たっくん

どもっ!!e☆イヤホン アンバサダーのたっくんです!

カメラバックを掃除していると、ポケットの中から、たくさんの紙切れが出てきました。

『なんだこの大量の紙切れは!?』と記憶をたどると…

KISS

1月にラスベガスで開催されたCESの時の、KISSライブの時の紙切れでした。

炎が出たり爆発したりと演出が派手ですが、紙ふぶきの量とサイズを明らかに間違えています。前が殆ど見えません。中央にいるのはジーン・シモンズです(たぶん)。

後片付けの事なんて一切考えていません。

1か月も鞄の中に、この時の紙切れが入っていました…(^^;

 

さて、本題。

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

 ▼【ご予約受付中】JH AUDIO Layla レイラ Universal Fit – JH Audio THE SIREN SERIES e☆特価¥328,000-【2月27日発売予定】

 

12月のポタフェスで発表となった、人気ブランドの『Astell&Kern』と『JH Audio』のパートナーシップ契約の第一弾となるイヤホンが、この『Layla』と妹分の『Angie』です。

JH AudioとAstell&Kernと言えば、Roxanneのスペシャルエディション『AKR03』を2014年に発売したのが記憶に新しいですね。

『AKR03』から更に優れた音質を求め、Astell&Kernのプレイヤーにマッチするチューニングがされたイヤホンが『Layla』と『Angie』です。

 

この2つのイヤホンの比較は、『りょうた』改め『ROYTA』が以前ブログで紹介しています⇒ 【予約解禁】最強タッグ!JH Audio × Astell&Kern「Layla」と「Angie」2月27日(金)発売決定!!

 

 今回は、デレクアンドドミノスの名曲『Layla』の名を冠した、JH Audio「THE SIRENシリーズ」のニューフラッグシップモデルを徹底レビューします。

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

“The 1st reference/mastering IEM from Jerry Harvey Audio” 

LaylaはJH Audioでは初めて、スタジオマスタリングのリファレンス用イヤホンとして開発されたイヤホンです。

これまでのJH Audioの製品は、ロックミュージシャンに向けたステージモニターとして開発を行ってきたので、中低域を若干強調した造りとしていたそうです。

Laylaでは、そういった強調を一切せずに、フラットで正確に再生できる様に開発されています。

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

Astell&Kernのロゴ。

 

LaylaはカスタムIEMを製作する工程と同様に、職人の手作業によるハンドメイドで作り上げられます。

Lailaはロックミュージックをイメージした、ギターピックの様なデザインをしています。強固なフルカーボンファイバーボディ、そして手作業でバーナーで焼き付けを施したチタンべゼルを縁に採用していますが、チタンベゼルの色味は一つ一つ違うそうです。 

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

反対側にはJH Audioのロゴ。

 

カーボンとチタンベゼルの雰囲気が良く、質感も非常に高いです!

写真ではストロボを当ててるので、カーボンの柄が主張されて見えますが、実際にはもう少し控えめで、いやらしい主張のないデザインだと思います。

また、チタンベゼルもさほど大きくなく、ヘンに目立たないです。

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

freQphase

 

3Way対応のイヤホンから出力される、低域、中域、高域の音が、鼓膜に同時にたどり着く、位相が揃ったイヤホンを製造する事を世界で初めて可能にした技術です。

 

freQphaseを搭載していないイヤホンでは、高域に近づくほどに逆相に近づき、中域を担当するユニットの正相の音が、高域ユニットの出す逆相の音と被ってしまうと、ノイズキャンセル技術の様に音を打ち消す現象が出てしまいます。

結果、高域周辺の一部の帯域の音が消えていて、低域のみ問題なく再生されるので、低域過多に聴こえてしまうそうです。そこで、低域から高域まで位相を揃える事で、正確な音の再生を実現しています。

 

また、各帯域を担当するそれぞれのクアッドドライバーユニットから、それぞれにステンレススチールの導管を用意し、ドライバーから出口までの導管の長さの違いによる、音の鼓膜への到達時間のズレを揃えています。

 

つまり、位相と時間のズレを極めて少なくしている技術が『freQphase』です。

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audioオリジナルの4ピンケーブル。 

 

アルミ加工された回転式のロック機構が採用され、より強度が高まった4ピンコネクタを採用しています。

各帯域ごとに信号線を分ける事で、低域の可変機構を取り付ける事ができました。

帯域別に信号線が用意されているイヤホンは、JH Audioだけではないでしょうか?

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

低域調整機能も搭載!

可変抵抗を使用し、0~+13dBまで低域を調整する事が可能です。

0の時に最もフラットな音となるので、モニタリンとして使用するのであれば一番左に振りましょう。

個人的には、Laylaはモニタリングイヤホンでとてもフラットな音なので、少しだけ低域を強くしてあげると気持ちよく聴ける様に感じました。

JH Audio×Astell&kern  Layla

JH Audio×Astell&kern Layla

ケースにもカーボンが採用されていて、このケースだけでもかなりのお値段がしそうですね(^^;

Laylaのみに付属しているこのケースには、JH AudioとAstell&Kernのロゴが入れられています。

マグネットで閉じる様になっていて、不用意に開いたりする事もありません。

JH Audio×Astell&Kern Layla

JH Audio×Astell&Kern Layla

きいてみた

 

ベース調整をいじらずにAK240からバランス接続で試聴を行いました。

12ドライバーものドライバーを詰め込んだイヤホンで、ボディがあまりにも大きく、耳に入るのか不安に思いながら恐る恐る装着すると、ギリギリ耳に入るレベル。 装着感はお世辞にも良いとは言えず、音を鳴らしながら、耳にしっかりと装着できるポジションを探すのに時間がかかりました。

 

試聴を始めると、装着に手間取っていた事を忘れる程の、圧倒的な高音質に驚かされます。12ドライバーがもたらす圧倒的な情報量、密度、質感を持った音で、高域、中域、低域どの帯域も優れたバランスと程度な量感で鳴らしきります。

そして、12ドライバーも積んでいるのに、音と音の繋がりがとても滑らかで、とても自然に音を再現できています。

Angieの方が分かりやすい音で、パッと聴いただけだと好感を持つ方が多いと思いますが、じっくり聴いていくと解像度やバランスを始め多くの点でLaylaが優位で、上位にあたるイヤホンである事を再認識します。

音の輪郭をかっちりとさせて解像感を出すのではなく、広大で立体的な空間に正確に音を描き出し、立体的に音像を定位させます。この立体的な定位感が素晴らしくて、色々な曲を改めて聴き直す羽目に…。

Laylaはモニター用途で作られたイヤホンですが、これまでのモニターと呼ばれるイヤホンとは多くの点で異なります。現時点における最高到達点と言えるイヤホンです。ぜひ、じっくりとご試聴してみてください!

 

明日2月20日(金)の午後からサンプルを展示予定です!

※明日午前中にサンプルが届く予定です。届き次第の展示となりますので、あらかじめご了承ください。

 

ご予約はコチラから↓

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以上たっくんでした!