皆さんこんにちは!突然ですが、Apple Musicの「空間オーディオ」って皆様ご存知でしょうか……?

 

今回は、「空間オーディオってなに?」「聞いたことあるけど使ったことない……」といった方に是非読んでいただきたいブログとなっております!

 

「空間オーディオ」ってなに?

まずは、そもそも「空間オーディオ」ってなに?というところからおさらいしていきましょう!

 

2021年5月、Appleから突如としてApple Musicの「高音質再生」と「空間オーディオ」への対応が発表されました。

Apple Musicでは「空間オーディオ」にDolby Atmosを採用しており、対応している機器で音楽再生を行うことで、今までのステレオサウンドでは体験することが出来なかったような、まるで音楽に包み込まれるような感覚を味わうことができます。

 

 

 

現在、Apple Musicでの空間オーディオ再生に対応しているイヤホン・ヘッドホンは下記の製品となります。(2021年9月時点、iPhone本体を除く)

・全てのAirPodsシリーズ(AirPods、AirPods Pro、AirPods Max)

 

・一部のBeats製品

 

その中でも今回は空間オーディオ対応の中では最新の機器である「Beats Studio Buds」を使って体験していきます!

 

 

 

空間オーディオの聴き方

 

まずは、Apple Musicの空間オーディオ機能がONになっているか確認しておきましょう。

iOSユーザーの方は、「設定アプリ→ミュージック→ドルビーアトモス」と辿っていただいて、「自動」もしくは「常にオン」にチェックが付いていれば準備OKです!

 

 

 

なんだiOSユーザーのみか……と思ったAndroid派のアナタ!「Beats Studio Buds」なら、Android版のApple Musicでも空間オーディオ機能が使えますのでご安心を!

 

 

 

Beats Studio Budsで「空間オーディオ」を体験!

さあ、いよいよ試聴です。

再生中はApple Music再生画面の再生ボタンの上にマークが表示され、空間オーディオで再生されている事を確認できます。

 

 

 

 

再生を開始した瞬間に音楽の中に飛び込んだような感覚を覚えます。

ステレオサウンドでは体感できない音場感です。ボーカルや楽器の音それぞれが立体的に1つずつ配置されており、1つ1つの音がお互いに打ち消し合うことなく音楽を奏でます。音のさらに外側に別の音が存在し、頭の中央から外側に向かって立体的に音が抜けていくような表現はステレオサウンドではなかなか味わうことが出来ません。

 

「Beats Studio Buds」は、かなり深い所から低音が鳴っている印象です。ステレオサウンドでは、低音域が音全体を支配して中高音域が押し潰されてしまいそうなイメージですが空間オーディオでは上記の通り立体的な音の配置によりすべての音の位置が把握できるくらい鮮明に聞き分けることが出来ました。

 

 


また、今回ブログを執筆するにあたって、様々な音源で試聴したところ、楽曲(アーティスト)ごとに音の配置が異なることに気付きました。

 

アリアナ・グランデ:ボーカルが自分の頭のど真ん中で歌っているような感覚です。ボーカルを中心にその他の音が360°立体的に1つ1つ音が配置されているのがとても分かりやすい音作りです。まるで自分がその音楽の主人公になったような感覚を味わうことが出来ました。

 

Official髭男dism:洋楽と比べるとボーカルが少し遠い位置に配置されています。また、音の配置もどちらかというと1つ1つの音を聞き分けるというよりも、1つの作品としての音の調和を重視して作られているように感じました。こちらは、まるでライブ会場の特等席で聞いているような感覚でした!

 

ジャズ:今回一番驚いたのがジャズの音源です。静かな空間で「外音取り込み機能」をONにして聴くのが個人的なオススメ。「Beats Studio Buds」の自然な外音と共に再生されるジャズ音源はまるで至近距離で演奏がされているような感覚です!

 

AirPods Pro と Beats Studio Buds の比較

iPhoneユーザーの方であれば、AirPods Proを既にお持ちの方も多いかもしれません。私自身、通勤時のメインはAirPods Proを使用しています。

そんなAirPods Proユーザーの私が、Studio Budsを試聴して気付いた比較ポイントをまとめて紹介します!

 

AirPods Pro

<メリット>

・ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能がStudio Budsよりも優秀

・H1チップ搭載でApple製品間をシームレスに切り替え可能

・Apple Music以外のDolby Atmosにも対応可能

 

<デメリット>

・Studio Budsよりも高価

・若干迫力に欠ける音

 

Studio Buds

<メリット>

・とても深くからでる低音

・各パートの分離間がとても良い

・近めの音場感で音楽の世界に没頭できる

・AirPods Proよりも安価

・装着感が良好

・3色のカラーバリエーション

 

<デメリット>

・Airpods Proよりも空間オーディオの音場感が若干狭く感じる

・非接触充電非対応

 


今回試聴してStudio BudsとAirPods Proは得意分野が異なると感じました。

AirPods Proは比較的オールマイティで特に広い音場感で聴きたいときにピッタリです。

Beats Studio Budsは迫力たっぷりでHIPHOPを聞いた際にはウーファーが響いているような振動を感じられます。

Airpods Proでは体感することができない震えるような低音を是非体感して欲しいです!

 

 

まとめ

ということで、空間オーディオの魅力をお伝えしてきた今回のブログですが、まだまだJ-POPの楽曲では対応楽曲が少ないのが現実です。

ただし!Official髭男dismの楽曲の空間オーディオ対応がApple MusicのCMで流れたり、[Alexandros]の楽曲が対応されていたりと少しずつではありますが対応楽曲が増えて来ています!

 

今後、あなたのお気に入りのアーティストの空間オーディオ対応の楽曲が追加される日も近い……かも?

 

あなたも「空間オーディオ」で最新の音楽体験をしてみませんか?

 

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