こんにちは!秋葉原店のきーちゃんです。
7月に突入しましたね、夏はもうすぐそこ!皆様いかがお過ごしですか?
本日最初の1枚はこちら!
今が見頃を迎えています、紫陽花。ハートの形を見つけました!
とっても可愛かったです。
さて、本題はこちらです↓
【バックナンバーはこちらから】
■第1回 Apple iPod classic の巻 (旧ブログ)
■第2回 SONY ウォークマンFシリーズ の巻 (旧ブログ)
■第3回 FiiO X3 の巻 (旧ブログ)
■第4回 FiiO X5 の巻 (旧ブログ)
■第5回 iBasso Audio DX90j の巻 (旧ブログ)
■第6回 AK100&AK100MKIIの巻 (旧ブログ)
■第7回 AK100IIの巻 (旧ブログ)
■第8回 AK120&AK100II を大比較!の巻
■第9回 FiiO X1の巻【発売記念】
■第10回 AK120IIの巻
■第11回 Lotto PAW Goldの巻
■第12回 SONY NW-Aシリーズの巻
■第13回 SONY NW-ZX1の巻
■第14回 SONY NW-ZX2の巻
■第15回 AK240&AK240SSの巻
■第16回 AK240&NW-ZX2&PAW Gold の巻
■第17回 Digital&Analog Calyx M の巻
■第18回 Acoustic Research AR-M2の巻 【発売記念】
■第20回 FiiO X3 2nd generationの巻 【発売記念】
■第23回 COWON PLENUE 1&PLENUE M の巻
■第24回 FiiO X5 2nd generation の巻【発売記念】
■第29回イーイヤの日特別編:カテゴリー別で選ぶ!オススメプレイヤー の巻?
■第37回 Acoustic Research AR-M20 の巻【発売記念】
■第38回 IRIVER Astell&Kern AK70 の巻【発売記念】
■第41回 IRIVER Astell&Kern AK70 & Mojo &DIGNIS avec Red for AK70 and mojo の巻【番外編】
■第48回 IRIVER Astell&Kern AK380SS の巻
■第49回 Pioneer private XDP-30R の巻
■第51回 IRIVER Astell&Kern KANN の巻
本日ご紹介するのは・・・遂に明日7/7(金)発売となりました、この1台!
IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel
■メーカー製品情報はコチラ
「Astell&Kern (アステルアンドケルン)」ブランドのハイレゾDAPの新モデル「A&ultima(エー・アンド・ウルティマ) SP1000」。
ボディ外装素材にステンレススチールを採用した今回ご紹介するStainless Steelモデルと、純銅を採用したCopperモデルの2モデルが発表されています。
(※Copperモデルの発売日は未定です。)
私が思う、IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel の魅力はこちらの3点!
①現在Astell&Kernの持つ技術が全て投入されている1台!
②Octa Core CPU搭載し、サクサク動く操作性!
③高速充電に対応。約2時間の充電で、最大約12時間の連続再生が可能!
■付属品
・USB Type-C ケーブルx1
・画面用保護シートx2
・トレイピン
・クイックスタートガイド
・保証書(本体1年/付属品90日)
・付属ケース
※microSDカードは付属していません。
ここで付属ケースをご紹介!
“1873年の創業以来スウェーデン・タルンショの工場で140年以上プレミアムレザーの生産を続けている、
「タルンショ ファルヴェーリ」製のベジタブルタンニングを施した天然皮革を使用“しているそうです。ケース単体①
操作に関わる部分には被さらないので操作に支障は無さそうです。ケース単体②
ケース装着②
いかがですか?高級感あるレザー仕様、使い込めば使い込むほど味が出そうですね。
さて、毎回恒例となりました、iPhone 6sとの比較です。iPhone 6s(右)との比較①
若干iPhone 6sの方が縦の長さがありますが、ほとんど変わりません。
厚さに関しては、iPhone 6sと比べると2倍以上はありますね。
角ばった筐体が特徴的です。
こうしてみると、随分とAK380が小さく見えるのは気のせいでしょうか。。
筐体の形に注目するとSP1000の切り口はスクエア型になっています。
そしてSP1000のディスプレイの大きさに目を惹かれますね。
以下何点か比較してみます。
■発売当初の価格→ほぼ一緒でした!
