こんにちは、マツコです。
以前、私はアイスランドという国に一目惚れをし、念願かなって昨年の11月にアイスランドへ一人旅へ行ってまいりました。世界で最も自然を愛するアイスランドで出会ったジャンルに捉われないシームレスでもあり独特な音楽に出会い、次生まれ変わるならアイスランド人になりたいと思いました。2017年は原点回帰の年で、自分の互換を最大限に活用し、感じるままに動いた年でした。
【2016年の流行は「原点回帰」!?】 マツコが選ぶ独自スタイルを貫くイヤホン4機種とアイスランド音楽
今年、私が新たに注目するのは「ロシア」です。今年に始まったことでは無いのですが、ロシアはアメリカに次ぐ世界第二の軍事強国でありながら、土地も広過ぎてまだまだ多くの謎に包まれた部分が沢山あり、個人的にも大変興味のある国です。寒い国、日照時間の短い国では決まって都市伝説が豊富な気がします。そんな浪漫と闇を併せ持ったロシアで、今流行っているカルチャーと音楽、また貴重なロシア発オーディオブランド「Fischer Audio」「KENNERTON」をご紹介いたします。個人の趣味ブログとなっておりますので、軽い気持ちでお進みください。
時代背景から現代を見る、ロシアの音楽・ファッションカルチャー
最近ではアクロバットで危険な遊びが流行っているみたいなのですが、極寒の国ロシアでの娯楽と言えば「ライブハウス」「クラブ」と呼ばれる場所で仲間と酒を飲み体を温める。特にロシアの人たちは「アルコール」が大好きな様に感じます。どうしても気分が沈みがちな長い冬の季節にはアルコール、音楽が欠かせないのでしょう。
その中で今年ロシアより日本へ来日を果たしている「Buttechno」というアーティストにフォーカスしました。
私が彼の存在を知ったのはファッションショーのランウェイBGMでした。
ひと昔前はベルリンテクノが流行っていましたが、今はロシアンテクノが熱い。チェコ・スロバキア、ハンガリー・ブダペストに次ぎ、今最も注目の高い国です。
彼が主催するレーベル〈Johns Kingdom〉は「あまりよく知られていないアーティスト」をリリースしているそうですが、音楽への創造性を高めるために匿名性を重視しているようです。ストイック且つどこか並列的なリズムが癖になります。
ファッションについて。
2016年、ロシアで用いられている「キリル文字」をプリントしたファッションが流行り、多方面からロシアのカルチャーに注目が集りました。
gosha rubchinskiy(ゴーシャ・ラブチンスキー)というブランドはロシア・モスクワ発。映像作家でもあり、フォトグラファーでもある自身がモスクワを拠点に2012年より始動し、 スケートやクラブシーン等のロシアのユースカルチャーにインスパイアされたルックは日本でも人気が高く、基本的にはメンズですが、ユニセックスで女性でもちらほら着ている人を見かけます。最近カルチャーWEBマガジン「i-D」より、gosha rubchinskiy本人が【ロシアのユースカルチャー】について語っているインタビュー動画がUPされていました。この画像、完全にロシア語ですが、英語訳があるので、読める方はとても面白い内容だったので、ぜひ見てみて下さい。
ロシア発オーディオブランド「Fischer Audio」「KENNERTON」について
Fisher Audio
ロシアのサンクトペテルスブルグで4人のオーディオ専門家によってFISCHER AUDIO (フィッシャーオーディオ)社は、2006年イヤホンヘッドホンのメーカーとして結成されました。
フィッシャーオーディオはリーズナブルな価格で最高のサウンドを提供するというコンセプトで製造されています。そのためスタイリッシュなデザイン、高音質、魅力的なパッケージ、そして手ごろな価格で消費者に妥協することなく提供し、ロシア国内では唯一のイヤホンヘッドホンメーカーとしての地位を確立しました。
現在ではエントリーユーザーからオーディオマニアに至るまで高いサウンドクオリティーの評価を受け、人気のヘッドホンブランドとして成長を続けています。
実は以前より、私はFischer Audio FA-011という開放型ヘッドホンがとても好きでした。
【外部リンク】【商品レビュー】FischerAudio FA-011
現在ヘッドホンのみでなく、2017年口コミにて話題沸騰となった「TOTEM Paco」イヤホンや「Omega Infinity」ワイヤレスイヤホン等、現在再ブレイク中のブランドです。
KENNERTON
KENNERTONはFischer Audioによって開発されたポータブルオーディオのプレミアム製品ラインで、サウンドデザイナー達が限界に挑戦し作り上げた最高品質の製品です。Fischer Audioは手作りの木製ヘッドホンをフラッグシップとするロシアのメーカーで、常に完璧なパフォーマンスをみせる最高品質のオーディオ製品作りを目指しています。
KENNERTONという製品名はKenner(ドイツ語で工芸の玄人・工芸巨匠)とTone(音質)の組み合わせに由来しています。製品ロゴはコウモリ形のエンブレムにデザインされており、鋭い聴覚を持つコウモリはKENNERTONの卓越したオーディオ性能を反映しています。
2008年にFischer Audioの技術部門は「日本やアメリカ、ヨーロッパの世界最高のオーディオメーカーたちに挑戦する」という大胆な決断を下しました。その当時、Fischer Audioはヨーロッパで信頼性が高く、低コストかつ高品質なヘッドホン・イヤホンのメーカーとしてよく知られていました。しかし専門知識と高度な技術を持つエンジニア達はそこで満足はせず、オーディオマニア市場における課題や期待を十分に認識した上で、このマーケットでまだ見たことのない製品を作り出そうと、高級感と高品質を兼ね備えたマイスターの技と素晴らしい音質を持つブランドKENNERTONを創り上げました。
KENNERTONの最上位モデルヘッドホン「ODIN – Sapele」は平面駆動の開放型ヘッドホンらしい、歪みの少ない真っすぐな音が特徴的で、波紋の様に広がる残響感が耳に残ります。ハウジングに使用されているオイルと蜜蝋ワックスで何度も磨き込まれたサペリ材は、硬度の高さから楽器やスピーカーにも使用され、立ち上がりの良いクリアな共鳴を実現。ヘッドホンパーツはロシア軍グレードのアルミとスチール素材を使用しており、全て手作業で製作しているということで特異なデザインも相まって更に購買意欲をそそられます(お値段も一級品ですが)。
KENNERTON(ケンネルトン)のイヤホン4機種・まとめてレビューしてみた!
ロシアの音楽カルチャーは、ソ連時代の時代背景を今も受け継いでいる部分が沢山感じられます。ファッション、音楽、どことなく退廃的で無機質なものが多い気がします。
「Fischer Audio」「KENNERTON」、どうしてこれほどまでに質のいいものが作れるのか。
それは上品質なものを作るにあたって、国が全面的にバックアップし、いい設備・環境でものづくりが出来るからだと思います。
そんなロシアの2大ブランドですが、中古で入荷してくることが稀で大変珍しい「レアブランド」となっております。
なので、もしお手元で眠っているイヤホン・ヘッドホンがありましたら、是非eイヤホンの買取をご利用ください!!
買取金額は下記リンクにてお調べできます。
(買取価格は日々変動致します。ご不安なお客様はご来店前にお問い合わせください。)
通信買取、大阪日本橋本店、大阪梅田EST店、東京秋葉原店、名古屋大須店店頭です!
以上、マツコでした〇
元e☆イヤホン大阪日本橋本店2F・買取/中古スタッフ。
ドイツへ移り住んでから早1年が経過しました。e⭐︎イヤホンを離れ、2019年5月に渡独。現在は主にドイツ・ベルリンの音楽やアート、ローカルカルチャーを専門に取材、執筆しています。また、自身でドキュメンタリー&カルチャーマガジン「MOLS magazine」を出版し、取材、執筆、編集を監修。現地に蔓延る見えない・聞こえないサインを捉え、ジャーナリズムにスタンダードからアンダーグラウンドまで発信しています。2020年に自主レーベル「MOLS」を設立。YouTube、SoundCloud、BandCampなどのデジタルコンテンツにて、ベルリンで活動するアーティストと携わり、PR、プロモーターとしても活動しています。