【7/18発売】FIIOからフラッグシップIEM『FX17』とハイエンドヘッドホン『FT7 Black』が登場！

FIIO 18年の探求が生んだ革新的音響体験、思い描いた通りの理想の音を奏でます

こんにちは！eイヤホンのPRスタッフです！

今回はFIIOからの新製品のご紹介です。

FIIO　FX17/ FT7 Black

FIIO FX17

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FIIO FT7 Black

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2025年7月18日発売予定！

FX17

FIIO 18年間の音響研究が結実したフラッグシップIEM。片側13基（1DD+4BA+8EST）のハイブリッド構成で、8基の静電ドライバーがかつてない開放感を実現。特許技術「S.Turbo」音響設計と精密加工チタンハウジングを採用し、金銀銅ハイブリッドケーブル、22組のイヤーチップを付属。シリアルナンバー入りネームプレートが特別な所有体験を演出する究極の音響ユニット。

主な特長

・FIIO創業者の想いをこめた傑作
・様々なドライバーが作り出す最高の音質。1DD+4BA+8EST構成
・8基の静電ドライバーによる、かつてない開放感
・迫力のサウンドを実現する、特許技術「S.Turbo」音響設計
・ドライバーを正しく制御。電子式および物理式の5wayクロスオーバー
・ボーカルの息遣いまでを感じてほしい。4基のKnowles製カスタムBAドライバー
・軽量と剛性が実現するクリーンなサウンド。リチウムマグネシウム合金振動板ダイナミックドライバー
・より良いサウンドの追求、均整の取れたハウジング設計
・チタン製ハウジングデザイン
・最上級の「コンフォートゾーン」を提供するエルゴノミックデザイン
・金、銀、銅素材のハイブリッドケーブル
・交換用オーディオプラグ3種付属
・さまざま選べる、イヤーチップ22組付属
・ハイレゾオーディオ認定

FIIO創業者の想いをこめた傑作

今回ご紹介するのは、FIIOの音響学の傑作です。

18年間の音響研究の粋を集めて特別に作られた音響ユニットは、最高の技術の結晶であり、婉麗なデザイン美学を体現し、思い描いた通りの理想の音を奏でます。

FIIOの歴史が凝縮されたこの作品を、あなただけの為に。

ジェームズ
創業者兼 CEO

様々なドライバーが作り出す最高の音質。1DD+4BA+8EST構成

FX17は、最高の音質を実現する為に、片側に1基のダイナミックドライバー、4基のバランスド・アーマチュア・ドライバー、そして8基の静電型ドライバーを搭載しています。
5wayクロスオーバーは、ドライバー間のエネルギー配分をバランスよく調整し、各ユニットが最適な状態で動作するように精密に調整されています。これにより、より壮大なサウンドステージとより自然なサウンドが実現します。

8基の静電ドライバーによる、かつてない開放感

静電型ドライバーは、50kHzまで容易に到達する優れた高域特性を備え、広大なサウンドステージの表現に優れています。
一方、能率がおよそ99dB/mWとなっており、一般的には110dB/mWほどのBAドライバーやダイナミックドライバーの能率と比べると音量を得にくい特性があり、これがマスキング効果(※)を引き起こします。

その問題への対策として、FX17は8基の静電型ドライバーを採用しました。これにより、6kHz以上の高音域から超高音域を処理するための静電型ドライバーを、他のドライバーに匹敵する音圧レベルを確保することが出来ます。
※マスキング効果とは、音圧レベルが高い低周波信号が存在するとき、高周波信号に対して人間の耳の感度が低下するという現象を指します

迫力のサウンドを実現する、特許技術「S.Turbo」音響設計

FIIO Acoustic Centerは、スーパーカーに見られるタービン構造にインスピレーションを得て「S.Turbo Acoustic Structure Patent」を開発しました。これは、タービン形状の構造を通して音を巧みに導くことで、低音を強化し力強く深みのあるサウンドを実現します。同時に、ダイナミックドライバーから発生する中高音域の余分な情報を巧みにフィルタリングすることで、低音域と中高音域の間のスムーズなクロスオーバーを実現し、よりパワフルで豊かなサウンドを提供します。
※特許証明書番号:ZL2018211416279

