こんばんは、お久しぶりのマツコです。 

 

音楽に対してはミニマリストとは程遠いので、ぜひ本当の音楽好きと共有・共感しあいたい。ワイヤレス製品の時代のなか、アナログアンプや有線ヘッドホンの良さを伝えたい。そこで、今週末9月15日(土)はeイヤホン大阪日本橋本店・2階にてアナログオンリーの試聴会を開催いたします!

 

「2018年こそアナログを選択する」

最新アナログアンプ試聴会

開催店舗 e☆イヤホン大阪日本橋本店・2F

開催日時 2018年9月15日(土) 11:00~20:00

 

オーディオ専門店で働き始めて5年以上。2018年、オーディオ製品は日々進化し続けているけれど、なんとなく流行は廻っているようにも感じます。

 

外に持ち運ぶ音楽は、いつからか「音質重視」から「機能性重視」に。5~6年前は「ポータブルの限界に挑戦したい」とばかりに、「ポタアン」と呼ばれる小型アンプを何台も積み上げ、ダイナマイトの様にでかくてずっしりとしたプレイヤー+ポタアンの組み合わせこそ、オーディオを愛するものとしてのステータスになっていました。

 

今ではデジタル音源の進化が目まぐるしく、ポータブルプレイヤーのみで、外付けのアンプが無くても、出力・音質ともに整った設備が既に組み込まれており、アナログアンプの必要性は薄れてきたように感じます。

 

2018年現在、音楽はデジタルとアナログを上手く使いこなすユーザー(レコードプレイヤーやカセットテープの普及も同様)や、「外では機能重視、自宅では音質重視」と考える方が多く見られるように感じます。室内の音響環境も同じく、ハイレゾ音源やDSD音源などHiFiなデジタル音源の普及により、据置DACを選択される方も多く感じられます。

 

私も、外では完全独立型ワイヤレスイヤホンの愛用者です。そして、室内では、スピーカーもしくは有線ヘッドホン愛用者です。レコードもカセットテープも聴きます。

 

持ち運ぶ音楽は、あくまで自分のライフスタイルに合わせ、なるべく身軽・スタイリシュに。自宅で身に纏う音楽は、上質でまるで自分だけの音響空間があるかのように。働く私達と同じ20~30代の方も勿論ですが、音楽も外側と内側で、しっかり区切りをつけていく人が多く見られます。

 

そういえば2年前、アンプが好きすぎて、RADIOHEADが好きすぎて、こんなブログも無理矢理アップしたことを思い出しました。

【中古お宝発掘隊 vol.3】マニアックな中古ポタアンとRADIOHEAD新譜「A Moon Shaped Pool」の名曲を惜しげも無く語る

 

2018年、実は密かにアナログアンプがキテる!?

従来のハイスペックで重厚感のある据置DACではなく、ナチュラル・シンプルなピュアアンプが絶対におすすめです!

それでは、早速ですが、2018年に発売されたアナログアンプ2機種をご紹介いたします。

 


デジタルとアナログを上手く両立させる待望の据置アンプ

AKG K1500

2018年こそ「アナログ」の時代へ、原点回帰。デジタルに慣れている方、アナログは何も難しくはありません。現代のポータブルプレイヤーユーザーの方でも、気軽に室内で「より良い音楽」を楽しめます。

 

そこで、私が真っ先におすすめしたい商品は「AKG K1500」。

こちらはシンプルな据置アンプで、DAC機能は搭載されておりません。入力・出力ともに「アナログのみ」にこだわった、無駄を一切省いたアンプです。ただ、私は今の時代だからこそ、理想の据置アンプだと思っています。パソコンを起動し、USBに接続する方法ではなく、常に使用しているポータブルプレイヤーのイヤホンジャックからの出力でも、十分楽しむことが可能です。

今回のプレイヤーはAstell&Kern AK100(Gold)で。

実際に、K1500と接続して聴いてみた音質は、見た目の通り音の雑味が感じられない繊細でクリアな印象です。

アナログアンプの利点として、流行り廃りなく長く愛用できるというところです。据置DACの軽いデメリットとして、3~5年で流行り・廃りがでてきてしまう事や、対応コーデックやスペックに関してもどんどん時代と共に進化してしまいます。

「気軽に良い音が楽しめる」。ここが重要で、”純A級動作採用”アンプなので、イヤホンからヘッドホンまで幅広く対応が可能です。インピーダンスの心配は無用。これ1台で、16~600Ωまで鳴らすことが出来ます。

個人的には、「AKG K550MKIII」「TAGO STUDIO T3-01」と一緒に合わせるのが好みでした。見た目もスタイリッシュで、インテリアに馴染みます。


 

4.4.mm5極バランスを装備したホームユース向けアンプ

AROMA A100

こちらはポータブルアンプとしても持ち運びが可能な”ポタアン”です。ずっしりと重みはありますが、5~6年前を彷彿とさせるフォルムに思わずテンションがおかしくなりそうでした(興奮しておりました)。

 

入力は2.5mm4極プラグ・3.5mm3極プラグに対応。また、出力も豊富で、2.5mm4極プラグ・3.5mm3極プラグに加え、4.4mm5極プラグに対応。さらに、4.4mm5極プラグの部分はシングルエンド一体端子を装備しており、これはヘッドフォン・プラグの仕様では世界初となります(現在そのような端子は見たことがございませんが)。前面は、入出力の端子。そして左上から「 シングルエンド/バランス信号入力スイッチ(上-バランス(2.5mm)、下-シングルエンド(3.5mm))」「ゲイン設定スイッチ(High/Low)」の切り替えがついています。電源はアンプの後ろ側。付属のmicroUSBにて充電します。また、microUSBの上部分には「オプション外部電源ユニットPS100(5000mAhの大容量バッテリー)」を接続するための端子が搭載されており、あらゆる場面で使用できそうです。肝心の音質ですが、アナログアンプの概念をあっという間に通り越し、アナログアンプで懸念される「無駄な色付け」が少なく、イヤホン・ヘッドホン本来の音質で楽しめるようになっております。また、オペアンプが交換可能となっておりますので、ニーズに合わせてカスタマイズすることも可能です。

 

当日は1日限り!!

2018年発売のおすすめアナログアンプ2機種ほか、過去のレアなアナログアンプも引っ張り出して、ゆったり楽しみたいと思っておりますので、ぜひ店頭へお越しください!

以上、マツコでした○