皆様こんにちは!e☆イヤホン海外事業課のすずきです!

 

この度、昨年9月にラインナップを大幅更新した、Jomo AudioのカスタムIEMに新製品が登場します!

今カスタムIEM界隈で、ささやかに流行りつつある「ダイナミックドライバー搭載」のモデルです。

ニューヨークとシンガポールで開催された、大規模ポータブルオーディオイベント「CanJam」でも高い評価を得ました。

 

そんな期待の新製品を詳しくご紹介いたします!

 

S100 Cappuccino(カプチーノ)

 

 

4/22(金)よりオーダー受付開始!!

 

Jomo Audio S100 Cappuccino e☆イヤホン価格 ¥48,400(税込)

 

WEBオーダーはこちらから!


 
 
Jomo Audioの開発チームは、S100 Cappuccinoの開発に2年という歳月を費やしました。
長い時間をかけて、ダイナミックドライバーの特性とカスタムインイヤーフォームファクターでの実装方法について、研究と実験を繰り返しました。
 
 

 

業界で著名なドライバーメーカーと緊密に協力し、ダイナミックドライバーが持つパワーとエネルギーを活かしたIEMの製造技術、また、チューニングに関する確かな知識の基盤を獲得しました。
さまざまな材料、形状、サイズ、ダイアフラムの素材、磁石の構造や材質などのいくつもの組み合わせと、筐体内の気流を測定することによって、音響室の最適な容積を分析しました。
これは、重要な設計能力の向上、ならびに知識の収穫に繋がりました。
 

 

Double Hamornic Acoustic Chamber(ダブルハーモニックアコースティックチャンバー)は、3Dプリントで成形されたソリッドシェル内に、ドライバーをカプセル状に配置します。
50ミクロンの解像度で印刷されたDHACは、フロントチャンバーとリアチャンバー間の空気の流れを最適化します。
これにより、シェル内部での音響特性の制御を可能とし、優れた音の伝播効率を実現します。
 広範な3Dモデリング設計と製造プロセスの知識のもと、アイデアをコンセプトから実際の製品開発へ持ち込むことが可能になりました。
S100 Cappuccinoは、そのラインナップにおける最初のモデルです。

 

 

 

液晶ポリマー製ダイヤフラムを備えた10mmダイナミックドライバーの極薄LCPフィルムは、熱と圧力によって理想的なダイアフラム形状に圧縮・成形され、リアルな空気感と音楽が持つ感動を忠実に再現します。
ポリマーの剛性によるドライバーの堅牢性が向上するとともに、非常に薄くダイアフラムを設計できるため、総重量の軽減によりエネルギー効率が向上しました。
また、S100 Cappuccinoは、オーディオファンライクを念頭に設計されており、スマートホン、小型USB/DACアンプ、Bluetoothアンプなどの低電力な音楽ソースで駆動できる、高忠実度のオーディオパフォーマンスを提供することを目的としています。
 
 

 

S100 Cappuccinoのシグネチャーデザインに採用されたアーティスティックなデザインは、バリスタが生み出すラテアートから着想を得ました。

 

スタッフレビュー

 

 

全体的に1DDらしいまとまりのあるサウンドですが、 やはり中低域の太さが目立ちます。

いやなボヤつきはなく、丁寧な音の分離が心地よいです。

 

低域のアタック感は確かに感じるものの、中高域の邪魔はしない程度で、 こってりさを感じつつしっかりと音楽を楽しめます。

個人的にはキックの強弱よりもベースラインが目立っているように感じました。

とはいえEDMなど押し出しの強い低域が特徴的な楽曲を聴くと やはりダイナミックらしい強さを感じます。

 

曲調によってキャラクターがしっかり変わるように感じました。

高域は量感こそ少ないものの、聴きこむと金物の硬さの表現や繊細さに驚きます。

クリーミーで甘いサウンドの中に確かに感じる濃さ。 まさにカプチーノ!

 


 

 

『弱ドンシャリなリスニングサウンド』

 

レビュアー:すずき
試聴環境:iPhone13,AAW Accessport
試聴楽曲:雨とカプチーノ(ヨルシカ)

 

一聴して、弱ドンシャリ傾向のパッと明るめなサウンドが広がります。
シングルダイナミックドライバーの、角が取れたまろやかでまとまりのある音に仕上がりつつ、Jomo Audioらしい華やかな高域がいいアクセントになっています。
高解像度というキャラではないですが、ボーカル帯を気持ちよく、聴き取りやすく強調しています。
 
 
 
 
 
 
また、Cappuccinoは、3Dプリントのボディに「Double Hamornic Acoustic Chamber」というチャンバー(空間)機構を搭載しています。
この機構のおかげか、適度な量感のあるノリの良い低域も、特徴的で存在感があります。
明るい高域と融合することで、ギター、ベース、ドラム、シンバルなどのバンドを構成する楽器音のピーク部分を、気持ちよく演出してくれる印象です。
 
ただ、サウンドの特性上、激しすぎる楽曲は合わないかもしれません。
ボーカルは綺麗ですが、楽曲によっては、中域~高域にかけて少し粗さが見えます。
ピアノやキーボードの音も苦手な部類に感じました。
 
フルレンジでバランス良く全ての帯域をカバーする…というよりは、音楽を楽しく聴かせるスパイスを要所に効かせた、優秀なリスニングイヤホンという感想を持ちました。
 
J-POPやROCKをよく聴く方におすすめのモデルです。

 

 


 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

複数ドライバー構成が一般的な昨今、シングルダイナミックドライバーという、懐かしさと新鮮さのあるシンプルなカスタムIEMの登場となりました。

ダイナミックドライバーならでは…な、聴き心地のいいサウンドを十二分に楽しめるモデルです。

全店に試聴機ありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

以上、海外事業課のすずきがお送り致しました!

 

 

 

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