こんにちは!こんばんは!
たっちゃんでございます!
先日、お休みを頂いたので家で自分のツイートをさかのぼって見ていたら
こんなツイートを見つけました。
おふざけ一切無しのVE5ブログを書いております。。。他のカスタムとの比較も簡単に書いております。。。公開までしばしお待ちを。。。。。。 pic.twitter.com/3ETlRkmZO9
— たっちゃん eイヤ㌠ VE Fiver (@eear_tatchan) 2015年11月3日
「あっ!」
と一人の部屋で声を出してしまいました。
完全に忘れていました。
なので書きます!(バンバンふざけてます。多分。)
Vision EarsのカスタムIEM、
VE5への愛を書いてやんよっっ!!!
まず、Vision Earsってなんだ?
Vision Earsは2013年に設立したドイツブランドです。
もともとはコンパクトモニターズという老舗ブランドが二分したうちのひとつで、
長年にわたりカスタムIEMにまつわる知見と技術を蓄積してきた職人たちのメーカーです。
既に愛用アーティストはドイツ国内にとどまらず国外にも多く存在してます。
ビッグネームで言えばダフトパンクやクラフトワークなども
Vision Earsを使用しているアーティストのひとりです。
モデルは7種類あります!
まずはモデルの種類から見ていきましょう。
VE2:片耳に2基のBAドライバを搭載。
BAらしいけどBAっぽくないような、
そんなダイナミックでしっかりとした音が出ます。
得意な楽曲:ロック、POPS
VE3:片耳に3基のBAドライバを搭載。
※VE3は生産終了となり、後継機のVE3.2が現行モデルとなります。サウンドキャラの大きな変更はなく、よりバランスに優れたニュートラルなサウンドへ進化しました。
非常に綿密でバランスのとれた音です。
中域の表現力がとても高く、Vision Earsの中では一番落ち着いている印象。
得意な楽曲:バラード
VE4:片耳に4基のBAドライバを搭載。
※VE4は生産終了となり、後継機のVE4.2が現行モデルとなります。僅かに低域の解像度が向上し、より低域ライクの方に好まれるサウンドに進化しました。
深い低音から鮮やかな高域まで圧倒的な完成度の高い音を再現してくれます。
こちらはしっかりとした低域が特徴的でベースやドラム好きの方はコチラがおすすめです。
得意な楽曲:ロック、メタル
VE5:片耳に5基のBAドライバを搭載した、ステージ/スタジオ/ポータブルオーディオ用ハイクラスモデル。
周波数範囲全域にわたり優れた分解能と圧倒的な明瞭性。
今回の主役です。
後でじっくりと書かせていただきます。
簡単に言うと、ボーカルの存在感、レスポンスの早い低音ととても爽やかな高音。
上位機種にも負けない解像度を持つ素晴らしいモデルです。
得意な楽曲:ロック、メタル、アニソン、POPS
VE6(こちらは3種類からお選びいただけます。)
・X1:片耳に6基のBAドライバを搭載。
中低域の押し出しが強く、全体的に重厚感のあるサウンド。
解像度もずば抜けて高くなんの音楽を聴くのにも適しているハイエンドモデル。
得意な楽曲:ロック、メタル、オーケストラ、ジャズ
・X2:片耳に6基のBAドライバを搭載。
X1とくらべ音場がぐんと広がり、抜け感のあるサウンドが特徴的。
Vision Earsの中でも群を抜いて音場表現が上手く、情報量の多さが魅力的。
得意な楽曲:POPS、オーケストラ、メタル
・Xcontrol:片耳に6基のBAドライバを搭載したスイッチ付のVision Ears最上位モデル。
VE6のX1とX2のサウンドを両方楽しむことが出来る贅沢なモデルです。
ざっとこんな感じです。
詳しい聴き比べはVE5のお話しの中で小出しにしていきますね。
それでは、始まりです。
テーマは「かっこよく、爽やかに、軽やかに、綺麗に、楽しく!」
僕がこのVE5と出会った時のお話しをしましょう。
大した文章ではございません。
途中途中にレビューがありますので
ざっと流しながら読んでくださいませ。
当時19歳の僕はe☆イヤホンに入社してまだ2カ月も経たないころ、
東京は秋葉原のカスタムIEM店で
「何かカスタムIEMを作ってみたい」
と思い、いろいろ試聴をしていました。
その時、特に気になっていたのはUltimate Ears。
確か、当時の試聴環境はAK100→UE900だった気がします。
同じブランドのUEで何か一つカスタムIEMを作ろうと思っていましたが、
「絶対にこれを作りたい!!」
と思える機種がUEにはありませんでした。
(強いて言うなら今は無きUE Reference Monitorでした。)
うーん
うーん
となっていた時、
「そういえばVision Earsって聴いたことないなぁ」
ふとそんなことを思い、試聴をはじめました。
あまり気にもなっていなかったVision Earsというブランド。
今思えば『なぜ知らなかったのか』
でもよくよく考えると『このタイミングでよかった』
と思っています。
ちょうど試聴していたのはVE4でしたが、
正直「これじゃない感」がありました。
VE4は低域の量感・キレが良くバスドラ、ベースの音が
超高解像で出力され、それでいて中高域も曇りがなく
綺麗なサウンドを奏でていました。
当時の感想としては
「低域の音をよく聴きたい人はこれが良さそう。」
といった感じです。
当時の僕は
「爽やかで高音の表現がとても綺麗なイヤホン」
が欲しくてたまらなかったのでVE4はあえなく落選しました。