ドライバーを正しく制御。電子式および物理式の5wayクロスオーバー

FX17ドライバーを正確に制御する為に、電子+物理のデュアルシステム5ウェイクロスオーバー設計を採用しています。これにより、滑らかな周波数応答曲線だけでなく、より幅広い適応性のためのフラットなインピーダンス曲線も実現しています。

このようなクロスオーバー設計により、小音量時でも大音量時でも、バランスの取れたエネルギー配分とドライバー間のスムーズなクロスオーバーが実現します。

ボーカルの息遣いまでを感じてほしい。4基のKnowles製カスタムBAドライバー

FX17は、中高音域を担当するドライバーとして、2セットのKnowles製バランスド・アーマチュアドライバー複合ユニットを使用しています。

複合ユニットは2つの部品に分かれており、それぞれ中音域と中高音域を担当しています。これにより、中音域の密度が高まり、より透明感のあるサウンドを得られ、静電ドライバーとのスムーズなクロスオーバーを実現します。

さらにフラッグシップレベルのボーカルパフォーマンスを達成するために、FIIOはKnowlesと協力して「中音域強化バランスド・アーマチュアユニット」を共同開発しました。バランスド・アーマチュアのキャビティ部分にアコースティックベントが追加することで、中音域用バランスド・アーマチュアユニットはより多くの音響エネルギーを蓄え、ドライバーの利点をさらに引き出すことができます。

その結果、歌手がまるですぐ側にいて息遣いまで伝わってくるかのような、豊かでメロウなボーカル表現が誕生しました。

軽量と剛性が実現するクリーンなサウンド。リチウムマグネシウム合金振動板ダイナミックドライバー

リチウムマグネシウム合金は軽量でかつ剛性が高く、密度も1.6g/cm³と非常に高いため、ベリリウムに次ぐ理想的な素材です。

特に高速振動のある高周波信号では、リチウムマグネシウム合金ダイアフラムは高い内部減衰特性により優れた機械的特性を発揮し、固有振動数共振と歪みを大幅に低減します。可動コイルユニットの歪みは0.2%以下に抑え、真にクリーンなサウンドを提供します。

より良いサウンドの追求、均整の取れたハウジング設計

FX17のハウジングは、より良いサウンドを実現する為に最適化されています。直径わずか0.2mmの通気孔のダンピングにより空気の流れを精密に制御し、ダイナミックドライバーのフロントとリアキャビティ間のエアダンピング均整を実現します。これにより、ダイナミックドライバーのQ値と振幅が向上するだけでなく、低音域の伸びも向上し、中音域の明瞭性と透明度も向上します。

チタン製ハウジングデザイン

FX17は、クラシカルでナチュラルな曲線構造のハウジングを備えた、ミニマルな美しさが特徴のデザインです。ハウジングは高密度で高強度のチタンを採用し、一個のブロックから精密に削り出され、一つ一つ手作業で丁寧に研磨されています。蒸着処理により表面が硬化し光沢のある仕上がりが実現、光と影が織りなす美しいビジュアルを演出します。

最上級の「コンフォートゾーン」を提供するエルゴノミックデザイン

10°の微調整
ユーザーからのフィードバックとさまざまな最適化スキームに基づいて、構造エンジニアはノズルと装着面の間の角度をY軸に対して10°上げ、ノズルの長さを変化させないようにすることで、イヤホンがより正確な角度で外耳道にフィットするようにしました。

隙間の無い快適なフィット感
新しい内部ハウジング形状は、構造エンジニアによって何百回もテストおよび最適化されてきました。厚さは約1.4mmで、耳介の複雑な空洞部分と立体的に密着し、安定しています。

