろみさんのライブに行ってきました!
いや、もう最高でした!
是非皆さんにも上原さんの生ピアノの音を聴いていただきたいです!
さて、本題はこちらです↓
本日ご紹介するのは・・・
A&ultima SP2000 Stainless Steel
■メーカー様製品情報はコチラ
■付属品
・プレミアムレザーケースx1
・USB Type-C ケーブルx1
・画面用保護シートx2
・microSDカードスロットカバーx2
・クイックスタートガイド
・保証書(本体1年/付属品90日)
SP2000のラインナップは3種類!
皆さんのお好みの素材、カラーはありますか?
ちなみに、Onyx Blackは日本国内で限定60台販売の超プレミアモデルです!
(筐体素材はStainless Steelと同一です。)
今回は SP2000Stainless Steel を撮影しながら、SP2000の魅力に迫っていきたいと思います!
新品で約44万円(※執筆時)のプレイヤーSP2000とは、一体何者なのでしょうか・・・
それでは開封します!
登場したのはいつものAKシリーズと変わらぬブラックの外箱です。
その大きさにはとても存在感を感じます。
本体は木箱に入っています。箱だけでも結構な重量感です。
なんだか温かみを感じますね。
付属の充電用ケーブルはUSB Type-C です。
SP2000 Stainless Steel 付属ケース
付属ケースは本体によってカラーが異なり、「Stainless Steel」モデルにはConeria Walpier製レザー使用のGreenカラー、「Copper」モデルにはTarnsjo製レザー使用Brownカラーのケースが付属します。
SP2000 Stainless Steel付属のケースの実物を見ると、メーカー様HPの写真よりもかなり深いグリーンの印象を受けました。
イタリアンレザー素材の高級感があり、使えば使うほど手に馴染みそうな感触ですね!
尚、SDカードスロット部分は切り抜かれていません。写真では見えませんが、下部のUSBケーブル接続部と右上部のボリュームダイヤル部分が切り抜かれたケースとなっています。
プレイヤーの出し入れにはそれなりの力を要したので、頻繁にSDカードを出し入れしたいという方がこのケースを使用するかは悩ましいところです。
それでは!私が思う、SP2000 の魅力はこちらの3点!
①これぞサウンドの極み!
②約1TBものデータ量を持ち歩くことが可能!
③洗練されたデザイン!
外観
約76.3mm × 約132mm × 約15.7mm
SP2000のデザインは、プレーヤー周辺に分散する光をモチーフにしているそうです。
素敵なコンセプトですね!
先ずは自分のiPhoneと並べたところをじゃじゃんっとお見せします!
iPhone 7との比較
厚さはiPhone7の約2倍です。
ディスプレイサイズはSP2000の方が一回り程大きく見えます。
iPhone7よりわずかに背が低く、横に大きな筐体です。
重量
Stainless Steel : 約410.8g / Copper : 約432.4g
ポータブルプレイヤーとして毎日持ち歩くことを前提に考えると・・・ずばり重いです!
が、やっぱりこの材質ならではの音で大好きな曲を聴く為なら妥協できる、そんな1台ではないでしょうか。
ただ。重さもそうですが大きさもそれなりにあるので、ポケットに入れて持ち歩くことは難しいかもしれません。
持ち運びには工夫をしたい1台です。
正面
■ディスプレイ ディスプレイ :5.0型TFTカラーLCD(静電容量式タッチスクリーン)
■解像度 :HD ( 720×1280 ドット)
写真は楽曲再生画面です。
アルバムアートワークも綺麗に表示され、音楽を聴くテンションが上がりますね!
