どもっ!!e☆イヤホン 広報のたっくんです!
いよいよ発売となったapple AirPods!eイヤホンのスタッフも漏れなく予約していて、ようやく受け取る事ができました!
2016年も残すところあと10日程となりましたが、2016年を振り返ると、ワイヤレス元年とも言える程に、ワイヤレス製品が多く登場した一年でした。
中でも、EARINを始めとした、左右が完全に独立したタイプのイヤホン『True Wireless』イヤホンに注目が集まりました!
apple AirPodsも登場し、TrueWirelessイヤホンを静観していましたが、いよいよ買い時がやってきたと言えるのではないでしょうか?
今回は…
TrueWireless一番人気の 『EARIN M-1』
発売されたばかりの 『apple AirPods』
そして本日発売の新製品 『SOL REPUBLIC SOL AMPS AIR』
の2016年TrueWireless大本命とも言える3機種を比較していきたいと思います!
True Wireless大本命の3機種を比べてみた!
サイズや、使用時間、使い勝手、音質など比較していきたいと思います!
まずはTrueWirelessイヤホンの特徴でもある、充電器を兼ねたケースのサイズを比較します!
・EARIN M-1 直径21mm × 長さ95mm
付属のケースは円柱型で、細長い形をしています。600mAh リチャージャブルリチウムイオンを搭載し、満充電にかかる時間は75分となっています。
本体の連続再生時間は最大約3時間、ケースに収納する事で自動で充電され、ケースからはM-1を約3回分充電が可能です。
・apple AirPods 幅44.3 × 奥行21.3 × 高さ53.5 mm
TicTacのケースの様なサイズ感で、今回比較する3機種の中では一番持ち運びやすいサイズのケースです。
AirPods本体では最大5時間の再生、最大2時間の連続通話が可能となっています。
最大の特徴は、充電ケースで15分充電すると約3時間の連続再生、または1時間以上の連続通話が可能というエネルギー効率の良いイヤホンです!
ケース自体の充電時間は記載が無く、届いたばかりで正確に測れていませんが、約1.5時間程度だと思います。
・SOL REPUBLIC SOL AMPS AIR 幅90mm × 奥行47mm × 高さ32mm
ケースのサイズは記載がなかったので実測で、と写真のとおり一番大きなケースです。
本体は3時間の連続再生が可能ですが、ケースには大型のバッテリーが積まれており、ケースから本体に約15回の充電が可能となっています。
またモバイルバッテリーとしても使用でき、USB-Aの出力端子もケースに付いています。スマホ1回分充電可能との事で、バッテリー容量はおそらく3,000mAh程度の容量だと思います。
ケースのサイズを単純に比較すると、一番小型で持ち運びやすいのはapple AirPodsでした!反対に一番大きいのはSOL REPUBLIC SOL AMPS AIRでした!ケースが大きいのは容量の大きいバッテリーを搭載しているからで、充電の回数を考えるとSOL AMPS AIRは充電回数が少なく済みそうですね。
続いては本体のサイズを見てみましょう!
本体サイズを見ると、EARIN M-1がズバ抜けて小型なのが分かりますね!
また、apple AirPodsの長さが特徴的ですね。
別の角度から
それぞれケースに入れた際に充電される端子が見えます。
接点が一番小さいのはSOL AMPS AIRですが、耳に触れる部分に端子があるので汗をかくと錆が出てきそうな印象です。
その点、EARIN M-1やapple AirPodsは端子が耳に触れないデザインになっています。
本体サイズはEARIN M-1が一番小型でした!
続いてはそれぞれの音質と使い勝手を見ていきましょう!
