こんにちは、マツコです。大阪はポタフェス、盛り上がっておりますでしょうか?

早速ですが、eイヤホンの海外特派員として、ドイツ・ベルリンで開催中の家電フェスIFA2019にて、注目すべき新製品を2ブランドからご紹介したいと思います!!

Technics

テクニクスは、パナソニック株式会社のHi-Fi オーディオ製品のブランドネームとして、世界各国で有名です。

今回、テクニクスから初めて1Dドライバー搭載のイヤホンが新しく公開されるとのことで、早速ブースへ足を運びました。

 

テクニクスブースは白とグレーを基調とした洗練された空間で、入り口入ってすぐのところで、ソファに掛けて視聴できるスペースが設置されていました。

 

 

Technics EAH-TZ700

 

 

今回、テクニクスから初めて発売されるという「EAH-TZ700」は、10mm径のダイナミック型ユニット1基を搭載しております。独自開発されたφ10mm磁性流体フリーエッジドライバーを起用することによって、広帯域にわたって解像度高く再現することができ、低歪再生を実現するそうです。実際に持ってみた感想は、重さも感じられず、耳へのフィット感も良い印象でした。写真の通り、防犯のため、ケーブル着脱部分にはホットボンドで固定されている状態でしたが、恐らくMMCX端子なのではないかと推測します。ハウジング素材にははマグネシウムダイキャスト、イヤーピースを装着するステム素材はチタニウムを使用しています。

 

実際に視聴してみた感想ですが、高い遮音性と確かなフィット感により、ダイナミズムな重低域から高揚感のある高音域まで、幅広く再現出来ているように感じました。ただ、個人的にはダイナミックドライバーらしい躍動感はあまり感じられず、中域の主張が強い訳でもない。どちらかと言えば”独自開発”という部分に注目してみてみると、非常にシームレスで、全体域が非常に整った印象を受けました。複数のドライバー搭載やハイブリッド形式のイヤホンがお多い中、あくまでダイナミック1基で攻める姿勢に、私はかなり惚れ込みました。

 

ただ、販売価格は推定10万円を超えるということで、金額に見合った音質かといえば難しいところでした。これは、まず今まで培ってきた音楽の先入観を一度取り払い、聴いてみることをおすすめします。

 

Technics EAH-F50B(左)/EAH-F70N(右)

 

 

個人的に「これは売れる」と確信している未発売商品は、Bluetooth4.2対応のヘッドホン「EAH-F50B」「EAH-F70N」の2機種。「EAH-F70N」に関してはBluetooth機能に加え、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載されたモデルとなります。

 

左)EAH-F50B 右)EAH-F70N

 

再生可能周波数は、いずれも4〜40000Hzでハイレゾ対応となります。持ち運び可能なキャリングケースも付属し、折りたたみが可能です。

 

EAH-F70N

試聴してみた感想ですが、EAH-T700とは全く違ったスタイルでありながらも、テクニクスらしいソリッドでしっかりと芯の通った音質で、ノイズキャンセリング機能が搭載されているEAH-F70Nでも、低域が沈み込むことも、高域が霞むこともなく、まるで周りの環境を一瞬忘れてしまうほど、心地よいバランス’でした。

ノイズキャンセリングの機能はそこまで強くはありませんでしたが、程よく会社音をシャットアウトしてくれ、耳に対して負担も少なく感じました。イヤーパッドも肉厚で、ポータブルヘッドホンとしても高品質の素材をしようしていることが魅力的です。

これは絶対に売れると思います!

 

SkullCandy

 

アメリカのサブカルチャーとミュージックシーンを牛耳るSkullCandyは、ヘッドフォン・イヤフォン業界の中でシェアを伸ばしている“ワイヤレス市場”においても言及されており、100US ドル以下のオーバーイヤータイプのワイヤレスヘッドフォンの中で Skullcandy が全米の販売数量 No.1 を記録するほど人気の高いメーカーです。

 

 

CRUSHER ANC

大人気の”CRUSHERシリーズ”から、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載されたヘッドホンが発表されました。重低音にプラスしてノイズキャンセリング機能搭載ってどういうこと?!と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。地鳴りのような”震える重低音”は健在で、さらに中域〜高域にかけての精密度を上げてきたかのように感じます。

 

肝心なノイズキャンセリング機能については、ハウジング側面にスイッチがあり、ONにすることで外遮音をシャットダウンし、更に自分の世界へ没入することが出来ます。

 

 

自社で制作された映像と音楽とともに体感できるブースがあり、聴いた人たちは皆んな揃って「ヤバイ」を連呼していました。ヨーロッパ人にも、分かりやすい音質は評判がいいそうです。ただ重低音だけをブーストしたのではなく、今までオーディオブランドがやってこなかった「体感する」というダイレクトなアプローチは、日本のみならず世界で注目される理由なんだと思います。カラーバリエーションも豊富で、遊び心のあるヘッドホンです。

 

今回紹介した2ブランドに関しては、確実に日本でも注目を集める製品であることは間違い無いでしょう!!今後の展開に注目です。

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以上、マツコでした◯