こんにちわ!マヨです!!
前回に引き続きお酒をイヤホンに喩えてみようと思います!!
夏といえばビール!!ということで今回はビール編です。
定番ビールもいいのですが、地元大阪生まれで変り種はないものかと模索したところ、以前友人に連れて行ってもらった箕面(みのお)ビールのお店を思い出しました。
箕面ビールとは・・・
“大阪府の北部、北摂と呼ばれる地域に位置する箕面市は、自然の宝庫で観光名所も数多くある魅力にあふれた街です。
「日本の滝百選」にも選ばれている箕面大滝や、秋に多くの人々を魅了する紅葉などが特に有名で、それらを抱える「明治の森 箕面国定公園」のほど近くで箕面ビールは造られています。
また箕面は野生のお猿も有名で、ちょっとやんちゃなお猿たちが箕面を訪れた人々を歓迎してくれます。
そんな豊かな自然の中で育まれた箕面ビールは、すべてのビールが無ろ過・非熱処理ビールとなっております。酵母をろ過せずにそのまま瓶詰めすることで、より豊かな味わいが得られるだけでなく、健康・美容面でも優れたビールが生まれるのです。どうぞ「本来のビール」をお楽しみ下さいませ。“
なるほど。できるだけイコライザーを使わず「イヤホン本来の音」を楽しみたい僕にピッタリです。
向かったのはe☆イヤ日本橋本店から地下鉄で10分。個性的な飲み屋さんがひしめき合い、とても活気のある今注目のエリア「天満(てんま)」にある「BEER BELLY 天満」というお店。箕面ビールの直営店です。
真面目な僕は、今回ビールの各要素を音に喩える際にどの項目をどう置き換えるか、とても悩みました。いろいろご意見はあるかと思いますが、今回も完全独断で以下のとおりとします。
コク ★★★☆☆
キレ ★★★☆☆
苦味 ★★★☆☆
喉ごし ★★★☆☆
香り ★★★☆☆
↓
重厚感 ★★★☆☆
キレ ★★★☆☆
余韻 ★★★☆☆
解像感 ★★★☆☆
音場の広さ ★★★☆☆
ビールは鮮度が命!!というわけでサクサク進めていきましょう!!
はい!では早速1杯目!!
箕面ビール ピルスナー
原材料: 麦芽、ホップ
Alc.: 5.0%
色: 淡色
味: すっきりした味わい
香り: 爽やかなホップの香り
飲みごろ温度: 7〜8℃
コク ★★☆☆☆
キレ ★★★★☆
苦味 ★★☆☆☆
喉ごし ★★★★☆
香り ★★☆☆☆
低温で長期間熟成を行っており、すっきりとした爽快感と爽やかな苦味が特徴の定番ラガービールです。
ググイっといける飲みやすさは夏の仕事終わりの1杯目にピッタリですね。何杯でも飲めてしまいます。素直にうまい!!
すべてのビールが無ろ過・非熱処理とのことで、素材の持つ芳醇な香りが生々しく感じ取れます!!
小腹もへっていたのでまずは軽く「鴨のレバーペースト」とバゲットをあわせました。香辛料や木の実がふんだんに使用されていて、適度なマッタリ感。
おいしい!!
さてさて、喉も潤ったところでやっていきましょ。
重厚感 ★★☆☆☆
キレ ★★★★☆
余韻 ★★☆☆☆
解像感 ★★★★☆
音場の広さ ★★☆☆☆
これは・・・
final heaven IV !!
BA型ドライバー1基で自然な鳴りのイヤホン。解像感とキレ、そして適度な中低域の厚みが心地よくいつまでも聴いていたくなる音質。
finalのBA型イヤホンは巧みな空間表現と適度な響きが特徴で、ライブ音源などの生々しさをしっかり奏でてくれます。
聴き疲れのなさと音の芳醇さがこのビールとピッタリ一致していると思います!!
次!2杯目!!