耳への圧迫感を軽減
新設計のハウジング形状により、装着状態で約1mm程度のでっぱりで抑えることに成功し、耳介にかかる重量や圧迫感を大幅に減らすことが出来ました。さらに軽量で上質な仕上げのチタン素材との相乗効果で、まるで何も着けていないかのような装着感を実現しました。

金、銀、銅素材のハイブリッドケーブル

FX17のケーブルは、金、銀、銅という3種類の伝送素材を採用し、それぞれの素材の長所を最大限に引き出しています。金、銀、銅は1000℃以上の高温で鍛造され、二次精錬によって単結晶へと結晶化する事で不純物が除去され、伝送ロスを低減します。3つの素材それぞれに独自の長所があり、それらの相乗効果で音質を大幅に向上させます。

金
高い導電率と低い抵抗により高速で信号伝送を行われ、低音域のトランジェントが強化されることで、力強く迫力のあるサウンドを実現します。

銀
高周波の信号伝送により優れており、伝送速度が速く低損失で、緻密で高い解像度を実現します。

銅
温かみのあるまろやかな中域のボーカルパフォーマンスと、ゆったりとした余韻のあるナチュラルな音色が特徴的です。

交換用オーディオプラグ3種付属

3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス、デジタル接続用Type-Cコネクターが付属しており、多様なデバイスで高品質オーディオを楽しむことができます。

Type-Cコネクターには、最大32bit/384kHzの高解像度PCMとバランス出力をサポートするDSPオーディオデコードチップが内蔵されています。

また8バンドの高精度PEQ調整をサポートしており、ヘッドホンの周波数応答曲線をシミュレートまたは修正するだけでなく、FIIOの自社開発アルゴリズムとFIIO Control APP、またはWebインターフェイスを介してEQ曲線をエクスポート、共有、保存することもできます。

Type-Cコネクター仕様
最大サンプリングレート：PCM32bit/384kHz
出力：<55mW(16Ω)、30mW(32Ω)
歪み：<0.001%
クロストーク：-110dB
ノイズフロア：<0.8uV
S/N比：>122dB

さまざま選べる、イヤーチップ22組付属

FX17は、フラグシップにふさわしく様々な種類のイヤーチップを22組付属しており、お好みのサウンドとフィット感をお選びいただけます。

ハイレゾオーディオ認定

FX17は、JAS日本オーディオ協会とCEAコンシューマーエレクトロニクス協会が策定したHi-Res Audio認証を取得しております。

主な仕様

イヤホン形式	1DD+4BA+8ESTハイブリッド構成インイヤーモニター型
装着形式	耳掛け方式
ドライバー(片側)	・Sonion製静電型ドライバー×8基・Knowles製カスタムバランスドアーマチュアドライバー×4基・10mm径リチウムマグネシウムダイナミックドライバー×1基
周波数特性	8Hz-40kHz
インピーダンス	16Ω(@1kHz)
感度	104dB/mW(@1kHz)
ケーブル素材	360芯線8編組金銀銅ハイブリッドケーブル
ケーブル長	約120cm
オーディオプラグ	3.5mm/4.4mm/USB Type-C
イヤホンコネクター	バネ拡張構造MMCXプラグ
重量（片側）	約12.2g(ケーブルを除く)
付属品	・イヤホンケーブル・3.5mm交換プラグ・4.4mm交換プラグ(※ケーブル装着済み) ・Type-C交換コネクター・シリアルナンバー入りネームプレート・スポンジイヤーチップ2組(M) ・低音イヤーチップ3組(S/M/L) ・バランスイヤーチップ3組(S/M/L) ※Mサイズ装着済み・ボーカルイヤーチップ3組(S/M/L) ・ダブルフランジイヤーチップ2組(M) ・SpinFitイヤーチップ3組(S/M/L) ・HS18イヤーチップ3組(S/M/L) ・HS20リキッドシリコンイヤーチップ3組(S/M/L) ・コードクランプ・クリーニングブラシ・MMCXアシストツール・クリーニングクロス・収納ケース・クイックスタートガイド

