株式会社タイムマシン 取締役副社長 岡田卓也

 

6月17日の仙台駅前店のオープンにあわせて発売した有線イヤホンintime「杜(もり)」についてお知らせいたします。

 

e☆イヤホン仙台駅前店の店頭限定で販売を行なっていたintime「杜」について、当初100本の数量限定と発表いたしました。

 

その後、6月22日に「杜」を増産するとともに数量を限定しないで販売する旨をお知らせしましたが、この一連の行為は景品表示法における有利誤認に該当する恐れがあることが判明しました。

 

そのため、「杜」については通常の販売に切り替えることなく、100本をもって販売終了とさせていただきます。

 

つづいて本件の経緯を説明いたします。当初より仙台駅前店のオープンにあわせ、e☆イヤホンの4つの実店舗それぞれで店頭限定モデルを発売することを計画しておりました。

 

しかしながら、昨今の部材不足の影響などもあり、仙台駅前店のオープンまでには全店舗分の在庫を用意することができないことが判明しました。

 

そこで、オープン日が確定していた仙台駅前店モデルである「杜」を先行して生産するよう、OEM先であるオーツェイド株式会社様に依頼いたしました。

 

「杜」は、販売する店舗は仙台駅前店限定ではありますが、弊社より追加で発注すれば増産が可能で、仙台駅前店のお客様にいつでもお買い求めいただけるよう、数量を限定する計画ではありませんでした。

 

「杜」の発表にあたっては、弊社の商品の仕入れや企画を行なう商品部からの情報をもとに、広報担当がニュースリリースを作成しています。この際に、「初回の入荷数量100本」という情報を「数量限定100本」と誤認してリリースを作成していました。

 

リリースは、発表前に社内の関係者でチェックを行なうのが通例です。しかし、今回は仙台駅前店のオープン準備のために関係者が奔走していたことから確認が疎かになり、間違いが修正されないまま発表に至ってしまいました。

 

リリースを数量限定として発表した以上は、「杜」は限定数の販売を行なった後に終了させる予定でした。しかしながら、「杜」がオークションサイトで本来の価格の4倍近い値段で出品されていることが判明したのです。

 

加えて、本年4月に数量限定で発売したintime「脂(コッテリ)」の再販へのご要望を多数いただいていたことなどを鑑み、「杜」を継続販売する方が良いのではと検討しました。

 

そこで、「杜」の限定数量100本が完売するより前に、追加販売をアナウンスすべきと判断し、6月22日にe☆イヤホンのブログにて発表したという次第です。

 

しかし、弊社として限定品の再販売が景品表示法に抵触する恐れがあるという認識がなかったことから、上記のアナウンス後に外部からの指摘を受けて急遽「杜」の通常販売を取りやめることとなりました。

 

日頃よりe☆イヤホンの実店舗にご来店いただく、多くのお客様に喜んでいただこうという想いから始めた企画ではありますが、結果としてお客様にご迷惑をおかけすることとなり、まことに申し訳ございませんでした。

 

また、「杜」を購入するために遠方から仙台まで足を運んでいただいたお客様もいらっしゃるようです。多くの方のご期待を裏切ってしまい、深くお詫びを申し上げます。

 

intime「杜」については、限定数量にて販売終了といたしますが、そのほかの店舗限定のイヤホン「電(エレクトロ)」「堺(カイ)」「鯱(シャチ)」の3モデルは、数量の限定なく販売を継続いたします。

 

なお、本件についてintimeブランドを手がけるオーツェイド株式会社様に一切の落ち度はありません。すべて弊社内のミスに起因するものであり、私岡田が責任を負うものです。

 

仙台駅前店の限定イヤホンについては、今後、同店のスタッフがお客様とともに、何か新しいものを作ることができたらと考えております。

 

e☆イヤホンは、イヤホン・ヘッドホンの専門店としてお客様により喜ばれるお店となれるよう、今後とも努力してまいります。

 

この度はご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございませんでした。