どーも、ムートンです。実は2日ほど秋葉原に行っておりました。

 

線材大好きムートン。秋葉原に来て、ここに行かないわけがありません!!

 

そう!!オヤイデ電気です!!!

 

実はムートン、オヤイデ電気の店舗に直接行くのは初めて。いつの日か行きたいと常々思っておりました。

 

夢が叶いました!!

 

まず、お店に入って出迎えてくれるのは大量のプラグやコネクタ。

 

天井には線材がたくさん…

 

すっごーい! たーのしー!

 

線材は勿論の事、熱収縮チューブや工具に至るまで、ここだけで自作に必要なものが大体揃います。是非、皆様も行ってみてください。楽しいですよ♪

 

そしてオヤイデ電気さんから、驚愕のお知らせが…

 

「新しい線材ありますよ。」

 

( ゚Д゚)「な、なんだってぇぇぇぇぇぇ!?」

 

というわけで、今回はいつもの修理紹介は少しお休みして、オヤイデ電気さんから新たに登場した線材をご紹介させていただこうと思います。


 

ハイドン!!

 

精密導体102SSC撚り線 10/0.1 (PFA被覆)

オヤイデ電気さんの商品ページはこちら↓。

 精密導体102SSC撚り線 10/0.1 (PFA被覆)商品ページ 

 

オヤイデ電気が開発した銅線「精密導体102SSC」の極細撚り線タイプの線材になります。

オヤイデ電気さんの商品ページによると「精密導体102SSC撚り線」の特長は

 

  • 音の量感はすっきり傾向ながらも、超低域から超高域まで濃厚な情報量を持つ。
  • しかも中音域の情報量もしっかりと聞き取れる為、フラットバランスが整った音質傾向。
  • 音への色付けが少ないので、他の線と組み合わせたリケーブルを製作することも得意。
  • 自分だけのオリジナルリケーブルを作りたいユーザーにお試し頂きたい配線材です。

との事です。

 

実際に作ってみました!

 

まず驚いたのは、レンジの広さ。かなり深い低域から高域まで、しっかりと鳴らしてくれます。

特定の音を誇張しないフラットな音質ながらも銅の持つ音の柔らかさがあり、高域も刺さらず、非常に聴き疲れのしにくいサウンドだと思います。

取り回しも非常に良く、これといって欠点が見当たりません。(若干、タッチノイズがあるくらい。)

 

素晴らしい線材ですね!!

 

「音への色付けが少ないので、他の線と組み合わせたリケーブルを製作することも得意。」とあるので、当然気になります。

 

なので…

 

実際に作ってみました!

こちらは「精密導体102SSC撚り線」「4N純銀撚り線 」を組み合わせたケーブルになります。

タッチノイズを解消すべく、こちらはチューブで覆ってみました。しなやかさは落ちるものの、取り回しは特に問題無しです。タッチノイズは若干減りました。

 

どうしてもタッチノイズが気になる方は、耳掛け式での使用や、通常の付け方でも分岐スライダーを設けてあげるとかなり緩和されますので、自分でケーブルを作成するという方はご参考下さいませ。

 

音質に関してですが、銀線を取り入れたことにより高域が少し強くなり、低域は少し引き締まりました。

ただ、「4N純銀撚り線 」のみで作成したケーブルと比較すると高域が少しマイルドになっているので、

「精密導体102SSC撚り線」中和性が非常に高いことが実感できます。

 

これは色々な組み合わせを試したくなりますね!!

 

今回のブログには間に合いませんでしたが、「4N純銀撚り線 」「精密導体102SSC撚り線」の8芯ハイブリッドケーブルを作る予定です。完成次第ご紹介させていただこうと思います。

 

「精密導体102SSC撚り線」皆様の目にはどのように映ったでしょうか。

個人的には、フラットな音質傾向で取り回しも非常に良い為、変換ケーブルなどでも使用したいなと感じました。

現時点で、e☆イヤホンではお取り扱いのない線材ですが、e☆イヤホンクリニックでのケーブル作成等のオーダーは、パーツのお持ち込みも可能ですのでご安心くださいませ。

 

今回、作成致しましたケーブル二本は、ムートンが出勤している日であれば基本的に持ってきているので、梅田EST店にて、ご試聴希望の方はお気軽にムートンまでお声掛けください。

 

今週も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

※オヤイデ電気様より、本内容の掲載、及び画像の使用許可は頂いております。

 

以上、ムートンでした!!