曲送りをするには、矢印をタッチする他、アルバムアートワーク部分を左右にスワイプすることで切り替えも可能です。
見にくいのですが、ベゼルの下部の真ん中にある点は、ホームボタンです。タッチすると再生中楽曲の画面に戻ります。
画面左下に表示されている円の中の<をタッチすると、直前の画面に戻ります。
プルダウンメニュー画面
ディスプレイ上部から下に向かってスワイプすると、各メニューの設定アイコンが表れます。
■Wi-Fi 規格 :802.11 a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)
■Bluetooth
バージョン: 4.1
プロファイル: A2DP, AVRCP
対応コーデック: SBC, aptX HD
背面
A&ultimaのロゴが、マルチファンクションホイールの高さの辺りに印字されています。
ステンレスの煌びやかな筐体は、SP1000にあったネジ穴が排除され、よりデザイン性に増した感じがします。
右側面
■マルチファンクションホイール(電源ON/OFF、ボリューム操作兼用)
”SP2000のお気に入りの箇所はどこですか?”と聞かれたら、私はここですね!
マルチファンクションホイールに向かって上下からカッティングされているデザイン、とっても好きです!
電源操作の他、ボリュームを調節するにはこのダイヤルを回します。
■ボリューム(0~150)
このボリューム調整のディスプレイもお洒落で、視覚的に捉えられるようなデザインになっています。
マルチファンクションホイールは、様々な角度からの光を反射するカットが王冠をイメージしているそうです。
指馴染みも良く、操作もしやすい、まさに考え抜かれた設計デザインです!
1回押すとディスプレイが消えるので、タッチによる誤動作を防ぐことが出来ます。
歴代のAKシリーズに慣れていると、どうしても上部にボタンがあるのを探してしまいますが、電源とボリュームが兼用で操作出来るのは慣れるととても便利だと思います。
左側面
上から
■曲戻し(巻き戻し)
■再生/一時停止
■曲送り(早送り)
このように物理ボタンによる操作も勿論可能です。
バッグの中やディスプレイでの操作が出来ない際、とても便利です。
3つとも同じ形・大きさのボタンなので、位置で覚えてしまいましょう。
上部
左から、
■3.5mmアンバランス端子/光デジタル出力
■2.5mmバランス端子出力(4極)
下部
左から、
■USB Type-C端子 (充電・データ転送・USB-DAC)
USB Type-Cのサポートにより、最大10Gbps(理論値)のファイル転送速度が可能で、さらに高速充電にも対応。
■microSDスロット×1スロット(512GBまでサポート)
内蔵メモリはなんと、AKシリーズ最大512GB!
ということは、512GB+512GB=約1TB ものデータ量を持ち歩くことが出来るのです!誰もが満足すること間違いなしのスペックですね。
聴いてみた!
お待たせしました!ここからが一番重要ですね!
試聴楽曲はLittle Glee Monster と上原ひろみさんです。
冒頭にも書かせていただきましたが、上原ひろみさんは10年振りのピアノソロアルバムをリリースされ、昨年ライブツアーに参戦してきました!上原さんの演奏している時のパワフルな姿と、MC時のふわっとゆるっとした感じのギャップも私は大好きです。
そしてピアノ1台でここまでできるんだという、今回のアルバムのテーマ”色彩”を、皆さんにも是非聴いていただきたいです。
リトグリちゃんは来月5th アルバムをリリースします!
今回試聴に使用したECHOは、去年NHKのラグビーのテーマソングにもなっていたので、耳にした方も多いのではないでしょうか。
2020年も多くのタイアップ曲が聴けるのではないかととっても楽しみです!
気付いたら余談が多くなってしまいごめんなさい、早速レビューをお届けします!
聴いてみた! ~アンバランスイヤホン編~
試聴イヤホンは
一聴してまず感じたのは、気持ちの良い空間表現です!
そして、高音が特に煌びやかでStainless Steel筐体の特徴が前面に出ている感じがします。
ピアノの音に関しては、柔らかさや少し尖った感じの音質などとてもリアルで、実際に演奏している場所の空間に頭の中が包まれたようなサウンドを感じられました。
下から上までの鳴りや余韻までしっかりと楽しめる、そんなプレイヤーです。どの帯域も、心地の良い丸みを帯びている印象を受けました。
リトグリちゃんの曲はバランスのとれたサウンドで、音の広がり方もとてもナチュラルでした。女性ボーカルとの相性はばっちりだと思います。
ビート感のある曲はパンチのある低音がもう少しだけ欲しいかなと思った曲もありましたが、音源やイヤホンとの相性もありますので、是非自分のお気に入りイヤホンでお気に入りの楽曲を聴いてみてくださいね!
イヤホンのお気に入りを見つけてそれに合うプレイヤーを探すのもあり、プレイヤーを先に決めてそれに合うイヤホンを探すのも楽しいですね!
聴いてみた! ~バランスイヤホン編~
試聴イヤホンは・・・
・・・感動!!!
ダイナミック型だからこそ、と言えるような全体が凄くまとまったサウンド感です。
変わりますね!というか違います!是非この感動は店頭で感じていただきたいです!
ピアノの音は躍動感が増し、まるで目の前で聴いているかのような再現力があります。
アンバランスで聴いた時よりも、音に対する余裕があるように感じました。
リトグリちゃんのボーカルは分離感が増し、5人それぞれの役割がよりはっきりと感じられます。まさに臨場感の表れです!!
■対応ファイル形式:WAV, FLAC, MP3, WMA, OGG, APE, AAC, ALAC, AIFF, DFF, DSF
■本体収録可能数:約3,120曲 (FLAC/192KHz/24bit)、約19,760曲 (FLAC/44.1KHz/16bit)
■連続再生:約8時間(FLAC/44.1kHz/16bit)
■サンプリングレート
PCM:8kHz~768kHz
DSD ネイティブ:DSD64(1bit 2.8MHz)ステレオ/DSD128(1bit 5.6MHz)ステレオ /DSD256(1bit 11.2MHz)ステレオ/ DSD512(1bit 22.4MHz)ステレオ
■量子化ビット数 :8bit, 16bit, 24bit, 32bit(Float/Integer)
■ビットレート: FLAC:0~8, APE:Fast~High, MP3/WMA:最大320Kbps, OGG:Up to Q10, AAC:最大320Kbps
覚えていてくださった方がいらっしゃったらとても嬉しいですが、以前当連載にてSP1000SSをご紹介させていただきました!↓
【連載 オーディオプレイヤーマスターへの道】第52回 IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel の巻
せっかくなのでここで2台を並べて観察してみようと思います!
SP1000SS(左)との比較
どちらもこの大きくて見やすいディスプレイが、操作しやすい重要なポイントだと私は思います。
殆ど大きさに違いはありませんが、厳密にはSP2000の方が約0.5mm背が高く、SP1000の方が約0.5mm厚さがあります。
背面は全く別物ですね。SP1000のタイルのようなお洒落なデザインを引き継がなかったことには何か秘密があるのでしょうか。
又、前述した通り、SP1000にあったネジ穴は排除されました。
microSDカードスロットに関して、SP1000ではSIMピンが必要で上部に配置されていましたが、SP2000では下部に配置されました。
SP1000にあった写真で言うと金色の丸が5つ並んでいる拡張ユニット用バランス出力端子が、SP2000にはありません。
SP1000とSP2000の音質比較
あくまで個人的な意見になりますが、SP1000の方が若さがあるというか(笑)、鋭さを一番に感じるのに対し、SP2000の方が趣の感じられる音作りになっているかなと思います。どちらも素晴らしい音質です!
「AK4497EQ」を2基搭載しているSP1000に対しSP2000は「AK4499EQ」を 2 基搭載しているなど、仕様上でも違いがあります。
店頭にお越しの際は聴き比べも楽しんでみてくださいね!
大事なのでもう一度書かせていただきます!
私が思う、SP2000の魅力はこちらの3点!
①これぞサウンドの極み!
②最大約1TBものデータ量を持ち歩くことが可能!
③洗練されたデザイン!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
第65回 Astell&Kern A&ultima SP2000 の巻はいかがでしたか?
この価格帯にはなかなか手が届かないかと思いますが・・・ご試聴は無料です!
是非自分にぴったりのプレイヤーを探しに店頭に遊びに来てくださいね!
以上、秋葉原店のきーちゃんがお送りしました。
次回もお楽しみに!Twitterもよろしくお願いします。→@eear_kiichan
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