SP1000(2017年7月随筆時):約¥450,000-
AK380(2015年7月発売当時):約¥450,000-
■ディスプレイサイズ
SP1000:5インチ (720 x 1,280) タッチスクリーン
AK380:4インチ (480 x 800) タッチスクリーン
■DAC
SP1000:AK4497EQ x2 (Dual DAC)
AK380:AK4490 x2 (Dual DAC)
■出力
SP1000:アンバランス 2.2Vrms バランス 3.9Vrms(無負荷時)
AK380:アンバランス 2.2Vrms バランス 2.3Vrms(無負荷時)
■S/N
SP1000:アンバランス 120dB @ 1kHz バランス 122dB @ 1kHz
AK380:アンバランス 116dB @ 1kHz バランス 117dB @ 1kHz
AK380では右サイドにあったmicroSDカードスロットが、SP1000ではサイドにありません。音質に関しては後程比較させて頂きますのでお楽しみに!
AK380に関しましては以前記事を書かせていただいています。
↓こちらもご覧いただければと思います!
【連載 オーディオプレイヤーマスターへの道】第26回 AK380の巻
それではじっくり見ていきましょう!
筐体は名称の通り、外部衝撃に強く耐久性のあるステンレススティール。
スタイリッシュな外観です。
A&ultima SP1000のデザインは、原石を多面的に美しくカットし、完全に研磨して完成した高価な宝石からインスピレーションを得ているそうです。
重量:Stainless Steel : 約386.6g ( Copper : 約387.9g)
ずっしりとした感触は見た目通り!といった感じです。
ポータブル仕様のプレイヤーですが、その存在感には誰もが圧倒させられるのではないでしょうか。
ポケットに入れて持ち歩くのは難しいサイズかと個人的には思いますので、持ち運びには色々と工夫してみるのが良いかと思います。
参考までに、AK380は約230gです。と考えると、約160gの差があります。
個人的には、AK70のサイズ感がポータブルという観点からするとしっくりくる大きさです。
写真は再生画面になります。
ディスプレイが大きく、とても見やすく操作もしやすいです。
ディスプレイの背景にもアルバムアートワークが表示されています。
アルバムアートワーク下、真ん中の”…”をタッチすると曲情報が表示されます。
ディスプレイを左からスワイプすると楽曲選択画面が表示されます。
今までは全項目見るのにスクロールが必要でしたが、
この画面に関してはその必要はありません。
ディスプレイが大きい分、確認できる項目の量が増えたのは非常に便利です。
設定項目画面
ディスプレイを上からスワイプすると表示されます。
■Wi-Fi
規格 IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
■Bluetooth
バージョン 4.1
対応コーデック SBC, aptX™ HD
■EQ
PRO EQ(固定)
ユーザーEQ(20Band:30Hz~18KHz/Gain:±5.0/Q値:0.1~4.0)
ディスプレイが大きくなった分、見やすさが従来のものとはかなり違いますね。
是非自分好みの音に近づけるべく、せっかくある機能なので沢山いじってみて下さい。
ディスプレイを右からスワイプすると表示されます。
ディスプレイを下からスワイプするとこのような画面が表示されます。
プレイリストへの追加等が行えます。
タイルのようなデザインはAK380SSと同じデザインでしょうか。
ケースに入れてしまうとせっかくのこのお洒落なデザインが隠れてしまうのが、
個人的に少し残念です。
ロゴは”A&ultima”と印字されています。
背面右上部に、今後アンプが発売されそうな予感をさせる穴があります。
更に重たくなりますが、更なる可能性に期待大です。お楽しみに!