その日はそこで試聴をやめてしまったのですが、
後日またカスタムIEM店に寄ってみると
「VE6の新しい試聴機きてるよ~」
と言われたので試聴してみると
「何じゃこりゃあああああ!!!!!」
と息を荒げて興奮してしまいました。
特におどろいたのは
VE6のX2でした。
VE6 X2は「これほんとにカスタムIEMですか???」
と思ってしまうほど音場が広大で
VE4よりも遥かに多い情報量がとても印象的でした。
中高音がとても自然で伸びがよく、でも少しキラッとした様なイメージもあります。
とにかく綺麗。
とにかく広い。
とにかく自然。
そんな音を聴いた僕は、
「僕が求めていた音はこれだ!」
もうこれしかない!と思っていました。
個人的にはVE6 X1よりはX2が好みでした。
X1は中低域の厚みがとても重厚で
それでもバランスの良いサウンドが特徴でした。
Vision Earsの中でも解像度が一番高いように思えます。
苦手なジャンルの音楽は特になく、オールマイティーに楽しめる印象でした。
僕はこのとき
「初めて作るカスタムIEMはVE6 X2で決まり!」
と思っていました。
が、しかし。
当時のカスタム店店長から
「Vision Earsは新作が出るから
それ聴いてからでいいんじゃない?」
と言われました。
そのとき、知ったのがVE5です。
正直、VE6 X2で決まりかなと思っていたのであまり気に留めていなかったのですが、
日が経って、またカスタムIEM店に遊びに行くと
あの、噂のVE5の試聴機がショーケースに並んでいました。
「まぁ、聴いてみるか。新製品だし。」
と考えながら試聴してみると…
「これは…、
これは、ヤバイわ…。」
震えました。
VE5を聴いてまず飛び込んでくるのが
透明感があってとても爽やかなボーカルでした。
VE6 X2で聴いていたときは遠くから聴こえていた歌声も
VEでは軽やかに、のびのびと歌っているその声がとても鮮明に耳に届きました。
特徴はボーカルだけでなく、超ハイレスポンスな低音もものすごく好みでした。
低音の立ち上がりのスピードから抜けまでがとても早く、
主にボーカルの邪魔をしない。でも主張する。
といった、とても面白い鳴り方をしています。
全体的にキレやスピード感を感じやすいモデルですが、
他のVision Earsのモデルよりもかなりリスニング向きだなと思いました。
ただ、スカッとしているのではなく
どの音域も満遍なく主張し、でも誰の邪魔もせず。
楽曲を余すことなく楽しむことの出来るモデル。
それがVE5だと僕は思いました。
僕は基本的にアニメソングをよく聴いているのですが、
アニソン聴くならVE5で決まりです!
是非聴いてみて下さい。
上位機種であるVE6を蹴ってまでオーダーしたVE5。
ボーカルの軽やかさ、
低音のスピード感、
全体的な爽やかさ。
そして楽曲を楽しませてくれるような表現力。
こんな音の出るイヤホンははじめて聴きました。
ちょっとだけ下位モデルでもこんなに良いのか。。。と思い
すぐにVE3とVE2を試聴しました。
VE3はボーカルの表現力が高く、全体的に落ち着いている印象です。
Vision Earsはどの機種も硬い音が特徴的なのですが、
なかでもこのVE3はボーカル(特にバラード系)に強い印象でした。
VE2も引き続き試聴しました。
このVE2にもかなり驚かされました。
「2ドライバーなのにこんなにメリハリが付いているなんて!」
第一印象は結構すっきりしていてVE5っぽいかなと思いましたが
聴き込んでいると、かなりパワフルで音の線が太く、元気なサウンドでした。
Vision EarsのカスタムIEMを全て聴いた上で
僕のはじめてのカスタムIEMはVE5になりました。
VE5最高!!! だけど…
名古屋大須にカスタムIEM店が出来てから大体3週間がたちまして、
僕も店番をすることがあるのですが、こう思うことが多くなりました。
カスタムIEMを見てたら
欲しくなってきちゃった。
僕はもともと秋葉原店で働いていたのですが当時は中古コーナー担当で
カスタムIEMとはあまり縁がなかったのですが
名古屋大須店での勤務になっていろんな仕事をするようになり
お客様のカスタムIEMを見て「かっこいい!」と思い、
店頭の試聴機を聴いて「これ欲しいなぁ」と思い、
あるカスタムIEMの
オーダーを決意しました。
え、何を言ってるの?
さっきまでVE5を熱く語っていたじゃないか。
確かに僕はVE5を持っていますし
つい先日、新しいカスタムIEM、CW-L02が届いたばかりです。
【カスタムIEMレビュー!】最近話題のCanal Works CW-L02を作ってみた!
でもね…
3つ目のカスタムIEMを
オーダーをしました。
先ほども言いましたが、
つい先日、新しいカスタムIEM、CW-L02が届いたばかりです。(2回目)
オーダーしてしまいました!
もう変なスイッチが入ってしまいました。
64AudioのA12のためにとっておいた貯金はなくなりました。
何をオーダーしたのかといいますと…
Vision Ears
VE6 X2です。
えええええええええ!!!!!!!
裏切りかよっ!
といった声が聞こえてきそうですが、まぁまぁ。
このブログ
続きがあります!!!!!
次回、
「たっちゃん、VE6 X2をオーダーする。」
近日公開(?)です!!!お楽しみに!!!!!
では名古屋大須店よりたっちゃんがお送りいたしました!
また会いましょう!
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