はまちゃん

大阪日本橋本店のはまちゃんです!

 

機材は重いし、大きいし、

お手軽じゃないけど聴いてみたい!

それが本日ご紹介いたします、

STAX SR-009でございます!

STAX_SR-009_01

SR009-400pix

 

繊細にして重厚に、楽曲にこめられた多彩なイメージを表現

新固定極を採用した発音体(サウンドエレメント);(1)
固定電極の厚みは限りなく薄い方が空気の抵抗が減り音の透過性が向上します。反面、強度不足となり電極そのものが振動してしまい、音を濁らす要因となっていました。SR-009は、現在の技術の集大成として、熱拡散結合という技術によって、高温度・高圧力の環境で複数枚の電極を一体化することができました。これによって 強度と音(空気)の透過性を実現しました。

DIAPHRAGM( 振動膜):更に極薄化!
SR-009には新規開発のサウンドユニットが搭載されています。発音体となるダイアフラムには従来のエンジニアリングプラスティックをさらに高性能化したスーパーエンプラという新しい高分子極薄フィルム素材を採用。特に「音質」に優れた素材をセレクト。低域から超高域まで極めて優れた周波数特性と広大なダイナミックレンジを達成しています。

ELECTRODES( 固定電極) : (1)
ダイヤフラム全面を平面駆動するエレクトロードも新規開発
MLER (Multi Layer ElectRodes) です。エレクトロードは限りない板厚の薄さと平面性が求められますが、同時に低共振性、音波の高透過率などもクリアする必要があります。超精密フォトエッチング加工を施した金属板を熱拡散結合というハイテク技術を用いて原子レベルで一体化、全く新しいエレクトロードを完成しました。

ENCLOSURE(筐体) :(5),(6)
アルミニウムは極めて音の良い金属といえます。オーディオ機器にとっては好適な素材です。高音質と剛性、そして軽量化のため外観やユニットを支えるフレームなどに多用しています。SR-009ではそのほとんどを精密な削り出し加工によって製造しています。

CABLE(ケーブル):(4)
高密度集積回路を配線する必要から生まれた高純度銅はオーディオケーブルとしても高音質で知られています。純度99.9999%(6Nine)という高純度銅線にさらに高品位銀コートを施してイヤースピーカー駆動にもっとも適した構造で仕上げて採用しています。

EARPAD(イヤーパッド):(2)
湿度環境を良好に保つ本革(羊皮)と、ほどよい弾力性のクッション材を使用して、職人の手によって丹念に作られたニューデザインのイヤーパッドを搭載。長時間のリスニングにもよくフィットして、快適な環境を保持します。

ARC(ヘッドバンド):(7)
10ステップの位置調整機構(3)を装備して個人差のある頭蓋形状に幅広く対応するアークを装備しています。


光り輝く名門【STAX】の文字。

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ハウジングからは、かなり音漏れします。開放型です。 どことなく、スチームパンクなルックスです。

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ヘッドバンドは皮のような感じ。アーム調節可能で調節域も広く感じました。

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頭頂部に硬い素材がなく、ハンモック?のような感じで装着できました。

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ケーブルは着脱できません。ごつい6Nケーブル。これを見てテンションが上がるのはおそらく、職業病です。

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STAXのあまりにも有名な個性、5極プラグ。専用のアンプが無ければ音が鳴らせません。

SRM-006tS_01

そして専用アンプの1つ。STAX SRM-006tS。シンプルな前面パネルです。

SRM-006tS_02

うーん!ごつい!STAX使ってる!って感じです!

 

それでは、いざ!

聴いてみた!

 

聴くのだ。

Hamada Wataruさん(@hamadawataru)が投稿した写真 –

 

まず、音は壮大に漏れます。むき出しですからね。音漏れしても良い環境でじっくりお聴きください。かなり大きいシステムになります。ヘッドホンも大きいですし、専用のアンプも必要です。そこまでする価値があるのか。あります。どの音もきっちり聴こえる解像度と、ブライトでフラットな音色。なんでも聴けるんじゃないかと感じました。空間的な広がりも豊かで自然です。が、しかし、硬質な高音域の影響か、最近のROCK、POPSはいまいちな感じでした。特に、僕の好きな音数の多い、騒がしい音楽とは、合わない感じです。情報が多く、音が鳴りすぎて、聴き手が処理できないイメージを持ちました。

 

そこで原点に立ち返り、JAZZボーカルや、クラシック、アコースティックサウンドを聴いてみました。

・Norah Jones – Don’t Know Why 

・Norah Jones – Sunrise

・Norah Jones – Carry On

等をイメージして下さい。

 

最高です。音数の少ない音楽だと、一音一音がほんとにディテール深く感じることができました。では、音数の少ない、ストイックなエレクトロや、インダストリアルを聴いてみましょう。

ご参考になれば幸いです【 The End of All Existence 

 

うん。超いいです!これはハマる。これは、どちらかというと、オーディオマニア的な楽しみ方かもしれませんね。ジャンルによって相性があるように感じました。なかなか癖のある存在ですが、良い音楽体験でした!もし、機会があれば、STAX SR-009、1度はお試しください。今まで、聴いたこともないような音楽を感じられるかもしれません。


 

以上!

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