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皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

いよいよe☆イヤホンでも本日より取り扱い開始となるこちら!

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JVC/VICTOR STUDIO HA-MX100-Z

 

JVCのモニターヘッドホンHA-MX10-Bをベースにして、JVCとビクタースタジオが共同で開発したのがHA-MX100-Zです。

ビクタースタジオと一部販売店でのみ取り扱いとなっているヘッドホンですが、本日2016年8月6日よりe☆イヤホンでも販売開始となります!

 

>製品概要

JVCとビクタースタジオの共同開発により、2011年1月に発表されたスタジオモニターヘッドホン「HA-MX10-B」。
開発や独自技術を背景に、スタジオエンジニアが一切の妥協なくサウンドチューニングを行い、
これまでにない原音再生能力とタフな使用に耐える高耐入力・高耐久性・高メンテナンス性を併せ持つプロフェッショナル・クオリティーを具現化。
これまで多くの音楽制作現場や音楽ファンに支持されてきました。
その「HA-MX10-B」を更に進化させ、ハイレゾ対応となって誕生したのが「HA-MX100-Z」。
スタジオで求められる厳しい基準をクリアしたベーシックな部分はそのままに、ハイレゾが持つ情報量の豊かなサウンドを忠実に表現。
驚きの解像力と自然で透き通る音場表現力を実現しました。
音づくりや音色の確認は勿論、微細な仕上げ、バランスの最終確認にまで使用可能なポテンシャルにパワーアップ。
プロフェッショナル現場がプロデュースした、深化したスタジオユースモデルの誕生です。

 

取り扱い開始を記念し、ビクタースタジオさんを取材させていただきました。

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ビクターエンタテインメント ビクタースタジオ長 秋元秀之さん

HA-MX10-B、そしてHA-MX100-Zの開発に大きく関わったビクタースタジオ長の秋元秀之さん(以下秋元さん)にインタビューいたしました。

 

 

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Q.既にHA-MX100-ZのベースであるHA-MX10-Bというスタジオモニターヘッドホンがある中、発展機種を開発しようと思った経緯などを教えてください。

 

秋元さん ヘッドホンの需要が高まっているというのが一つで、レコーディング現場でもスピーカーで音を確認する合間にヘッドホンというパーソナルな環境で音を確認する場面がここのところ飛躍的に増えてきています。もう一つはハイレゾへの対応です。正直、HA-MX10-Bでも全く問題ないのですが、唯一ハイレゾ対応していないという部分を指摘されるのが悔しいところでもありました。MX10だけを聴いている頃は不足感などは全然感じませんでしたが、いざ新機種の開発を始めると「ここまで音に奥行きがまだ出せるものなのか」と思ったのも正直なところです。

 

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Q.MX100がMX10と最も異なるポイントはどこですか?

 

秋元さん 抽象的になりますがMX10は”音”がすごくわかりやすく、MX100は”音楽”が非常にわかりやすい。具体的に言うとMX10はスッキリしていてそれぞれの音が見えやすい。けどそれは、悪い意味で言うと音が並んでしまう感じなんですね。MX100の場合はそういった音の見えやすさは残しつつ、奥行き感や立体感や空気感のようなものが加わっています。

MX10は”音作りのためのヘッドホン”、MX100は”音楽作りのためのヘッドホン”と言えるかもしれません。そういう意味ではMX100は音楽を聴くのにすごく高いパフォーマンスを発揮すると思います。

 

 

Q.今回、MX10に続きビクタースタジオさんとしては二度目のヘッドホン開発となりますが、苦労した点などありますか?

 

秋元さん 今回はあまりなかったです。MX10の時には足掛け6年くらい、全く何もない、何も基準がないところから始めましたからヘッドバンドは何をベースにすればいいのか、なんてところからでしたから。今回はMX10をベースに開発が始まったということもあり、完成度が高かったこともあって高い位置で良し悪しを判断することができました。

 

 

Q.秋元さんが、eイヤホンのお客様に注目してほしいMX100のポイントなどを教えてください。

 

秋元さん MX100で聴いていただいた音が現場で聴かれている音なので、つまりそれはミュージシャンやアーティストの方が、自分で作った音楽に対して良し悪しを判断している環境なんです。自分の好み、趣向に合うような音作りがされたヘッドホンで音楽を聴くのも楽しいですが、よりアーティストが音作りをしている環境に近いものを聴きたい、そういう風に思っている方にはMX100がとてもおすすめできます。

 

 

Q.今後の展望や、お客様に伝えたいことはありますか?

 

秋元さん いろんな話は出るんですが、今のところ具体的なものはありません。ただ、今後もスタジオで使用される様々な機器で、アーティストやミュージシャンの方々の基準になるようなものを作っていければと思っています。

それともう一つ、今回MX100はスタジオモニターヘッドホンとして発売しておりますが、すごく平たく言うとそんなジャンルわけは無いと思っています。”わかりやすさ”のために敢えてそうしていますし、スタジオで使えるようにもちろん開発していますが、だからと言ってリスニングに向かないといったことは全くありません。ぜひ、リスニング用にも使っていただきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 


 

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品番 HDM-002
型名 HA-MX100-Z
型式 ダイナミック型
出力音圧レベル 107dB/1mW
再生周波数帯域 10-40000Hz
インピーダンス 56Ω
最大許容入力 1500mW [IEC(国際電気標準会議)規格]
コード 2.5m OFC
入力プラグ 直径3.5mmステレオミニプラグ
質量(コード含まず) 265g (コード含まず)

>ビクタースタジオってこんなところ

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301 Studio

ビクタースタジオの原点とも言えるスタジオ。ビクタースタジオで最大の広さを誇り、広いメインエリアと9つのブースの組み合わせで様々なジャンルの収録に対応しています。

 

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コントロールルーム

 

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ミキシングコンソール

 

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多数のビンテージマイクを備える

 

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今はもう新品では手に入らないレアなマイク

 

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さまざまな色、長さのケーブルも完備。

■外部リンク:VICTOR STUDIO│TOP

 

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