箕面ビール スタウト
原材料: 麦芽、ホップ
Alc.: 5.5%
色:黒色
味: すっきりの中にほのかな甘さ
香り: モルト
飲みごろ温度: 12~14℃
コク ★★★☆☆
キレ ★★★☆☆
苦味 ★☆☆☆☆
喉ごし ★★☆☆☆
香り ★★★☆☆
クリーミィな喉ごしとドライな後味のスタウト。
コーヒーやビターチョコレート、黒砂糖を思わせるフレーバーながら後味はドライなため、甘すぎず飲み飽きない黒ビールです。
色が真っ黒なのでかなり甘いのかと思いきや、あくまでも香りを楽しむステキなビールでした。
少し重厚な味と香りなので肉料理をわせてみました。アテは「鴨のタタキ」。生姜とたまり醤油でいただきます。
ではでは、これも置き換えますー
重厚感 ★★★☆☆
キレ ★★★☆☆
余韻 ★☆☆☆☆
解像感 ★★☆☆☆
音場の広さ ★★★☆☆
ふーむ。これは・・・
Noble Audio Dulce Bass !!
Dulce=甘味 の名が示す通り、甘く重厚な中低域が特徴のイヤホンです。
構成はBA5基。聴き始めはウォームで重いベースラインが際立ちますが、暫く聴いているとBA型らしい歯切れの良さと音の立ち下がりのスムーズさに気づきます。あまーいはずなのに飽きの来ないサウンド。
この辺りがチョコレートの香りとドライな後味を併せ持つスタウトとの共通点だと感じました。
はい!最後!!
箕面ビール 山椒ペールエール
原材料: 麦芽、ホップ、山椒
Alc.: 5.5%
色:琥珀色
味: 適度なコクと強い苦味
香り: 山椒とホップの華やかな香り
飲みごろ温度: 12~14℃
コク ★★★★☆
キレ ★★★☆☆
苦味 ★★★★★
喉ごし ★★★☆☆
香り ★★★★☆
最後はちょっと変り種。
地元、箕面のあさくら山椒を使ったエールビールです。スパイシーな山椒の香りとフルーティーなホップの香りが飛び込んできます。
山椒はとても風味の強いスパイスですが、ホップの香りがそれに負けていないところに醸造家のこだわりを感じます。後味にも特徴的な苦味が残り、コクがあるのにさっぱりといただけます。魚介系の料理などに合いそうですね。
個人的には鰻と一緒にいただきたいところでしたが、メニューになかったので「ムール貝のビール蒸し」をチョイス。はい、絶対うまいやつです。後追いで細いパスタを入れたい・・・
変換!
重厚感 ★★★★☆
キレ ★★★☆☆
余韻 ★★★★★
解像感 ★★★☆☆
音場の広さ ★★★★☆
これはムズカシイですね・・・うーん・・・
っ!! これか!!
MASTER & DYNAMIC ME05 !!
音の広がりと余韻を楽しむという点ではやはりME05ではないでしょうか。
こちらのME05、ハウジングに真鍮を贅沢に使用しており音に独特の響きを感じられるイヤホンです。
特にジャズやクラシックなどを聴くと、厚みのある中低域を背景にした金管楽器の響きがとても気持ちいいですね。
ビール同様独特なキャラクターではありますが、ともに作り手の強いこだわりを感じられる逸品です。
他にも「桃ペールエール」や「じゃばらペールエール」、「ボスざるIPA」などなど、名前だけで飲んでみたくなるビールがたくさんありましたが今回はここまで。みなさんいかがでしたか?
物事の各要素を音に置き換えるのがとてもむずかしく、それでいて楽しいこの企画。今度はお酒ではなく、少し違った角度からアプローチしてみたいと思います!!(鋭意思考中)
以上、マヨがお送りいたしました!!
↓店舗案内↓
大阪日本橋本店 マヨです!!
低価格帯から高価格帯までいろいろ使ってます。メインはEMPIRE EARS ZEUS-R(CIEM)。ポタアンやケーブルもとっかえひっかえいろいろ聴いています。お酒大好き。