DAPって何？MP3プレイヤーとの違いは？おすすめデジタルオーディオプレイヤー6選！【2018年秋版】

e☆イヤホンのはまちゃんです！

MP3プレイヤーが大流行した2000年代前半、それからたったの10年ほどで音楽プレイヤー業界は驚きの進化を遂げています。本日はMP3プレイヤーをはじめ、デジタルオーディオプレイヤー（DAP）の現在をご紹介いたします！

MP3プレイヤーとは

今のお若いお客様はご存知ないかもしれませんが、10年ほど前は圧縮方式としてMP3が大流行したのです。チープな質感のDAPがたくさん発売され、UFOキャッチャーの景品や、若い世代にとっては必須アイテムとなるほどの影響力でした。

もはやMP3プレイヤーとは呼ばない

現在は、非圧縮形式のWAV、FLAC等の音源も再生でき、CD以上のデータ量の音源「ハイレゾ音源」も再生できる機種が多数販売されています。それらの音楽プレイヤーの事を、デジタルオーディオプレイヤー、略してDAP（ディーエーピー、またはダップ）と呼びます。もはや、MP3プレイヤーとはあまり呼ばれなくなりました。

音楽の聴き方の変化

10年前と、何が変わったのか？僕は、音楽の聴き方が圧倒的に変わった、と感じています。

10年ほど前は基本的にはCDを購入して、PCでMP3に変換、MP3プレイヤーに音楽を保存して持ち歩く。といった音楽ライフがほとんどだったと思います。

現在は、音楽はYoutubeでしか聴かない、CDは買わずにiPhoneでApple Musicの配信で聴く、またはAndroid端末でSpotify（スポティファイ）AWA（アワ）Google Play Music（グーグルプレイミュージック）などの配信で聴く、とライフスタイルの変化が著しいです。MP3プレイヤーやDAPに変わってスマホが音楽を聴く端末に変わった人も少なくないでしょう。

音にこだわるならDAP

弊社スタッフ、だいちゃんと、その愛機NW-ZX300

スマートフォンでも音の良い製品はもちろんあります、例えば「GRANBEAT」や「Xperia」などが音にこだわったスマホといえます。が、しかし、DAPは音楽の専門端末！バッテリーの容量や、メモリの容量、音質傾向や、対応しているファイル形式、搭載しているDACチップの性能、アンプ部のパワーの差など、音に良いこと盛りだくさんなのです！

DAPがあれば、音楽生活はより快適になるでしょう！

2018年秋現在のおすすめ音楽プレイヤー

著者と高音質プレイヤーAK70

そこで、今現在発売されてる最新のDAP、音楽プレイヤーを、専門店スタッフである私がおすすめさせていただきます！

IRIVER Astell&Kern AK70MKII

2017年秋現在、僕自身の愛機でもあります。ハイレゾ音源の再生にも対応しており、流行りの2.5mm4極バランス出力にも対応しています。細やかな表現力とパワー、バランスよく兼ね備えたプレイヤーです。プレイヤー本体から楽曲を購入できるストア機能も搭載。ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使う時にも活躍します。高音質コーデック「apt-X HD」にも対応。カジュアルにもマニアックにも使える入門者から中級者向けのDAPと言えます。

こちらの記事も非常に興味深い内容になっております！

→声優・木村良平さんにAstell&Kernの最新ハイレゾプレーヤー『AK70 MKII』を聴いてもらった

SONY NW-ZX300

音楽プレイヤーと言えばウォークマン、というお客様も多いのではないでしょうか？NW-ZX300はハイレゾに対応、しかも、DSD音源のネイティブ再生を可能にしています。これは凄い。バランス出力にも対応しており、方式はΦ4.4mm（JEITA統一規格）を採用、是非、対応しているソニーのイヤホン、ヘッドホンで音を楽しみたいところ。ウォークマンの頂点【WM1シリーズ】に匹敵する、高音質とポータビリティを見事に両立させたDAPです。アルミ切削筐体や、特殊な高音質はんだの使用など、圧倒的な高音質を手のひらサイズに凝縮しています。是非手に取って体感していただきたい。

