りょう太 - バナー

皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

世は、デジタルオーディオプレイヤー戦国時代。

あっちでもこっちでも、各社凌ぎを削って新モデルを市場投入する昨今。宇宙世紀で言うとさながらU.C.0087〜0089頃。えーと、つまりZとかZZとかの時代。いや、伝わらなかったらごめんなさい。

 

増えすぎてもう、「どれ買ったらええねん!?」状態な方も少なくないはず。

ひと昔前ならパソコン、今ならスマホでも起こりうる状況。選択肢が多くあることは悪いことではありませんが、ゆえに正解を見つけにくいのもまた事実。

 

今回ご紹介するのも最新のDAP(デジタルオーディオプレイヤー)。

じゃあこのプレイヤーをどんな人に勧めるかと言うと…?

 

・小さくてスマートなのが欲しい!

・難しい機能は不要!

・頻繁に充電するのが面倒!

・予算は3万円以内!

 

 

これら一つでも該当する方は必見ですよ。

アイキャッチ-min

COWON PLENUE D

 

 

今回ご紹介するのは既にちょっぴり話題になっている新型DAP、COWONのPLENUE Dです。

PLENUE DはCOWONのPLENUEシリーズ第3のモデル。

PLENUEは「Pleasure、Plenty、Plenum」と「Avenue、Continue、New」を合成した造語で、”多彩な楽しみが充実したマルチメディアの世界に通じる道”を意味しています。

Dは音階名ドレミの「ド」のことで、シリーズのエントリーモデルであることを表しています。


 

このPLENUE D、とにかく小さいのが一つ目のポイント。

いろんなものと比較してみました。

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iPhone6と比べてこのサイズ

 

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他社小型DAPと比較

 

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厚みも比較

左から

IRIVER AK Jr

SONY NW-A20

・IRIVER AK100(生産完了)

・COWON PLENUE D

 

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サイズの近いIRIVERのかつての主力モデルAK100と

ディスプレイのサイズにもご注目。

AK100はフロントパネルの上半分サイズ、2.4型のディスプレイを搭載。

PLENUE Dは2.8型のディスプレイを搭載しています。

 

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背の高さはほぼ同じ

 

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幅はPLENUE Dの方が5mm以上スリム

かつての名機、IRIVER AK100とサイズ感が近く、PLENUE Dの方が約5mmスリムな大きさになっています。

また、AK100のボリュームがダイヤル式で大きく突起しているデザインなのに対して、PLENUE Dは物理キーになっていてフラットな構造になっており、スマートなシルエットになっています。

デザインの好き嫌いを差し引けば、運用面でPLENUE Dの方が携帯しやすいと言えるでしょう。

 

サイズ感の近いIRIVER AK100と比べましたがこのAK100、ハイレゾ再生ができたり、高音質をうたうDAP界隈では破格の小ささだとご存知でしょうか?そんなAK100と比肩されるサイズのPLENUE Dもまた、今時のDAPの中では異様なほど小さい製品なのです。

 


 

 

▼外観

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本体サイズ比で大きめなディスプレイが嬉しい

 

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音楽再生画面の右上を押すと設定メニューが表示されます

ループ、シャッフル、ギャップレス再生やイコライザ設定など。プレイヤーとして必要な設定項目はおおよそここに集約されています。

 

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背面はヘアライン仕上げのアルミパネル

 

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ヘッド部分はダイヤモンドカットされたアルミ材。適度な重みを持たせるとともに高級な質感も付加しています。

 

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底面にはデータ転送と充電用のmicroUSB端子

 

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側面には再生停止、曲のスキップ、音量調整ができる物理キー

撮影漏れてしまいましたが逆側面にはmicroSDカードスロットを一つ搭載しています。

小型ながら、一部に金属パーツを採用しているので適度な重量感と高級感のある仕上がりになっています。


 

▼容量

内蔵32GB + microSD最大128GBまで =合計最大160GB

 

ヘビーなハイレゾリスナーさんなら少なく感じるかも知れませんが、CD音源メインの方ならば十分な容量ではないでしょうか。とは言え128GBのmicroSDってまだそこそこのお値段がしますから、現実的には64GBのカードを入れて96GBとか、更にコストを抑えて32GBを入れて64GBとか。いずれにしてもユーザーが使い方を選択できるのがカードスロットを搭載したプレイヤーのいいところでもあります。


