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どうもこんにちは。WEBチームのリョウです。

 

昨年6月に登場したANDROMEDAですが、登場時の品薄具合に比べると最近は新品や中古でも入手しやすくなりましたね。

登場直後から圧倒的な人気で話題となったこのイヤホンの登場によって、Campfire Audioに興味を持ったという人もいるはず。

 

もはやANDROMEDAはCampfire Audioを代表するイヤホンと呼んでも過言ではないでしょう。しかし、専門店スタッフとしてはANDROMEDA以外のイヤホンにも興味を持ってほしい…聴いてほしい!

 

というわけで、今回のテーマはこちら!

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「Campfire Audioに興味はあるけど、ANDROMEDAにはちょっと手が出ないな…」とか「他のイヤホンはどんな音なんだろう?」という人たちに、Campfire Audioの魅力を持って知ってもらうべく、今回全機種を一挙に聴き比べ&レビューしていこうと思います。


ORION CK

 

スペック

 ドライバー構成  BAドライバー×1
 入力感度  114 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  22Ω (at 1kHz)
 周波数特性  10Hz – 19kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

シングルBA搭載というシンプルなドライバー構成の、Campfire Audioの中ではエントリーモデルにあたる機種になります。

実はこのORIONは僕がe☆イヤホンに入って初めて買った高額イヤホンなんです。

 

その音の特徴は一言で言うなら、「シングルBAとは思えないバランスの良さ」です。

そして密閉型とは思えない音の広がり。全ての帯域の音が互いに干渉しあうことなく、それでいて不自然にばらばらにならずに絶妙なバランスでまとまっています。左右の分離感も非常に優秀で、どこから何の音が聴こえているのかがよくわかります。

 

中高音の広がり伸び具合余韻はシングルBAとは思えないクオリティで、ボーカル物との相性は最高です。ライブ音源などのコンサートホールで演奏しているような音源を聴けばヘッドホンに勝るとも劣らないリスニングが楽しめます。

 

一方で『バランスが良い』という点は、低音好きな人にとっては少々物足りなく感じるかもしれません。

 

シングルBAにしては少し高いのでは…?と言わず、Campfire Audioの入り口として是非多くの人に聴いてもらいたい1本です。


NOVA CK

 

スペック

 ドライバー構成  BAドライバー×2
 入力感度  114 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  22Ω (at 1kHz)
 周波数特性  10Hz – 19kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

BAドライバーを2基搭載したORION CKの1つ上のモデルになります。

 

程よいバランス感と中高音の広がりに長けたORIONに比べると、かなりの低音重視モデルとなっています。ドライバー数や価格から見ても「ORION CKの上位機種なのではないか?」という感じがしますが、全く傾向の異なる別モデルと捉えるべきでしょう。

 

ORION CKでは少々物足りなく感じられた低音域は、このNOVA CKでは有り余るほど力強く感じられます。そのバランスの良さからまさに「エントリーモデル」と呼ぶにふさわしかったORION CKに比べると、NOVA CKは少々人を選ぶような気がします。具体的違いをあげると、低音域の増量に伴い、中高音のクリア感などは少なくなったかな?という印象を受けました。ボーカルの近さ、生々しさなどを楽しむよりかは、EDMやハードコアなど、リズムを重視するような曲との相性がいいと思います。

 

また、以外にも生楽器との相性がいい一面を持ち合わせています。オーケストラやジャズの楽曲を聴いてみたところ、ブラス系の楽器の重厚な響きと迫力に圧倒されました。これだけの量感のある低音を鳴らすことが出来るのはおそらくCampfire AudioのイヤホンではNOVA CKだけなのではないでしょうか。

 

低音好きの人に一聴してもらいたいモデルです。


JUPITER CK

 

スペック

 ドライバー構成  BAドライバー×4
 入力感度  114 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  35Ω (at 1kHz)
 周波数特性  10Hz – 28kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

BAドライバーを4基搭載した、Campfire Audioの中でもミドルクラスにあたる機種となります。とはいえ、ANDROMEDAが登場するまでフラッグシップの座についていたその実力は本物で、10万円未満のイヤホンの中では非常に高い水準を満たしています。

 

一言で音の傾向を述べてしまえば「ORION CKを順当に進化させたような音」です。再生周波数帯域が広がった恩恵か、ORION CKがもっていた中高音の解像度を引き継ぎつつ、さらに音場が広がったように思えます。高音域の伸びと広がりは他の追随を許さないレベルで、ピアノやヴァイオリンといった楽器の繊細な音から、シンセストリングのような電子音まで余すことなく表現してくれます。

 

もちろんヴォーカルとの相性も最高で、声は近すぎず遠すぎず絶妙な位置で聴こえます。聴き疲れせずに長時間楽しむことが出来る最高のバランスです。相対的に見るとやはり低音域よりかは中高音域が目立つ機種ですが、低域にBAドライバーが2基配置されているため、ORION CKより迫力が増している点も魅力的です。

 

ANDROMEDAは魅力的だけど、ちょっと手が出ないな…そんなあなたに聴いてもらいたい一品です。


ANDROMEDA

 

スペック

 ドライバー構成  BAドライバー×5
 入力感度  115 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  12.8Ω (at 1kHz)
 周波数特性  10Hz – 28kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