操作部分はどうやら1つだけ。次の写真で詳しくご紹介します。
スタイリッシュな筐体、是非手に取って見てみて下さい。
細かな部分まで手が込められていることがわかるはずです。
ボリューム調節の役割だけかと思いきや、違います!
細かな音量調節を可能にするボリュームホイールと、パワーボタンが兼用になっており、「マルチファンクションホイール」と呼ぶそうです。
マルチファンクションホイールは、”様々な角度からの光を反射するカットが宝石”がイメージされているそうです。
0~150まで151段階ダイヤルでの調節が可能です。
ディスプレイのデザインは今まで弧が描かれていましたが、ピラミッドのようなデザインに一新されています。
スタイリッシュなボリュームデザインですね。
ボリューム操作
因みに上の写真のようにディスプレイ下部の+と-で10ずつ一気に調節できます。これは今まで無かった操作法ですね。
上から
・曲戻し/巻き戻し
・再生/一時停止
・曲戻し/巻き戻し
ディスプレイでのタッチ操作に加えて、勿論これまで通り物理ボタンもあります。
すぐにプレイヤーを取り出せない際には便利ですね。
左から
・イヤホン(アンバランス)出力/光デジタル出力(3.5mm)
・バランス出力(2.5mm/4極)
・microSDカードトレイ
今まで電源ボタンがあったはずの位置にはボタンが無くなってしまいました。
押せませんでした。。
次の写真で詳しくお伝えします。
■microSDカードトレイ×1(SDHC/XC 最大256GB /exFAT対応 )
従来のAKシリーズはサイド又は下部にmicroSDカードスロットが設置されていましたが、今回このSP1000は上部に設置されています。
更にmicroSDスロットにはトレイ式が採用されています。又、Astell&Kernの「A」ロゴシェイプを採用したイジェクトピンが付属します。
(ピンを撮影をし忘れてしまいました。実機でご確認下さい。) この仕様、AKシリーズでは初の試みですね。
個人的には、ピンが無いとSDカードが取り出せないのは少し不便に思いました。
■内臓メモリ:256GB (NANDフラッシュ) *システム領域含む
内臓メモリと拡張メモリ合わせて512GBものデータを持ち運ぶことが可能です。
左から、
・USB Type-C (充電・データ転送・USB-DAC)
・拡張ユニット用バランス出力端子
★DENON AH-C710(第1回から同じイヤホンで試聴しています。)
試聴楽曲は上原ひろみさん、リトグリちゃんです。
ピアノの音の繊細さはこれまでのAKシリーズの中では文句の付けようのない臨場感を誇っています。
セパレーションがとても豊かで、心地の良いサウンドが広がります。
これまでのAKシリーズと比べても更に音一つ一つが細部までしっかりと表現されているように感じました。
又、さらなるノイズ軽減により、透明感のある澄んだな音が特徴です。
今回2.5バランス端子での試聴はしていませんが、是非こちらも試聴してみて下さいね。
音質は勿論、その他様々な面から見てもまさに歴代のプレイヤーの中で最高峰と言える1台だと私は思います。
お値段を見てしまうと誰もが手に取れるものでは無いですが、店頭にお越しの際は是非実機に触れてその音を体感して頂きたいです。
又Copperモデルも気になるところ、購入をご検討されている方はじっくりと比較してからでも十分だと思います。
2度と手離せない一生もののプレイヤーになるかもしれませんね!