 

▼操作性

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無駄のない操作系統

PLENUE Dは、シンプルな操作性とUIが魅力の一つ。音楽を聴く以外の機能を持っていないため独自OSを搭載しており、他のアプリが起動することもありません。

 

逆に発展性も皆無。デジタル出力やラインアウト機能もありません。これは後述する価格を考慮すれば当然とも言えますが、外部のDACやアンプに接続することなく、あくまでもDAP + イヤホン(ヘッドホン)という最もシンプルな構成でしか運用する気がない方にとっては全く必要のない機能でもあります。

 

その分価格を抑え、サイズもコンパクトになっているのですから、なるべく安価で小さなDAPが欲しい人にとっては願ったり叶ったりな製品ではないでしょうか。


 

▼バッテリーについて

再生時間:約100時間 (MP3) / 51時間 (24bit, 96kHz, FLAC)

充電時間:約3.5時間(入力Micro USB DCアダプタが5V/1A以上の条件で)

 

なんと再生時間は100時間

…と喜びたいところですが、あくまでもMP3を再生した場合の目安。ハイレゾ再生時にはその半分の51時間…え…?いやいやそれでも50時間!

ハイレゾ音源再生をメインに考える方にとっても、50時間持続する機種なんて他にそうはありません。

これだけ長持ちすれば、毎日充電する必要なし。うっかり充電忘れの多い方も安心です。


▼ハイレゾ対応

192kHz / 24bit対応

 

エントリークラスなハイレゾ再生機器と考えて十分な性能を持っています。

もちろんCD音源をメインに聴く方にも全く問題ないスペックですし、ハイレゾ音源の主流が96kHz/24bitなので、そういう意味でも十分です。


 

▼音質

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手持ちのMAVERICK CUSTOMで試聴

・愛機との相性

手持ち機種の中ではまずUnique Melody MAVERICK CUSTOMで聴き、そこからSENNHEISER HD25、Unique Melody MACBETH、IRIVER AK T1p、Westone Westone30…と色々試しました。と言うよりも、色々試したくなってしまいました。理由としては、MAVERICK CUSTOMで聴いた際、とてつもなく印象が良かったからです。もしかすると相性の良し悪しなどあるのかも?と思い、試さざるを得なかったのです。

以下に個人的主観で感じた試した機種の相性一覧を残しておきます。

 

Unique Melody MAVERICK CUSTOM:非常に良い

Unique Melody MACBETH:非常に良い

FitEar FitEar Air:良い

FitEar FitEar Aya:良い

MUIX IX1000:やや良い

AKG N20:普通

Westone Westone30:普通

SENNHEISER HD25(カスタマイズ済/記事参照):普通

IRIVER AK T1p:やや悪い

 

個人的に音質に一目置いている、手近にあるもので試しました。

評価はあくまでもPLENUE Dと接続した際に感じた音質的な相性。音自体の良し悪しとは少し違うのでご注意を。

やはりMAVERICKとMACBETHとの相性が極めて良く感じられ、続いて「ハイブリッド型(ダイナミック型とバランスド・アーマチュア型を組み合わせた方式)との相性が良いのかな?」と思い、FitEar Airで試したところこれも良く、続いてバランスド・アーマチュア型だけのFitEar Ayaで試したらこれも良くて「あれ?」となって、あれこれ試すうちに「IX1000のポテンシャルはやっぱり異常」というところにまで至ってしまいました。

 

やや脱線気味なので話を戻すと、どちらかと言うとヘッドホンよりもイヤホンやIEMとの相性が良く、その中でもUMのハイブリッド型と相性が良く感じました。とは言え試した機種に限りがあるので必ずとは言えませんが、ヘッドホン派よりもイヤホン派の方におすすめできるDAPと言えるのではないでしょうか。

 

・優れたディテール感

多分この表現が自分の中では一番しっくり来ます。「ディテール感」。PLENUE Dを初めて触った時、その小ささや操作性にもルンルンしていましたが、パッと聴いて「うおっ」と、「良い音」であることを瞬時に実感した上で、「ディテール感に優れている」という言葉が浮かんできました。別の言い方をしろ、もっと詳しく言え、そう言われれば、「音が造形的、立体的」。広さや臨場感よりも実像感。

