JHAudioの少し濃厚で低音が強い感じのウェットな音ではなく、

ギターをとても気持ちよく鳴らしてくれるウェットなのに少しドライなところもあって、

上手く言葉では言い表せないようなこの不思議な感じがとてもクセになります…っ！

艶感がある音が苦手なのかと言われたらそうではなく、

全体的に丁度いい感じのバランスが取れている音に感じました。

広さ・奥行き共に少し広いライブハウスぐらいの感じで、

広すぎず狭すぎずの丁度いい位の広さで、

ギターの音が気持ちいいのは勿論の事、 ドラムも結構迫力があって聴いていてとても気持ちいいです。

何より、Billie Jeanで聴いているとまるで

“ライブ始まる前のあのドキドキするような感じ”

でちょっとテンションが上がってにやにやしちゃいそうになっちゃいます。

下から湧き出てくるような低域と、上に抜けていく高域…。

そう、それはまさに夕日の様…！

薄暗いような印象が全面的に出てきていますが、

そこには確かに明るさがあり、心地よく楽しませてくれる音作りが特徴的です。

ボーカルはしっかりと目の前にいるのに伸びのいい高域、

そして、どこまでも伸びていくような音の透明感…。

正直言っている事がバラバラに感じると思います。

けれど、その全ての音が集結して絶妙なバランスが保たれています。

透明度は高いのに、絶妙に少し靄のかかったような…

はっきりしているのに、少しぼやけたこの

届きそうで届かない！この絶妙な心地よさ…！

本気で病みつきになりそう…。

少し低域が寄りのチューニングになりますが、

中高域寄りなイヤホンがお好きな方でも楽しめるようになっていると感じました。

透き通る！と言うような艶感！とは少し違いますが、

透明感がありどこまでも澄み渡っていく様なそんな純粋な感じです。

ボーカルメインの楽曲を聞かれる方にはとても楽しみやすい音作りになっていて、

ダイナミック型とは思えないこの細やかさが、流石DITAだな…と考えさせられる様な音作りです。

特に、注目してほしいのは、低域の厚みを出しつつ、高域の細やかさ…！

素朴な音作りの中、華やかさもあり聴く楽曲により表情をころころと変える…

そんな良い意味での八方美人さにきっと虜になる人も多いんじゃないのか…！？

そンな風に思わせてくれます。

レスポンスは早めなのに、深みのある音作り。

どんなテンションの時も、楽曲の良さを再発見させてくれて、

きっともう一度“音楽”の素敵を見つけられる…！そんな音作りです。

DITA Dreamの発売から約1年…（神妙な面持ちで）

今回のTwins Fealty、バッチリいい音してますよ。

DITA Answer Truthを彷彿とさせるような広い音場と繊細な響きでDITAファンとして感激しております。

Awesomeコネクタ採用で手軽に2.5mmバランスに換装可能。

価格も12万円程と、決して安くはないけどDITA好きなら高く感じない。

そんな魅力たっぷりのTwins Fealty。

めちゃんこオススメです。