ミリンクスドライバーに日本製ベリリウム薄膜加工ドームを組み合わせたドライバーです

 

 

イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンのPRスタッフうらやんです。

 

 

今回の記事でご紹介をさせていただくのは、2013年、香港で創設されたイヤホンメーカーAcoustune(アコースチューン)から新製品です。

 

「Acoustune」と言えば、独自技術の「ミリンクスドライバー」と、「モジュラーメタルボディ」が特徴的な有線イヤホンシリーズが有名です。

 

今回は新素材と最新の技術を投入したAcoustuneフラッグシップモデル「SHO-笙-」をご紹介します。

 

 

Acoustune SHO-笙-

Acoustune SHO-笙- e☆イヤホンWEB本店価格 ¥197,980‐(税込)

 

11月19日(金)発売予定!!

 

 

『SHO-笙-』の由来

 

Acoustune製品として初の、笙(しょう)という愛称を設定されています。「笙」は雅楽で使用される竹管の管楽器で、その和音の響きが特に美ししく、その音色が天光を表すとも言われるほどです。

 

「笙」のような美しい響きを奏でるようにとの願いと、デザイン性の両立を高次元で両立するという願いを込めて、この愛称を名付けられたとのことです。

 

 

 

日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用の最新ミリンクスコンポジットダイナミック型ドライバー

 

Acoustune製イヤホンの伝統的な特徴である、医療グレードのポリマーバイオマテリアルを基本素材に使用した「ミリンクス振動板」に、「日本製ベリリウム薄膜加工ドーム」を組み合わせた複合構成を採用しています。

 

入手性、量産性、コストなどの兼ね合いから従来製品では採用することのできなかった素材を、新規サプライヤーの開拓などから見直した上で実現することができたとのことです。

 

ダイナミック型ドライバーの特性である、全帯域において継ぎ目のないスムーズでリニアな再生と豊かな低音といった特徴はそのままに、高剛性なメタルドームにて共振を抑制しつつ制動の効いた締まりのある低音も実現します。まるで統率のとれたオーケストラのように音楽を奏でます。

 

 

 

CNC切削超々ジュラルミンを使用した音響チャンバー

 

 

ドライバーレスポンスを最大限に高めるため、CNC切削の超々ジュラルミンをチャンバー素材に採用されています。

 

本製品に使用されるA7075は、約85年前に日本で開発された航空機に使用されている金属だそうで、他の金属に比べて軽量なアルミニウム合金の中で、最も強度が高い素材とのことです。

 

引張強度と硬度は、チタンと同程度の値を持ちながら、比重が小さいために軽いという特徴があり、 従来のモデルに使用したチタンやステンレスのような難削材に比べて切削性が優れているため、 精度をさらに高い水準まで追い込むことが出来る「超々ジュラルミン」が選ばれたとのことです。

 

 

 

Acoustune Capsule Technology(A.C.T)

 

これまでのAcoustune製品では、音響チャンバーと機構ハウジング部が完全分離したモジュラー構造を採用しているというのが大きな特徴でした。

 

『SHO-笙-』では、そのモジュラー構造がさらに進化し、高精度でガタつきの少ない可動式アウターハウジングを開閉することで、ユーザー自身が音響チャンバー部を交換でき、今後のオプションやアップグレードにも対応可能な「Acoustune Capsule Technology(A.C.T)」を初めて採用されています。

 

 

 

トータルバランスの良さを実現するARS100ケーブル

 

線材や芯数、編み方など試行錯誤を重ねた結果、ケーブルとしての完成度の高さとイヤホン全体のバランスを考慮し、最終的に標準品と同等のARS100シリーズが採用されています。

 

オーディオケーブル専業メーカーと共同開発し、シルバーコートOFC線と極細OFC線のハイブリッドケーブルを16芯構造化した線材や、日本ディックス製Pentaconn Ear端子を継続して採用されています。

 

工作精度の高い金属製パーツなどはそのままに、イヤホン本体色のDeep Sea Blueをコネクター部、スプリッター部、イヤホンジャック部といった金属パーツ部分にも採用し、イヤホン全体での調和をとり、高級感を演出しています。