2016年を代表するとイヤホンといってもいい、圧倒的完成度を誇るCampfire Audioの新フラッグシップ機です。

 

上の★を見ていただいてもわかるとおり、低域から高域にかけての完璧といってもいいほどのバランス感、そして解像度をそなえています。

JUPITERも十分高解像度でしたが、それをさらに超えています。JUPITER CKに比べると、高域はわずかに抑えられ、その分低域とのバランスが非常によくなっています。さらに中域にBA1基が追加され、低域の迫力、中域の量感、高域の繊細さ、そのすべてが1つにまとまり最高の空間を作り上げています。迫力と繊細さの両立がかなうのはこのドライバー構成故というべきでしょう。

 

いわゆる定位感は極めて優秀で、ジャズやオーケストラなど、多数の楽器から構成されるような楽曲を聴いてみるとあらゆる方向からそれぞれ違う楽器の音が聴こえてくるのがわかります。リズムを奏でる激しいキック音から繊細なメロディーまできめ細かく、そして力強く鳴らしてくれます。ボーカルはまるで耳元から聴こえてくるように近く、それでいて広く遠く伸びていくようです。

 

聴く曲を選ばない、間違いなくCampfire Audio最高傑作と呼べるイヤホンです。


LYRA II

 

スペック

 ドライバー構成  ダイナミックドライバー×1
 入力感度  102 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  17Ω (at 1kHz)
 周波数特性  10Hz – 28kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

こちらのLYRA IIはすでに生産終了となっている『LYRA』の後継モデルとなっています。

 

聴いてみた感じ、Campfire Audioのイヤホンでは珍しく中音域にフォーカスが当てられたようなチューニングが施されています。ヴォーカルとの相性がとてもよく、女性男性を問わず非常に近く生々しく聴かせてくれます。通常のLYRAでは中音域+少し低音によったようなイメージでしたが、このLYRA IIはその低音が控えめになったことで全体のバランス感の向上が図られたように感じます。

 

中音の伸びや広がりという点に関しては、前後左右というよりかは上方向に伸びていくような印象です。ロックやクラシック、オーケストラなどを聴くと、ライブ会場やコンサートホールのような広い空間を感じられると思います。
低音は下のほうからこみ上げてくるような量感のある音となっています。しかしNOVA CKほどの強い低音ではないので、聴き比べてみるとそれぞれ低音の質が異なっているのがよくわかると思います。

 

ダイナミックドライバーらしい低音の迫力とボーカルを楽しみたい人にオススメです。


VEGA

 

スペック

 ドライバー構成  ダイナミックドライバー×1
 入力感度  102 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  17.5Ω (at 1kHz)
 周波数特性  10Hz – 22kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

ダイナミックドライバー1基搭載という、イヤホンの原点ともいえるような構成にもかかわらず、15万円を超えるという脅威の価格設定のイヤホンです

 

果たしてその音はというと…一言で述べれば「包み込むような良質な低音」という感じでしょうか。ドライバーにはADLCコーティングという独自技術を施されており、チタンを上回る剛性を誇っています。そのためか高音域は非常に硬く引き締まっており、人によっては刺さるか否かと感じることもあるかもしれません。

 

しかしこのイヤホン、相当パワーのあるDAPやアンプをかませないと本領を発揮できないのです。

 

高出力でしっかり鳴らしきると、高音の尖った感じはやわらぎ非常に滑らかになります。そして低音域はドシドシと攻撃的に押し寄せるような感じではなく、穏やかな波に飲み込まれるかのように深く包み込んでくれます。まるで良質なヘッドホンで聴いているかのようなイメージです。ジャズやクラシックやオーケストラといった生楽器系の楽曲との相性がいいように思います。

 

一週回ってダイナミック1基が最高!という方に一度お手に取っていただきたいです。


DORADO

 

スペック

 ドライバー構成 ダイナミック×1
BAドライバー×2
 入力感度  107 dB (at 1V, 1 KHz)
 インピーダンス  15Ω (at 1kHz)
 周波数特性  5Hz – 27kHz
高音域
中音域
低音域
遮音性
解像感
装着感

DORADOはCampfire Audio初となるハイブリッドイヤホンです。

 

このDORADO、初めて聴いたとき「何だこの音は…今までに聴いたことがない」と本気で思ってしまいました。レビューを書くために繰り返し繰り返し聴くことでようやくなんとなく特徴をつかむことが出来ました。

 

極めて端的に表現するなら、「音が厚い」という感じです。他の機種のような「低音が凄い!」というような迫力と違って、本当に音全体に厚みがありパワフルなのです。さらに音の広さが凄いです。それもJUPITERやANDROMEDAなどと違う、とても独特な音の広がり方をします。

低音が下のほうにブワッと広がっていき、中高音は上方向に伸びていきます。この独特な音の広がり方は、何度も聴きこむことでようやくそのよさがわかる…そんな機種に思えます。

 

Campfire Audio初のハイブリッド型ということもあり、少々尖った機種なので正直万人受けするとは言い難いです。しかし、個人的にはAK70などのプレイヤーを使っており「今よりもリスニングライクな音で聴きたい」と思っている人にオススメです。


ということでCampfire Audioの現行機種7つを全て試聴&レビューしてみました!ANDROMEDA以外にも興味を持っていただけたら幸いです!ぜひぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください!

WEBチームのリョウがお送りしました。

 

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