同社初となる密閉型フラッグシップヘッドホン『HD 820』がついに国内正式解禁!
だいせんせいです。
皆さんは『HD 820』というヘッドホンをご存知でしょうか?
SENNHEISERから2018年初頭に発表されたヘッドホンで、
同社としては初となる密閉型のフラッグシップモデルとして注目を集めていました。
発表以後は『ポタフェス』などの各種イベントでも展示され、大きな注目を集めてきた『HD 820』。
そんな同機種の国内発売日がついに決定しましたので、ご紹介致します。
はいドン!!
SENNHEISER HD 820
最高……。
ひと目でSENNHEISER製品だとわかる、スタイリッシュでどこか無骨なデザイン。
エルゴノミックな機能美と機械的な完成度が紡ぎ出すロマンを感じずにはいられません。
早速詳細を見ていきましょう。
同社初の密閉型フラッグシップモデル
今までSENNHEISERのフラッグシップヘッドホンといえば開放型、というのがセオリーでした。
世界で初めて開放型ヘッドホンを実現したのがSENNHEISERということもあり、同社の開放型に対するコダワリは世界トップクラス。
それだけに密閉型のフラッグシップモデルの発表は業界に激震が走りました。
そもそも現状各社から発売されているハイエンドヘッドホンは、その殆どが開放型のもの。
しかし、SENNHEISERのアクセル・グレル氏はこう語っています。
「外出先でも、職場でも、自宅でも、情熱的なオーディオファンはいつでも音楽を100%楽しみたいと願っています。ハイエンドヘッドフォンは開放型デザインが一般的ですが、このデザインにはオーディオファイルサウンドをどこでも楽しむというわけにはいかないという問題点があります。HD 820はこの問題を解消するゲームチェンジャーとして、リスナーを周囲のノイズから遮断しつつ、卓越のサウンドを届けることに成功しました。HD 820は、密閉型ヘッドフォンとしては世界で最も透明感のあるサウンドを実現しています」
開放型のようなサウンド・クオリティと、密閉型のメリットの両立。
それがついにこの『HD 820』によって実現したというわけです。
Sennheiser Ring Radiatorトランスデューサー&ガラスバンパーを搭載
そんな魔法のようなコンセプトデザインを実現した技術が同社の『Ring Radiatorトランスデューサー』、そしてガラスバンパーです。
これこそが『HD 820』の最大の特徴といっても過言ではありません。
リング状の特徴的なラジエータは『HD 800S』などにも搭載されていましたが、今回はさらにドーム状のガラスバンパーがプラスされています。
曲面のゴリラガラスで成形されたこちらのバンパーにより、密閉性を保持しつつ、まるで開放型のように抜けがある内部反響を実現したというわけですね。
シルバークラッドOFCケーブル&バランス接続用ケーブルも同梱
こだわりはヘッドホン本体だけではありません。
使用されているケーブルも、シルバークラッドOFC(銀圧着銅)を採用。
加えて、4.4mm5極のバランスケーブル、XLR-4pinのバランスケーブルをそれぞれ同梱しています。
据え置きヘッドホンアンプ用のバランス接続規格としては一般的なXLR-4pin用に加え、
Sony Walkmanなどへの採用で徐々に普及の兆しを見せる4.4mm5極用も同梱しているのは嬉しいポイント。
もちろん、SENNHEISERのヘッドホンアンプ『HDV 820』にも対応しています。
最高のヘッドホンのポテンシャルを最大に引き出すためにも、バランス接続用ケーブルが最初から用意されているのはありがたいですね。
以上、SENNHEISERの密閉型フラッグシップヘッドホン『HD 820』のご紹介でした。
こちらは8月2日(木)発売予定です!
本日より予約受付も開始しております。
また、秋葉原店と大阪日本橋本店には試聴機もご用意しておりますので、お越しの際にはぜひチェックしてみてくださいね。
至高の密閉型ヘッドホンをぜひ、その手に……! ご予約お待ちしております!
お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。