 

 

 

SHO-笙-のリファレンスとなる新形状イヤーピース『AEX50』

 

 

新形状イヤーピース「AEX50」は、SMPテクノロジーズ社製形状記憶ポリマー「SMPiFit」を素材として、ダブルウィング形状を採用しています。

 

広いウィング部分は、外耳道入り口付近の肌に対し、通常タイプのイヤーピースより広い面積で密着してくれるとのことで、また、素材のもつ装着時の形状を維持する特性と相まって、外耳道入り口付近で耳にぴったりとフィットするため、奥まで挿入する必要がなく、違和感をなくしてくれるこだわりぬかれたイヤピースです。

 

より多くの方の耳に合うようにXS/S/M/L/XLの全5サイズを各1ペアずつ同梱しています。

 

 

リニューアルしたAcoustune新リファレンスイヤーピース『AEX07』も付属

 

なんとAEX50の他に通常タイプのイヤーピースとしてAcoustuneイヤホン開発でも使用されているリファレンスイヤーピースAET07のリニューアルバージョンとなるイヤピースも同梱されます。『AEX07』というイヤピースで、S/M/Lの3サイズを各1ペアずつ同梱しています。

 

定番イヤーピースとして⾧年の同梱および単品での出荷実績をもつ同製品の基本設計をもとに、3Dカスタムフィットインターシェル「ST1000」作製実績で得られた数多くの耳型データなどから、形状の微調整とサイズバリエーション展開を見直したイヤピースとのことです。

 

 

 

スペック一覧

形式:密閉型
タイプ:シングルダイナミックドライバー搭載ユニバーサルフィットIEM
ハウジング: CNC 切削アルミニウム+ステンレススチールアノダイズドアルミニウム合金
ドライバーユニット:10mm 径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー
音響チャンバー部素材:CNC 切削超々ジュラルミン
採用技術: Acoustune Capsule Technology(A.C.T)
周波数特性: 10Hz~25KHz
入力感度: 110dB@ 1mW
インピーダンス: 24Ω@1KHz
コネクター: 日本ディックス製 Pentaconn Ear コネクター
プラグ: 3.5mm3 極ステレオミニプラグ
ケーブル: ARS100 シリーズHS2000MX 仕様ケーブル、シルバーコートOFC+極細OFCハイブリッド16芯構造
ケーブル長:約1.2m
重量(ケーブルを含む):約57g
付属品:AEX50 イヤーピース(XS/S/M/L/XL)、AEX07 イヤーピース(S/M/L)、AET02 フォームイヤーピース(F)、AZLA SednaEarfit XELASTEC イヤーピース(SS/MS/ML)、キャリングケース
保証期間:イヤホン本体→1年間/ケーブル、付属品→30日間

 

 

 

気になるポイント

・発売当初はダイナミックドライバーの常識を覆したとも言われるほどの解像度を誇るミリンクス振動板と、非常に希少な素材の日本製ベリリウム薄膜加工ドームを組み合わせたドライバーだどこまでのサウンドなのか、かなり気になります。

 

・モジュラー構造もさらに進化し、音響チャンバー部ユーザー自身で交換できる仕組も魅力的で、今後発売されるオプションも楽しみです。

 

・良質なサウンドに対してのこだわりが至る所に施されていて、このお設定にも納得できます。

 

・付属されている新形状のイヤーピース『AEX50』は、外耳道内の空間容積をより確保し、通常のイヤーピースよりもっと広がりのある音場感を感じられるように作られているとのことなので、こちらも期待が膨らみます。

 

 


 

Acoustune SHO-笙- e☆イヤホンWEB本店価格 ¥197,980‐(税込)

 

今回ご紹介させて頂いたAcoustune『SHO-笙-』は11月19日(金)発売予定です!!

e☆イヤホン秋葉原店、梅田EST店、名古屋大須店で試聴機をご用意する予定です。ぜひ一度お試しください。

 

 

以上PR部のうらやんがお送り致しました!

最後まで読んで頂きありがとうございました!