※メーカー資料より引用

FT7 Black

FT7は、FIIOが独自開発した106mm大型平面磁界ドライバーを搭載する開放型ヘッドホンです。金・銀多層コーティングと1μm超薄型振動板により、5-40kHzの超広帯域再生と緻密な音質を実現。軽量なカーボンファイバー構造で427gの軽快な装着感を保ちながら、ハイレゾ認証の高品位サウンドを提供する技術の粋を集めたフラグシップモデルです。

主な特長

・自社開発技術の集大成となる106mm大型平面磁界ドライバー
・金と銀、それぞれの長所を引き出す特許技術の金＋銀多層コイルメッキ
・薄さでこだわる性能。わずか1μmの最高級平面磁界ドライバー
・細部まで聞き取れる、5-40kHzの広い周波数特性
・高度なサウンドを実現する28nmグレードのプロセス技術
・バランスの取れた応力を実現する、特許技術の均一磁場設計
・優れた過渡応答性能を実現する、高性能N52ネオジム磁石
・ハイレゾオーディオ認定
・液体窒素による-192℃極低温処理を施した高純度単結晶銅ケーブルでこだわるサウンド特性
・フラグシップ品質ながら軽快、大型カーボンファイバーボディ
・豊かなリスニング体験を生む、２種類のイヤーパッドを付属
・流れるようなストライプ模様の自然の芸術作品、天然ゼブラウッドグリル
・幅広い互換性のオーディオアダプターを2種類付属
・ヘッドホン収納ケース付属

自社開発技術の集大成となる106mm大型平面磁界ドライバー

「15インチの大型スピーカーを聴くと、その豊富なエネルギー、自然な音表現、空気を前方に押し出すような低域の音圧がリスナーに感じられ、真の臨場感を生み出します。今回は、その経験をヘッドホンに持ち込み、新たに自社開発・設計した106mmフルサイズ平面ドライバーを搭載しました。複数の革新的な音響特許技術が適用され、平面ヘッドホンの超低周波応答機能をさらに強化しています。」

ジョセフ
FIIO IEM R&Dセンター
チーフエンジニア

金と銀、それぞれの長所を引き出す特許技術の金＋銀多層コイルメッキ

FT7は、FIIOが独自に開発した平面磁界ドライバー技術*(特許取得済みの多層コーティングシステム)を採用しています。平面磁界ドライバーは、ダイアフラム基板に高性能PETを使用し、24K金と純銀を厳選して塗布することで多層コーティングドライバーを実現。これらの貴金属の利点を最大限に活用しています。これにより、FT7は非常に緻密でありながら魅力的で豊かなサウンドを実現しています。

金:非常に密度が高く、振動減衰率が大きく延性にも優れている金。ゴールドコーティング層を追加することでダイアフラムの減衰力が向上し、中低域がリラックスして楽しい音になります。

銀:低抵抗で高い電気伝導率を誇る銀。高周波電流は、純銀材料を最小限の損失ですばやく通過するため、非常に緻密な高音が得られます。また、銀は密度があまり高くなく軽量であるため、ドライバーの感度が向上します。

薄さでこだわる性能。わずか1μmの最高級平面磁界ドライバー

エンジニアは、平面磁界ドライバー用の振動板の薄型化と軽量化に絶えず努力してきました。

2年間の独自の研究開発を経て、 FIIOは高性能PETを基板として使用し、FT7用にクラス最高の1μm超薄型振動板を作成しました。振動板の厚さは2μmと1μmの違いであっても、高速振動しているときは性能差が顕著になり、最終的な音質に影響を与えます。FT7の1μmの超薄型振動板は非常に軽量で、瞬時に応答することができます。超高域の緻密な音まで忠実に再現し、抜群のダイナミックレンジを提供します。
※ドライバーには「Designed and manufactured by FIIO」の文字が印刷されています。

