e☆イヤホンのはまちゃんです!
ここ最近の話題作、「e☆イヤホンチューニングのハイレゾ対応イヤホン」その誕生秘話について、e☆イヤホンの中の人にお話しを聞いていきたいと思います!
ALPEX HSE-A2000
カラーバリエーションは全9色!
開発秘話 インタビュー
まず、本作の仕掛け人のご紹介!
今回のイヤホンの”仕掛け人”
株式会社TMネットワーク
代表取締役社長 増田 稔
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この人です!(´ω`)
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株式会社TMネットワークとは?
株式会社タイムマシンの100%子会社で、単純な商品卸ではなく「卸でデザインする会社」として、オーディオ関連商品の卸事業をスタートしました。現在はe☆イヤホンへの卸事業だけでなく、グループ会社である株式会社TSUTAYAをはじめ、グループ内外各社への外販卸事業、ポタフェス、e☆イヤ本の発行などのPR事業、キュレーションサイトrakunewの運営などを事業として行っています。
HSE-Aシリーズの上位モデル、HSE-A500やHSE-A1000Rとの違いとは?
(浜)では、早速質問です、本作と、HSE-A500やHSE-A1000Rとの違いはどんなところでしょうか?
何よりの違いは、音では「解像度の高さと分離の良さ」。あとは大きさです、写真ではわからないですが、8㎜ドライバを使用したことにより若干ですがハウジングがコンパクトにでき、装着感が上がっていると思います。
どうしても低価格のモデルになると解像度というところがなかなか思うようにいかない、というジレンマがありました。1年前にならちゃんとA1000をチューニングした時も、いいものができそうな実感はあり、メインの部品であるドライバの限界などを知れたことで、追い込むポイントを絞れたからこその、今回のイヤホンが誕生しました。
もう少し価格を上げたラインで、A1000の音の傾向を踏襲しつつも、解像度が高い上位モデルを1から作ろうと思った次第。ただ実際にそれが実現可能かもわからないままスタートしました。
グラフェンコート振動板を採用、ハイレゾ対応して、尚且つ低価格なのはなぜか?
(浜)グラフェンコート振動版を採用した経緯を教えてください。
実はスタート時は、10㎜のドライバをいくつか比較しながらやっていました。A1000で使用しているドライバの上位モデルに位置するものや、チタンドライバなど・・・・。なかなかこれだという決め手がないままも、ひとまず「チタンでいこう!・・・か?」みたいな感じで、ドライバ自体のチューニングを工場技術者とはじめました。
(浜)え?最初はチタンだったんですか!?それも、ちょっと興味ありますね。
でも、ぜんぜん思った通りの音に近づかず、やっぱり高解像度っていうのは難しいな、と思っていた矢先に、とあるチューニングのタイミングでガラッと音が変わったものが出てきたんです。「あっ!これならいけるかも・・・・」と思ってひとまず第一弾の調整を終えて帰国しました。それが2017年の10月でした。
ところがすごい問題が発覚するのです。
工場でのチューニングをしている際に、なぜだかやりとりをしている技術者の先輩のような人が、
勝手にドライバをチタンから別のものに替えていたのです。
(浜)えええ!!??笑
何故気付いたかというと、聴きこんでいるうち(テストですね)に、やはり完全に納得できる音という感じではなかったため、今一度チタンではないドライバも試せないか?という打診をした際に、工場とのやり取りの中で、今のドライバは前に決めたドライバではないのです・・・という話が出て、アルペックスさんと「えええええええっ」ってなりました。今思えばこれもまたすごくいい勉強になった出来事です。
※もちろん最終決まる直前には、ドライバ素材など始め、すべての部品の総チェック・確認を行うのでそのまま発売するということはないのですが、前段階で気付けたことで、結果としてその後いろいろと好転していくきっかけになりました。
一から再スタートになった際に、もう一度ドライバからいろいろと模索しようとなり、担当の工場技術者とも問題課題を深く共有できたことで、今回採用したドライバに出会うことになったのです。
まさにケガの功名でした。この再度の候補ドライバの中に、1つ明らかになんだこれは?というものがあり、それがA2000で採用したグラフェンコートのドライバでした。
価格的にもちょうどグラフェンドライバ自体の部品価格もこなれてきたタイミングだったのだと思います。さらに、ふと「これってハイレゾに対応してるのかな?」と思って、きちんと調べると対応していたので、せっかくならとハイレゾ対応モデルとして発売することにしました。
チューニングはe☆イヤホンの誰がしたのか?また、そのコンセプトは?
(浜)今回のチューニングはどなたが行ったんですか?
A1000のチューニングは、ならちゃんと僕でやらせてもらったのですが、今回は中国では僕がやらせてもらいました、
ただA1000の時よりも時間的な余裕があったので、日本に持ち帰り、ならちゃんやけんけんに協力してもらいをしてもらいながら、チューニングをした感じです。
前回のイヤホン「HSE-A1000」の開発秘話ブログはこちら!
最終の音決めをしたのは、4月に中国で。その際には大枠確定をさせた状態で、技術者と微調整をしながら、僕とけんけんとで最終決定をしました。
(浜)今回のチューニングはどのような音を目指して作られていますか?
企画した時点で「A1000で作った音の方向性を踏襲しつつ」「高解像度」そして、さらに若干追いきれなかった低域の部分を少しだけ持ち上げることで音楽を聴くというところを楽しめるようなコンセプトで取り組みました。ポップスを楽しく、そしてロックも楽しく、といった感じです。解像度が高いので実際には様々なジャンルを楽しんでいただける、と思ったりしています。
どんなお客様にこのイヤホンを聴いて欲しいのか?
A1000の時に、1000円で出せる最高の音を追い求めることで「初めてのイヤホンで音楽に感動」してもらえたらと考えていました。発売して購入していただいたお客様のレビューを読ませていただくと、多くの高評価とともに「友達にプレゼント」ということばがちらほらと。イヤホンで音が変わるということを伝えやすい!かつ1000円ならプレゼントしやすいという風に思って頂けたのだと思います。
A2000も同様に、初めてのイヤホンで、普段聴いている音楽で、新しい感動を体験してほしい、という想いがあるので、ファーストイヤホンの定番みたいな感じになってくれたらと考えています。
(浜)なるほど、入門機というか、エントリーモデルとして高いクオリティを目指したという感じですね。
ただ正直な想いを少し話すと、イヤホンを愛してやまない方々にも「ちょっとこれ聴いてみてください!」って言いたい気持ちがすごくあります。
(浜)確かに、ハイエンドユーザーの皆様にも、一度聴いてみて欲しいクオリティです。
初めてのイヤホンに感動を!是非e☆イヤホン各店にて、ご試聴くださいませ!
以上!
はまちゃん(eear_hamachan)がご案内いたしましたー!
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。
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PR部 シニアクリエイター
e☆イヤホン東京秋葉原、PRスタジオに勤務!
身長180cm!
髪の毛は伸ばして寄付する、
へアドネーションしてます!
SNS・YouTube・ブログ等々担当してます!
あんまり知られてませんが、お料理するの好きです☆
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