EARIN M-1
本体をケースに入れる時は、イヤーピース側を向かい合わせる様に収納します。
イヤホン本体をはめ込むとランプが点灯し充電が始まります。イヤホン本体への充電が終わるとランプが消えます。
はめ込む必要があり、左右それぞれがきちんとはまっているか分からないのが難点です。
ケースから取り出すと自動で電源がONになります。
ケースから取り出し、Bluetoothの接続設定の画面で『EARIN L』を選択すればペアリングは完了です。
使用感で言えばケースへの本体のはめ込みが煩わしく感じたり、ペアリング方法が分かりにくく感じます。
本体はかなり小型軽量で、装着している事を忘れてしまう程に快適な装着感です。
本体はプラスチック感があり、ケースに比べると少しチープな印象を受けます。
EARIN M-1のドライバーにはバランスド・アーマチュアが採用されていて、中高域が繊細にクリアかつよく出るBA型らしい音が特徴。
迫力のある音ではありませんが、繊細な音の表現を感じ取れるレベルの高いイヤホンです。
Bluetoothでも本格的なサウンドを楽しみたい方にオススメのイヤホンです。
続いては話題沸騰中のこのイヤホン
apple AirPods
本体を収納しても小型なケースや、一体感のあるデザインはさすがappleの製品と感じるところ。
EARIN M-1の様にはめ込む必要が無く、ケースに落とすように入れるだけでチャージが始まります。
別の角度から。
真ん中にランプが付いていて、蓋を開けると接続の状態などを表示してくれます。
蓋の開閉が電源に連動していて、蓋を開けると自動でiPhoneに接続のポップアップが表示されます。
一目で本体、ケースの電源の状態が分かります。
最初の接続は、蓋を開けてイヤホンを取り出さずに、ポップアップの『接続』という文字をタップするだけで良く、環境設定のBluetoothで手動で設定する必要が無いのがとても楽ですね。
実際に店頭に立っているとBluetoothの接続の仕方でお問合せを受ける事も多いので、iphoneユーザーの方で初めてBluetoothイヤホンを買おうと思っている方には、この手軽さはかなり魅力に感じると思います。
耳にそっと乗せる様な装着方法で、装着感は良好です。少し激しく動いてもイヤホンが外れる事はありません。
形状はiPhoneに付属しているEarPodsにそっくりで、音質も基本的には同じだと思います。
EarPodsに比べ少し中域が聴き取りやすい音にも感じますが、大幅な音質の向上はしておらずEarPodsの価格を考えるとこの価格での音としてはコスパの悪い音に感じます。
密閉しないタイプのイヤホンなので、外の音が入ってきますし、それと同じ様に音漏れもします。
構造上、低域が抜けてしまうので、他の2機種と比較して低域は控えめで、迫力のあるサウンドという感じではありません。スッキリとしたサウンドで音ヌケのよいクリアなサウンドという印象です。
片方のイヤホンを外すと音が止まるなど、使い勝手は3機種の中で一番良い印象ですが、音質に関して言えば3機種の中では一番低いと感じました。
iPhoneユーザーで、気軽にワイヤレスイヤホンを使いたい方や、付け外しの頻度が多い方にオススメのイヤホンです。
SOL REPUBLIC SOL AMPS AIR
ケースとは本体内側の端子が接する事でチャージをしています。
ケースにはL,Rどちらでも入れられる構造になっていて、左右を気にせずに収納できるのは好印象です。
USBの端子があるからか、イヤホン本体の収納場所がケースの左側に寄っていて、右側に空白があるのは気になります。
ブロンズの部分がボタンになっていて、ペアリング方法は説明書を見ないと分かりにくいのではないでしょうか?
スマホ側のBluetooth設定で検索している最中に、左右のボタンを同時にダブルクリックするとAMPS AIRをペアリングできます。
片耳だけボタンを押すと、片耳だけペアリングされるので、片耳イヤホンとしても使用できます。
他2機種と比較すると、密閉度の高い装着感で、遮音性、音漏れ共に一番性能が良いイヤホンだと思います。
また、耳に当たる部分がシリコンの様な少し柔らかい素材になっていて耳当たりが良く、耳が痛くなる事がなく長時間の使用にもオススメできます。
音は低域を中心とした重心の低いサウンドで、ずっしりとした音の重みがあります。
また、クリアさも十分で、ヌケ良く音の広がりも良好です。個人的には、3機種の中では一番好みな音です。中域は聴き取りやすく、高域は少し鋭い感じでの音です。
一点残念なのが、ほんの少し音割れがあることです。曲によっては気にならかったりもしますが、ほんの少しだけの音割れが気になります。
デザインも良く、使い勝手、装着感もパーフェクトに近いのに、このほんの少しの音割れが無ければ…
EDMなどをよく聴く方や、デザインにもこだわりたいという方にオススメのイヤホンです。
と言う事でTrueWirelessイヤホン3機種を比較してみました!
AirPodsの金額を考えると、個人的なオススメは『SOL REPUBLIC SOL AMPS AIR』です!
ぜひTrueWirelessイヤホンをご試聴してみてください!
イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」社長のたっくんこと岡田卓也です。
元々イヤホンが趣味で、e☆イヤホンのお客の一人でしたが、2010年にe☆イヤホンにアルバイト入社し、早いもので十数年。気が付いたら社長として働くことに。
社長になる前は、TBS『マツコの知らない世界』に3回出演するなど、主に広報などPR関連の仕事をしていました。
カスタムIEM「VISIONEARS ELYSIUM」と、モニターヘッドホン「AUDEZE LCD-XC 2021」がお気に入りです。