大先生です。
ブランドの顔とも言える直線的なデザインに詰め込まれた、ソリッドかつ広がりのあるサウンドの数々。
Campfire Audioのイヤホン・ラインナップは、その全てがそれぞれ人気を博しています。
そんな同ブランドのイヤホンたちに新しいモデルが追加されたことは皆様もご存知かもしれませんが、改めてご紹介させて頂きましょう……。
はいドン!!
Campfire Audio POLARIS
こ……これはー!!
Campfire Audioの新作モデル『POLARIS』。
言わば、同社の新境地とでも呼ぶべき、全く新しいモデルとなっております。
その注目ポイントに触れてまいりましょう。
青と黒で彩られたアルミハウジング
ハウジングは『ANDROMEDA』やそれ以前の機種などと同様、角ばったシェルにボルトが映える独特のデザイン。
しかし従来のCampfire機と異なり、本体カラーが青と黒にセパレートされています。
ハウジングの形状は同じなのに、今までと全く違った印象を受けますね。
新技術『Polarity Tuned Chamber』を搭載
今回の『POLARIS』は、同社の『DORADO』以来となるハイブリッド機(ダイナミックドライバーとBAドライバーが両方搭載されている)となります。
では、DORADOに近い音作りになっているのか?
否。
詳細は後述しますが、DORADOとは全く違うと言ってもいいようなサウンドになっています。
恐らくそれは、『Polarity Tuned Chamber』という新技術によるもの。
新技術「Polarity Tuned Chamber」は、ダイナミック型ドライバーをスピーカーで例えるところの「キャビネット」のように機能するチャンバー(空気室)に配置することで、これまで以上にドライバー の音響特性を制御し、ドライバー本来のパフォーマンスを引き出す為の新技術です。(商品説明より抜粋)
筐体内の構造を一新したことで、ダイナミックドライバーのサウンドがかなり変わっているということですね。
それでいて、BA部には他のCampfire機同様のチューブレス設計『Tuned Accoustic Expansion Chamber』を採用しているので、こちらも同様に優れた音響特性を実現しています。
その他、スペックの詳細については解禁時のブログも併せてご覧ください。
一聴して感じるのは、レスポンスの良さやキレに起因するであろう『軽快さ』。モタつきを殆ど感じさせないサウンドで、ストレスのない心地いいリスニングが可能です。
ただ、重要なのは『軽い音ではない』ということ。芯の通った深みのある低音域と、生々しさが感じられる中音域は充分な満足感があり、決して物足りなさは感じません。
逆に高音域は他のモデルと比べるとやや控えめな印象。特有の硬さもそこまで強くなく、比較的聴きやすい音です。
音場もなかなか広めで、様々なジャンルへの対応力の高いイヤホンだと思います。
こちらのPOLARISは、本日9/29より発売開始!
各店舗にて展示もされておりますので、ご来店の際にはぜひチェックしてみて下さいね!
お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。