細部まで聞き取れる、5-40kHzの広い周波数特性

FT7は5Hz-40kHzという超広帯域再生を実現。一般的な可聴域の20Hz-20kHzを大きく上回る周波数特性により、人間の耳では聞こえない超高域から、身体で感じる超低域まで、音楽に含まれるあらゆる情報を余すことなく再現します。106mm大型平面ドライバーと1μm超薄型振動板の組み合わせにより、微細な高域の倍音成分や楽器の質感、空間の広がりまで緻密に描写。金・銀多層コーティングが高域の伝送ロスを最小限に抑え、豊かな低域から煌めく高域まで、バランス良く自然な音楽体験を提供します。

高度なサウンドを実現する28nmグレードのプロセス技術

FT7は、ドライバーの品質を十分に高めるために28nmグレードのプロセスを使用して製造されています。半導体業界で使用されているコーティング技術に着想を得たこの技術は、導電性トレース材料を周囲の空気から完全に分離します。トレース材料は、6.6×10⁻³パスカルの圧力で真空状態で存在し、温度は120℃に上昇します。トレース材料はイオン化粒子に変換され、電荷引力の原理により1μmの極薄フィルム上に蓄積されます。このプロセスにより、最適な音響を得るために必要なコーティング厚さが作成され、トレースの耐久性と寿命が大幅に向上します*。

*平面ドライバーの寿命が短いという一般的な考えについてですが、独自のドライバーはFIIO Labsで1年以上の経年劣化テストを受けています。このテスト期間中、一般的に脱落、分離、または断線の問題は発生していません。音質は依然として基準を満たしています。

バランスの取れた応力を実現する、特許技術の均一磁場設計

有限要素解析では、従来の長方形磁石の設計では不均一な磁場が形成され、特に強い領域と弱い領域が発生することが示されています。これにより、磁場内でボイスコイルに不均一な力が作用し、不均一な動きによるドライバーの歪みや破損につながる可能性があります。

FT7には、FIIOの特許の音響技術である均一な磁場設計が実装されています。磁気回路の配置を最適化し、角を丸めた磁石を利用することで均一な磁場を実現し、平面磁界ドライバー振動板のすべての部分に均等に応力がかかるようにしています。これにより、ドライバーの歪みや破損を最小限に抑えます。

特許番号:ZL202420884963.1

優れた過渡応答性能を実現する、高性能N52ネオジム磁石

FT7は、FIIOの特許技術である均一な磁場設計により磁場範囲が拡大しました。これにより、FT7の大型106mmドライバーの高感度を確保するだけでなく、ドライバーの軽量化も実現し、装着感も向上しています。

FT7は片側プッシュプル磁気回路システムを採用し、一方のドライバーに9個、両方合わせて18個の高性能N52ネオジム磁石(最大磁束1.5T)を搭載しています。これらの磁石は豊富なエネルギー貯蔵量を提供し、優れた過渡応答で輪郭のはっきりした低音を実現します。

ハイレゾオーディオ認定

FT7は、日本オーディオ協会(JAS)および全米家電協会(CEA)からハイレゾオーディオ対応として認定されています。これは、ヘッドホンが意図したとおりにオーディオを忠実かつ正確に再生する能力を示すものです。

液体窒素による-192℃極低温処理を施した高純度単結晶銅ケーブルでこだわるサウンド特性

FT7とそのサウンド特性に合わせて、6N OCC(99.99998%)を超える高純度単結晶銅を使用した新ケーブルを特別に開発。さらに微調整も行いました。銅は-192℃に保たれた液体窒素で7日間極低温処理されます。これにより、金属材料内部の応力が除去され、結晶境界が整列・強化され、電気伝導性と信号伝送が向上します。そのため、導体内の自由電子が原子間をスムーズに移動できるようになり音の明瞭さが向上します。

