りょう太 - バナー

皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

ダイヤモンドよりも硬い素材とされる「グラフェン」の名を冠するイヤホンが登場しました。

 

以上の2モデルが、マクセルから登場した新作イヤホン。上位下位の関係にあります。 


>グラフェンはこんな人におすすめ!

・最近「高音」が不足しがちな方。

 ・刺激的な「高音」を求めている方。

 ・スピーディーな音を求めている方。


 

20160815-IMG_3492-2-min

上位モデルのMXH-GD200

>グラフェンってなに?

「グラフェン」の特長

グラフェンは、炭素の固体から積み重なった層の一枚を抜き出したもので最も薄い物質です。 ダイヤモンド以上に炭素同士の結合が強いため、平面内でダイヤモンドより硬く、引っ張り強度、熱伝導率、電気伝導率の高さはトップクラスとされる物質です。

マクセルの商品紹介ページの記載によると、グラフェンは炭素原子の構造の一種で、ダイヤモンドよりも硬いのが特徴とのこと。

ダイヤより硬いとは相当なものですが、そんな硬い物をイヤホンの素材に使う狙いはなんなのでしょうか。

 

 

音への効果

グラフェンの物性から、振動板にコーティングすることで以下の効果が発揮されます。

・音の伝播速度の「速さ」 振動板全体が一体として音を再現。特に高周波域の再現性に優れる

・振動時に変形しない「硬さ」 振動板の分割振動を抑制した、ひずみの少ないクリアな再生音

・振動板を速く動かすための「軽さ」 群を抜くレスポンス特性を発揮

マクセルはグラフェンの物性に着目し、今回の2モデルに搭載されている振動板にはこのグラフェンがコーティングされた振動板が採用されています。

グラフェンを採用することで高音域の再現性に優れ歪みが少なくレスポンス良くスピーディーな音になっている、ということのようです。

 

 

>GD200とGD100の違い

  MXH-GD200 MXH-GD100
ハウジングの素材  ステンレス合金×高剛性樹脂のハイブリッド  アルミニウム合金×樹脂のハイブリッド
ケーブル  独立グランドケーブル  –

GD200とGD100の違いは上記の表の通り。(デザイン/カラーの差異は除く)

 

分解図-min-2

上位モデルGD200のハウジングには、高強度で高比重なステンレス合金と、音導菅側のハウジングにはカーボン充填の高剛性ABS樹脂を使ったハイブリッドハウジングになっています。

GD100のハウジングにはアルミニウム合金、音導菅側にはABS樹脂が使われています。

マクセルさんに確認したところ、振動板やドライバーユニットはGD200/100ともに共通のものを採用しているとのことでした。 つまりそれぞれの機種で音の違いに影響するのはハウジングの素材とケーブルのみということになりますね。

 


 

>グラフェンの音質

・研ぎ澄ました刀のように切れ味抜群な高音

・立ち上がりよく引き締まった低音

・加速すら感じさせるスピード感

・ハスキーなボーカル表現

 

GD200の音の特徴

・これぞグラフェンの真髄とも言える閃光のごとき高音

・高音好き歓喜の高音寄り

・低音はかなりタイト

 

GD100の音の特徴

・GD200と比べるとやや大人しめの高音

・やや高音寄りのドンシャリ

・GD200よりも低音高音のバランスがよい

 

以前ご紹介した同社のオーバーヘッドモデル、MXH-MD5000をご存知でしょうか?振動板にベリリウムコートを施し、”マッハ36”をキャッチコピーにしたキレのあるサウンドが特徴のモデル。

今回のグラフェンも、素材や構造の違いはあれどMD5000と似たキャラクターを感じさせます。

 

グラフェンはGD200/GD100で共通のグラフェンコート振動板のドライバユニットを採用しているので、どちらも高音域に存在感がある音の傾向なのですが、ハウジングやケーブルの構造が異なることで聴き比べると「全然別物だ」と思わせるほどに違った音に仕上がっています。

 

