AAWの一部機種がリニューアルされて再登場します。対象となる機種はA1D,A2H,A3H,W900です。2018年06月02日(土)からオーダーと各店での試聴が解禁になります。チューニングが一新されたので、気になる方は是非チェックしてみくださいね。このブログではリニューアルされる機種の紹介をします。

 

AAWとは?

Advanced AcousticWerkes(AAW)は、2014年1月に設立されたシンガポールのメーカーです。独自開発のドライバーによるカスタムインイヤーモニター製品で多くのプロミュージシャン、オーディオエンジニア、そしてオーディオファンから顧客を獲得しています。音響エンジニアリングと人間工学の広範な経験と専門知識によって最高のカスタムIEMを提供します。

e☆イヤホンではA1DやA2Hといった、比較的安価なローエンドモデル(3~5万円程度)が大人気です。

AAWについての詳細はこちら

 

 

リニューアルについて

■リニューアルモデル
・A1D
・A2H
・A3H
・W900

※A2H,A3Hは機種名も変わりました。『Pro V2』の表記が無くなります。

 

■実施日

2018年06月02日(土)

 

■リニューアル内容
・チューニングが変わります。
・W900に約2万円相当のCopperケーブルが付属するようになります。

 

 

A1D

 

A1Dは、カスタムIEMの世界では珍しいダイナミックドライバ1基のモデルです。4年以上も同じチューニングで展開していたため、私たちは一新する時が来たと思いました。豊かで濃いサウンドが魅力でしたが、新しいA1Dはバランスのとれた低音と中域を意識し、現代的な新しいチューニングを目指しました。新しい8mmダイナミックドライバーは、より鮮やかでエネルギッシュなサウンドを提供します。

■本体価格

¥36,900-(税込)

 

■スペック
・ドライバー構成:8mmダイナミックドライバー
・インピーダンス:16Ω@1kHz
・再生周波数:10Hz-40kHz

 

■聴いてみた

中高域の明瞭度がアップし、より優良な機種になった感じがします。前回のモデルは、中低域の部分が多くボーカルを中心に聴く方には、不向きな機種だと感じていましたが、今回のアップグレードによりボーカル部分、ドラムの金物類の音もしっかり聴こえてきますので、万人におすすめできる機種だと思います。

 

 

A2H

 

A2Hは、AAWのエントリーシリーズの中でもかなり人気の機種です。それぞれの音域範囲のドライバーの強度と伸長するため、高エネルギーのスーパートゥイーターを搭載し、ハイブリッドドライバーの組み合わせをデザインしなおしました。ダイナミックドライバーもまた、インパクトのある深みのでるベースを提供するように調整されています。

■本体価格

¥41,900-(税込)

 

■スペック
・ドライバー構成:10mmダイナミックドライバー+1BA
・インピーダンス:10Ω@1kHz
・再生周波数:10Hz-40kHz

 

■聴いてみた

全体的にまとまりが良くなり、不自然な個所が少なくなったように感じました。明瞭度も前作よりアップし、各部分のバランスも整いました。安価でバランスの良い機種を考えられているオススメですね!

 

 

A3H

 

3基のドライバー構成は常に多くの可能性を秘めていると考えられています。クロスオーバーポイントと、マルチドライバーのハイブリッドシステムで一般的に見られる位相調整の問題を修正するデュアルボアシステム同様、ダイナミックドライバーの空間デザインに変更が加えられました。。最終的には、サウンドバランスとディティールを向上させることに成功しました。

■本体価格

¥54,900-(税込)

 

■スペック
・ドライバー構成:10mmダイナミックドライバー+2BA
・インピーダンス:22Ω@1kHz
・再生周波数:10Hz-40kHz

 

■聴いてみた

サウンドステージが広くなり、一つ一つの音のつながりがよくなりました。前回は、低域に特化された機種のイメージが強かったですが、今回は全体的に自然な音の広がりがありますので、声、楽器の余韻を重要視される方には、オススメです。

 

 

W900

 

ユーザーからのフィードバックを得ながらチューニングを変更しました。W900の高域のエネルギーをもう少し増やせないか、そしてもっと軽快で輝く音にできないかという声が多かったのでその意見を元に、スーパーハイのドライバーモジュールのインピーダンスとダンパーを再調整しました。

■本体価格

¥259,900-(税込)

 

■スペック
・ドライバー構成:10mmダイナミックドライバー+8BA
・インピーダンス:15Ω@1kHz
・再生周波数:18Hz-40kHz

 

■聴いてみた

まるでスピーカーで音楽を聴いているかのような感覚に陥る機種です。全体的にソリッドな質感があり、音にブレがない為、ビックバンドからオーケストラまで幅広くカバーできると思います。また、前回と比べるとかなり高品質なケーブルに変更になった影響もあり音の輪郭が更にくっきりしたように感じます。w900は間違えなく他社には出せない音をしているので、AAWサウンドの頂点が欲しい方は、是非作ってみるべきだと感じます。

 

 

まとめ

2018/06/06追記 ▼▼

※写真で使われている大きいサイズのモデルロゴについてですが、取扱が未定でございます。

 

・A1D,A2H,A3H,W900がリニューアルされます。
・チューニングが一新されました。
・2018/06/02(土)からオーダー&試聴開始です。

 

以上、ターシーがお送り致しました。

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