ハイクラスなDAPは「原音」というものをひたすら追求していますし、もちろんこのPLENUE Dが鳴らしたいのもソレとうたわれてはいるものの、鮮度100%の素材を活かした料理というよりは、気の利いた料理人が適度に味を付けて調理された料理。長年プレイヤー開発を続けてきたCOWONならではのいい塩梅なサウンドは、過去どんな高級な機器で楽しんできた方でも「別腹」で楽しめるものと感じました。

 

・40を超える豊富なイコライザ「JetEffect」

もし、より濃い味付けが好きならプリセットイコライザを試すのも手です。「いじくった音は嫌いだ!」そう仰る方もいるでしょう。わたくしもどちらかと言うとそう思うタイプなのですが、COWONのプレイヤーを使う時はついつい「JetEffect」をいじってしまいます。

COWONユーザーにはお馴染み、高音域の減衰を補正する技術「BBE」を用いたエフェクト。Rock、Jazzといった音楽ジャンル別のエフェクト。その他ホール感の演出や、リバーブ系エフェクトも多数あります。中には「これはやりすぎ!」って思ってしまうものもあるのですが、とにかくバラエティに富んでおり、使っているうちに「楽しく聴けたらいいんだ」と本来の音楽鑑賞の自由さを思い出したりするかもしれません。普段はこういった設定をノータッチな方も、たまにはイコライザをいじくり回すと思わぬ音に出会えるかも。

 

・真の醍醐味は「User」設定?

PLENUE Dには多数のプリセットイコライザの他に、自分で細かく設定可能なユーザー枠が4つ用意されています。設定項目は大きく分けると「EQ」「BBE+」「SE」の三つ。「EQ」は簡易的なパラメトリックイコライザになっており、80Hz/220Hz/780Hz/3.0kHz/9kHzの5軸のゲインを0〜12まで、Normal/Wide/Narrowに設定が可能。「BBE+」はプリセットにあったBBEをより細かく設定できるもので、BBE、Mach3Bass、3D Surround、MP Enhanceの5項目。「SE」はリバーブの強度とモード(RoomやStadium)を設定できる。

とにかく、非常に細かく設定ができ、設定をしているうちに1曲が終わってしまうことなど珍しくありません。しかしこれらの設定が、PLENUE Dのディスプレイサイズでサクサク操作できるほどシンプルなUIに収まっており、例え時間はかかってもストレスなくずっといじくっていられるのです。

あれこれ聴いているうちに「この曲のドラムかっこいいのにイマイチ量感が不足してるな」とか「ライブで聴いた時の方がカッコよかったのにライブ音源持ってないな」とか思うことが出て来れば、イコライザをいじいじすることでかなり理想に近づけることが出来る、それくらい痒いところに手が届くイコライザがこの小さなボディに秘められています。

 

・イコライザ無しでは価値がない?

ここまでイコライザの使用を推奨すると、イコライザ無しでは価値の低いプレイヤーと思われるかもしれません。「イコライザをいじくるのは楽しい」と言いましたが、確かにイコライザをいじくって遊ぶことはあっても、積極的にイコライザを触りながら聴く時間よりも、プレイヤーに触れずにプレイリストやアルバムをループさせる時間の方が個人的には圧倒的に長いです。そういう時は、やはりイコライザの設定はNormal、つまりOFFにして聴いています。最初にも言った通り、PLENUE Dの基本的なサウンドは「すっぴん美人」ではなく「ナチュラルメイク美人」であって、加えて自分好みにメイクを重ねてもいいのです。

なんだかんだNormalが一番どんな曲も聴けるよねーと感じるのはだいたいどのプレイヤーも同じだと思っています。イコライザを一切触らなくても、PLENUE Dは十分な素質を持ったプレイヤーです。


 

▼価格

今更ですがPLENUE D、なんとお値段約30,000円

お世辞抜きで、「ありがとうCOWON」と言わざるを得ない価格設定です。

あとは純正ケース画面の保護シートがついてて更にはデジタル出力端子が搭載されていれば真の神だったわけですが…あまり言うと怒られそうなのでやめておきましょう。

とは言え弱点らしい弱点もなく、今述べた三点が個人的に惜しいと思った程度なので間違いなく現状で「驚異的なコストパフォーマンス」を誇るプレイヤーでしょう。

某社とか某社が専用ケースとか保護シートを発売するのを心待ちにしましょう…。

 
<発売日決定>
12月19日(土)発売!
ポタフェス2015当日より販売開始です!

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