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皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

前回、RHAのハイエンド機種をご紹介した記事はご覧いただきましたか?

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リンク:英国ブランドRHA最高のタッグ、CL1 CeramicとDacamp L1はもう聴いた?

 

 

上記の記事ではRHAのハイエンドイヤホンとポタアンを紹介しましたが、ハイクラスな製品だけあって単体でも5万円オーバー。揃えるとなると10万円以上必要となってきます。

興味はあるけどちょっと手が出ないな・・・試聴するにも気がひける・・・そんな方には、同時に発売となっているもう一機種をご紹介いたしましょう。

2016年12月発売のRHA製品
イヤホン CL1 Ceramic (前回の記事で紹介)
CL750 (この記事で紹介)
ポタアン Decamp L1 (前回の記事で紹介)

 

 

RHA CL750 

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RHA CL750

CL750は同時に発売された同社のハイエンドイヤホンCL1 Ceramic(以下CL1)と同じ超広帯域対応で、アンプとの併用を想定し開発されているCLシリーズのひとつ。

インピーダンスが150Ωと非常に高いため、スマホ直では音量が足りなかったり、音自体が細くなってしまったり。「スマホorプレイヤー+ポタアン」や、パワーのあるプレイヤーでの運用が望ましいイヤホンです。

RHAというブランドに予め注目されている方、eイヤホンの売上ランキングをチェックされている方ならば、新機種であるはずのこのCL750に何か強烈な既視感を覚えるはず。それもそのはず、CL750の筐体デザインは同社のベストセラーイヤホンMA750と同じものとなっています。

MA750はeイヤホンスタッフが選ぶアラウンド10,000円イヤホンという企画で、選抜34機種の中から総合1位を獲得し、2016年の売上本数ランキング(暫定版)でも31位を記録しています。

今回出たCL750は、一見するとMA750の後継機が出たと思われがちですが、実際のところ同じ筐体デザインを流用した全くの別モデルです。

 

 

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超広帯域CLダイナミックトランスデューサー

CL750には「CLダイナミックドライバー」が搭載されています。対してMA750に搭載されているのは「ハンドメイド560.1ドライバー」。別物が搭載されております。

オフィシャルの記述を見る限りCLダイナミックドライバーの方がより広い帯域の音を再生することを意識して開発されているようです。

 

MA750とCL750の特徴
MA750 スマホなどでも使いやすくクリアでオールラウンドなサウンド
CL750 アンプ運用前提でパワーを必要としシャープでクールなサウンド

 

価格差もメーカー定価ベースで2,000円程なので、好みや使用環境に合わせて選択するのが吉。

MA750の方が鳴らしやすさや音のバランス的に万人におすすめできるイヤホンで、CL750はよりクリアでよりシャープな音を求める中級者以上向けといった感じですね。

MA750でも十分なクリアさがあり、かつ非常にキャッチーで聴きやすい音ですが、少し高音域が物足りないと感じた場合はCL750を聴くとピン!と来るかもしれません。

 

 

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豊富な付属品

イヤーピースが11ペアも付属。大きめのケース、ケーブルクリップ、RHAイヤホンではお馴染みイヤーピースホルダーも。

 

 

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同社のDecamp L1と組み合わせるもよし

 

同時に発売された最上位機種のCL1(約5万円)と比べれば、1万円台で購入できるし、定評あるMA750の亜種っぽいし、気軽に買ってしまいそうになりますが、やはり気を付けなければならないのがインピーダンスの高さによる音量の取りづらさ。前述の通りCLシリーズはアンプとの併用を想定しているので、並のスマホではパワー不足が否めません。

既にポタアンを導入している、パワーのあるプレイヤーを所有している方にこそおすすめです。

 

 

RHA CL750の音や特徴

・アンプとの接続を想定した150Ωの非常に高いインピーダンス

・引き締まった中高音域とやや控えめな量感の低音域

・やや高音域に寄ったバランス

・接続機器のパワーが不足しているとスカスカの音に

・プレイヤー/アンプなどの手持ち機材が充実しているほどコスパが高い

・良いケーブルを使っているが少し重い

 

まず、使い手にとってデメリットになり得る部分として「1.鳴らし辛い」「2.ケーブルが少し重い」この二点が挙げられますが、正直この二つをクリア出来て、かつ「音が好み」であれば今すぐにでも購入すべきと断言してもいいほど完成されたイヤホンです。特長も特徴も強く持つ機種なので、自分に合う、合わないの判断もしやすく、ハマれば30,000円台以上のクラスとも渡り合えます。逆に万人へ勧められる機種ではありません。低音ゴリゴリ系のサウンドが好きな方や、高音の主張が強めなイヤホンは苦手といった方にはあまりお勧めしません。

既にポタアンを日頃から肌身離さず運用するスタイルであるという方、Questyle QP-1R等のパワーのあるプレイヤーを持っているがその力を持て余しているという方には、まずは試聴を強く推奨いたします。

 

嬉しいメーカー3年保証

上位モデルを紹介する際にも記載いたしましたが、RHA製品はメーカー保証が3年ついています。

 

 

動画でも紹介しました

150Ωを鳴らせるかがキモ!MA750をインスパイアしたイヤホンRHA CL750

 

 

 

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