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SONY NW-A50シリーズ

【NW-A57】64GB

【NW-A56HN】32GB ※有線イヤホン付属

【NW-A55HN】16GB ※有線イヤホン付属

【NW-A55WI】16GB ※ワイヤレスイヤホン付属

【NW-A55】16GB

Aシリーズが第5世代へと進化。従来機と比較して筐体をアルミに変更し、ZX300を彷彿とさせる丸みを帯びた本体とボタンにリデザインされました。圧縮音源やCD音源をハイレゾ相当にアップスケーリングできる「DSEE HX」もAI機能を新たに搭載し、アナログレコードを再生しているかのような「バイナルプロセッサー」機能を搭載。本製品の最大の特徴は何と言ってもBluetoothレシーバー機能。前述の高音質化技術も使用が可能です。

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ONKYO DP-X1A

オーディオブランドとして長い歴史と高い技術を有する「ONKYO（オンキヨー）」同社の高音質プレイヤー「DP-X1」の改良版「DP-X1A」。もちろんハイレゾ音源にも対応。出力は2.5ｍｍ4極バランス出力にも対応しています。エコライズ機能、デジタルフィルター、ノイズ源となる可能性のあるWi-Fi、Bluetooth、ディスプレイの給電を一斉にOFFにするStand-aloneモードも搭載。気軽に音楽を楽しみたい時と、真剣に音楽に向き合いたい時、その両方に応えてくれる幅の広いDAPです。e-onkyo musicから直接ハイレゾ音源をダウンロード購入できるところも便利ですね。

更に詳しくはこちらのブログをチェック！

→【徹底比較】DP-X1ユーザーが“本気で”DP-X1Aとの違いを検証してみた。

Lotoo PAW Pico JP Edition

無骨なデザインで、プロフェッショナルも唸らせる確かなサウンドのブランド「Lotoo（ロトゥー）」。PAW Picoは、わずか4.5cm、26gという腕時計並みのコンパクトなデジタルオーディオプレイヤー。なんとこのサイズで、DSDの再生に対応。液晶やタッチパネルを排除することで、電力消費を抑え、ノイズを低減させています。音源の操作はアプリケーションとBluetoothを用いて操作することも可能です。（2017年11月現在ではiOS版のみリリースされています）一見お手軽なDAPに見えますが、かなりマニアックです。それゆえに、是非知っていただきたいDAPでもあります。このサイズで高音質、パワフルに躍動するビート、非常にそそられる逸材です。

IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000

2017年11月現在、e☆イヤホンでお取り扱いさせていただいてるポータブルプレイヤーの中で最高金額なのが、「A&ultima SP1000」予算を度外視して究極のサウンドを持ち歩きたいお客様にオススメ。試しに1000円のイヤホンを挿して試聴してみたりしましたが、DAPが良すぎて安いイヤホンでもかなりいい音がしました。超高音質です。Stainless SteelモデルとCopperモデルがあり、Stainless Steelモデルは素直なタイプのサウンド、Copperモデルはやや輪郭をはっきりさせたようなサウンド、とはいえ、どちらもむちゃくちゃ音がいいので、自分の好みじゃなくても好きになりそうなくらいです。世界最高峰のプレイヤー、1度は聴いておく価値があると思います。

更に詳しくはこちらのブログをチェック！

→【連載　オーディオプレイヤーマスターへの道】第52回　IRIVER Astell&Kern A&ultima SP1000 Stainless Steel の巻

番外編 SONY NW-WS620シリーズ

SONY NW-WS620シリーズ

SONY NW-WS625【16GB】

SONY NW-WS623【4GB】

ワイヤレススポーツイヤホンのような見た目のDAP。そう、イヤホンではなく、プレイヤーなのです。付属の専用イヤピースを使えば水泳用に使用することも可能。また、周囲の音を取り込んで、安全にランニングをしたいい時にも便利な「外音取り込み機能」を搭載。そして、DAPではなくBluetoothイヤホンとしても使用できます。変化球的DAPですが、非常に面白いプレイヤーです！

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