>上位モデルにあたるGD200。

硬質な素材を駆動部分、バックキャビティの両方に採用したイヤホンならではの音の鋭敏さ、素早さが極まっていて、解像感もかなりのもの。

バランスとしては高音に寄っていて、ハイハット、ピアノ、シンセサイザーなどの音の存在感が強く出てきます。

ボーカルは男声、女声ともに少し遠め。クリアかつ低音の主張が強すぎることもないのでボーカルが聴きづらいとまではいきませんが、声の表現が大得意とまではいきません。中音域から高音域にかけて少しかすれた鳴り方をするので、声も若干ハスキーな聴こえ方がします。

低音域は引き締まってスピーディー。ドカドカというよりはスパスパ。重低音好きな方にとっては少し軽い鳴り方に感じるでしょうが、ペラペラとした安っぽい鳴り方ではないので個人的には不足感はありません。

GD100と聴き比べると能力値を高音に振っていて、ある意味”高音特化型”と言えるかも知れません。こっちのGD200こそが作り手としては「これぞグラフェンの真髄」という音なのかな?と思います。「閃光のグラフェン」とか、通り名を付けたい。

同社オーバーヘッドモデルのMD5000を紹介した際にも書きましたが、個人的に高音がキツめのサウンドがあまり得意ではありませんでしたが、GD200をしばらく聴いているとハイハットやピアノの響きがクセになってきます。不思議と中毒性のある高音なのです。

 

 

>対してGD100。

バックキャビティがアルミ製です。金属なので無論硬いのですが、GD200の”高音特化型”と比べると低音の存在感が増し、「高音が苦手」という方にもオススメできそうなバランス。

ギター、ベース、ドラムの存在感がGD200よりも少し強くなり、男声ボーカルも少し前に出てきます。ただ、同価格帯の他社の機種と比べるとやはり高音の存在感は強め。シャキッとしてます。

GD200と聴き比べすると、うーんこっちの方が万人受けしそう、100人いたら70人にはこっちの方がウケるんだろうなって思ってしまいます。それくらいGD200が尖ったキャラクターをしています。実際、この価格帯だと重低音を求めるユーザーさんが多いですし、高音が多い機種は聴き疲れするという理由から最初は避けられやすいのが事実。そういう意味ではこっちのGD100は「高音入門」と呼べるかも知れません。

 

2機種を聴き比べながら作文していて、一番しっくりきたのが・・・

GD200がガンダム、GD100がジム。

です。高性能だけど人を選ぶ機種と、ある程度の鍛錬で使いこなせる量産型といった違いでしょうか。

ちなみにジムも熟練パイロットが乗れば強いです。GD100も高音がお好みな方にとってはコスパがかなり高いと言えます。

 

 

どちらも同価格帯ではかなり珍しい傾向のサウンドで、メーカー的にもかなりチャレンジングなものづくりをされたと思います。このイヤホンがどう評価されていくのか、個人的にもかなり興味があるので是非一度は聴いてもらいたいです。

 


>写真で見るグラフェン

20160815-IMG_3589-2-min

MXH-GD200:銀色の筐体は高級感が強い

 

20160815-IMG_3558-2-min

MXH-GD200:ステムは市場に多く出回る機種とほぼ共通のサイズ

 

20160815-IMG_3585-2-min

MXH-GD200:GD200は各所に金属的なパーツが

 

20160815-IMG_3634-2-min

MXH-GD100:GD100はブラックとホワイトの2色展開

 

20160815-IMG_3613-2-min

MXH-GD100:ブラックはキリッとハンサムな印象

 

20160815-IMG_3623-2-min

MXH-GD100:ホワイトはハウジングがシルバーでケーブルがホワイト

 

20160815-IMG_3641-2-min

MXH-GD100:プラグ周りは上位モデルと比べるとシンプル

 

20160815-IMG_3649-2-min

GD200/100共通:ふわふわの布製キャリングケースが付属

 

20160815-IMG_3657-2-min

GD200/100共通:形状の異なる二種類のイヤーピースが付属(※画像はGD200/100ブラックに付属のカラー。GD100ホワイトには白いものが付属)


 

>まとめ

グラフェンはこんな方にオススメ!

 

・最近「高音」が不足しがちな方。

・刺激的な「高音」を求めている方。

・スピーディーな音を求めている方。

 

 

どうでしょう、興味を持っていただけましたか?

e☆イヤホン各店で試聴機もご用意しますので、少しでも気になった方はぜひ試してみてください。

 

↓店舗案内↓

 

  

この記事を読んだ人におすすめ