さらに、誘電率がわずか2.1のPFAをケーブルの絶縁層として採用しました。PFAには制振性と耐衝撃性に優れ、これも結果として生じるサウンドの向上に貢献しています。平面型ヘッドホンは一般的に解像度が高いものの、やや「ドライ」な音になる傾向があります。PFA絶縁層は、単結晶銅線の高解像性を保持するだけでなく、中低域の音色を整え、より豊かでリラックスした心地よいサウンドを実現します。

ケーブル仕様
導体断面積:4x21AWG
導体材質:6N OCC(99.99998%)高純度単結晶銅
導体構造:同軸撚り
断熱材:PFA
誘電率:2.1
内部シース:TPU
外部シース:ナイロン
長さ:約3m
ケーブル外径:約7.5×4.5mm

フラグシップ品質ながら軽快、大型カーボンファイバーボディ

装着感に関しても、FIIOは常にこだわって開発してきました。FT7は106mmの大型平面ドライバーを搭載しているにもかかわらず、重量はわずか427gとハイエンド平面型ヘッドホンとしては異例の軽さを実現しています。この軽量化を実現するため、ヘッドホンの重量を可能な限り減らすためにコストは惜しみませんでした。ヘッドホンの大部分は軽量で高強度のカーボンファイバーで構成されており、優れた剛性を保ちながら大幅な軽量化を達成。FT7は長時間のリスニングでも快適な装着感を実現し、音楽に集中できる理想的な環境を提供しています。

豊かなリスニング体験を生む、２種類のイヤーパッドを付属

FT7には2種類のイヤーパッドが付属しており、それぞれ異なるサウンドを提供します。
ラムスキン：高解像度で広い音場のクリアなサウンド
ファブリック：通気性が高く肌に優しく、臨場感を高めボーカルの深みを向上

流れるようなストライプ模様の自然の芸術作品、天然ゼブラウッドグリル

FT7のグリルフロントカバーは、西アフリカ産の標高1,600メートルで成長するゼブラウッド材で作られています。その木目は、西アフリカの高地独自の自然を象徴する躍動感あふれる動物であるシマウマの模様を彷彿とさせます。各グリルストリップはマグネットの位置と正確に連動しており、グリルからの反射によって引き起こされる音波干渉を低減します。

幅広い互換性のオーディオアダプターを2種類付属

FT7のヘッドホン端子は本体デザインを踏襲したカーボンファイバー素材を使用し、交換が簡単で使いやすい4.4mmバランス端子を採用しています。さらに6.35mmの標準端子、XLR4pinバランス端子へと変換可能な2種類のアダプターを付属しています。

ヘッドホン収納ケース付属

付属の専用収納ケースは、やわらかで質感が心地よく、ほのかな光沢がさりげない高級感を醸し出すYaoliリネン素材を使用。しっかりと織り上げられ、耐摩耗性に優れ、毛玉になりにくいのが特徴です。

主な仕様

駆動方式	オープンバック平面駆動型ヘッドホン
周波数特性	5Hz-40kHz
ドライバー	106mm独自開発平面磁界ドライバー
インピーダンス	25Ω±15%
能率	94dB/mW@1kHz 110dB/Vrms@1kHz
イヤーパッド圧力	4.2N±0.3N
ケーブル材質	極低温液体窒素冷却処理済6N単結晶銅ケーブル
ケーブル長	約3m
ヘッドホン側接続端子	デュアル3.5mmTS
アンプ側接続端子	4.4mmバランス
重量	約427g(ケーブル除く)
付属品	ヘッドホン収納ケースヘッドホンケーブル XLR4-4.4mm変換アダプター 4.4mm-6.35mm変換アダプターラムスキンイヤーパッド1ペア(本体装着済み) ファブリックイヤーパッド1ペアクイックスタートガイド