■本体収録可能数(演奏時間4分のファイルを保存した場合の理論値です。)
約1,560曲 (FLAC/192KHz/24bit)
約9,880曲 (FLAC/44.1KHz/16bit)
■連続再生
約12時間(FLAC/44.1kHz/16bit)
私なりにまとめると、
AK380:モニターライクな印象。輪郭がしっかりした音を上品に鳴らしてくれており、癖の無い自然である音が持ち味。
SP1000:一聴して音への探求心が深まる印象。音一つ一つの再現性、濃厚さ含め、AKシリーズ史上最高峰と言うにふさわしい1台。
その他注目ポイント(メーカーさんHPより抜粋)
・優れた処理能力と反応速度を実現するOcta Core CPU搭載
A&ultima SP1000は、優れた処理能力のOcta Core CPUを搭載。一切の遅延のない妥協を配したデジタルオーディオ信号処理を可能にします。
さらに起動時間の高速化、高速データ転送への対応、ストレスを全く感じることのない反応速度など、新設計のユーザーインターフェイスと共に、ポータブルオーディオプレーヤーとしてかつてない快適さも提供します。
・旭化成エレクトロニクス最新型DAC「AK4497EQ」を、デュアル構成で搭載
音質の要となるD/A変換には、ハイエンドオーディオ機器への採用で定評のある、旭化成エレクトロニクス社の新世代フラッグシップ32bit 2ch プレミアムDACの「VERITA AK4497EQ」を、L/R独立して1基ずつ搭載。
高分解能32bit処理に加え、ノイズ耐性の高い設計により、さらに繊細な音の表現を可能にしています。
そして、広大なサウンドステージと、優れたステレオセパレーションを実現する、デュアルDACの恩恵を最大化できる2.5㎜4極バランス出力端子も搭載。
徹底した音質性能を追求しています。
・PCM 384kHz/32bit、DSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生
A&ultima SP1000は、DAC部「VERITA AK4497EQ」を含む、全ての回路設計により、PCM最大 32bit/384kHz、及びDSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生が可能です。
・超低ジッター200Fsを実現、VCXO Clock(電圧制御水晶発振器)搭載
A&ultima SP1000は、ポータブルプレイヤーでありながら、高精度且つ200Fs(フェムト秒)という超低ジッターを実現する電圧制御水晶を採用しました。このフェムトクロックによりオリジナルソースに限りなく忠実で正確なサウンドを実現します。
・急速充電、高速データ転送に対応
A&ultima SP1000は、USB 3.0(Type-C)のサポートにより、最大10Gbps(理論値)のファイル転送速度が可能で、従来のAstell&Kernプレーヤーに比べて2倍の速さでデータを転送します。
さらに高速充電にも対応しており、市販の9V/1.67Aの高速充電対応のUSB-ACアダプタを併用すれば 約2時間の充電で、最大約12時間の連続再生が可能になります。
・USB-DAC機能とUSB-AUDIO出力
専用ドライバーソフトをPCにインストールすることにより、最大PCM384kHz/32bit、DSD256(11.2MHz/1bit)まで入力可能のUSB-DACとして使用することができます。
また、USB-AUDIO出力や光デジタル出力も搭載している為、対応のDACに接続すれば高品位なデータトランスポートとして使用が可能です。
・DLNA機能強化「AK Connect」
DLNA機能の強化により誕生した新機能「AK Connect」は、Wi-Fiを通じて同ネットワーク内のパソコンやNASサーバーなどとワイヤレス接続し、それぞれに格納されている音楽データのストリーミング再生や、A&ultima SP1000にダウンロードする事もできます。
また、AK Connect Appをダウンロードしたスマートフォンやタブレットで簡単に遠隔操作も可能。
据え置き型プレーヤーとしてホームオーディオ用途にも便利です。
大事なのでもう一度書かせて頂きます!↓
私が思う、IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel の魅力はこちらの3点!
①現在Astell&Kernの持つ技術が全て投入されている1台!
②Octa Core CPU搭載し、サクサク動く操作性!
③高速充電に対応。約2時間の充電で、最大約12時間の連続再生が可能!
【最後に】
最後まで読んでいただきありがとうございます!
第52回 IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel の巻 はいかがでしたか?少しでもこのSP1000の魅力が伝わったら嬉しいです。
是非店頭にご試聴しに来てくださいね。
スタッフ一同皆様のご来店をお待ちしております。
以上、秋葉原店のきーちゃんがお送りしました。
次回もお楽しみに!Twitterもよろしくお願いします。→@eear_kiichan
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