世界最小クラスのダイナミックドライバーを搭載により豊かな低音域で理想的なサウンド
イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンのPRスタッフうらやんです。
今回の記事でご紹介をさせていただくのは、プロ向けのIEMを手掛けるメーカーが新たにリリースする音楽鑑賞用のフルシリコン製カスタムIEMです。
Sensaphonics(センサフォニクス) D2
▼Sensaphonics D2 e☆イヤホンWEB本店価格 ¥77,000‐(税込)
7月22日(木)受注開始!!
耳型を取り、人それぞれの耳の形状で作り出すカスタムイヤホンをシリコンで作り出し、新たに開発された世界最小クラスのダイナミック・スピーカーを埋め込んだオーディオファン待望の製品です。
詳しくご紹介しましょう!
シリコン×ダイナミック・スピーカー
ダイナミック・スピーカーには振動板の前後に空気が必要です。そのため、D2ではスピーカーを特別に設計された筺体の中に入れて、その筺体をシリコンに埋め込むと言う方法を採用し、振動板の背面のエアーも外部への空気穴を確保できます。
この製品の為に開発された5.0mm径のダイナミックドライバーが2基搭載されています。全帯域死角のない高解像度なサウンドで、5.0mmの小さい設計のドライバーが出してるとは思えない程の豊かな低音を実現しています。
イヤホン内から出てきた音は、音響フィルターを通して外耳道部分のシリコン内部に設置された音響空洞の中に放出されます。これにより、BAドライバーでは得られにくかったグルーヴ感が高まり、まるでコンサートホールやライブ会場に居る様な臨場感を体感できます。
柔らかいモールドが優れた音質の秘訣
遮音性の高いシリコン製のイヤホンは、狭い隙間でも音漏れがしやすい低音域の減少を最大限に防止し、すべての帯域においてその音楽が持っている本来の音質バランスで聴くことが出来ます。
ダイナミックドライバーでは振動板が小さくなると低音域のサウンドに物足りなさを感じる事が多くあります。D2は、今回開発された音楽用で世界最小クラスのダイナミックドライバーが低音域を豊かに鳴らせる事に加え、更にシリコン製筐体による遮音効果と音質傾向によって十分すぎる低音域で、理想的なサウンドを実現しています。
加工の難しいシリコンモールドで製作をする理由
シリコン製のイヤホンにする理由は、プラスチック素材にはない柔らかさと、より隙間をなくしてより高い遮音効果を生み出すということです。更に遮音効果が飛躍的に高まる理由として、外耳道第2カーブから先を造形出来る事が大きいです。
外耳道第2カーブは、硬い頭蓋骨に位置していて痛みが出やすいので、プラスチックシェルでは触れないようにしていますが、柔らかいシリコンだと逆に硬い骨に圧迫感を加える事で大きな遮音効果を得られます。
センサフォニクスが作るシリコン製品の遮音性能
Sensaphonics(センサフォニクス)が作るシリコン製品の遮音性能は、現在遮音できる最大の方法とのことです。飛行機の下で働く整備員が付けているイヤーマフ(ヘッドフォン型)が約-20~-25dB程度の遮音量とされています。シリコン製ではそれよりさらに高く、平均で-34dBを実現しています。
8000Hzではなんと-45.5dBの遮音量を確保しています。特に注目すべき点は、遮音するのが難しい低音域帯を、125Hzの場合でも-31.9dBの遮音量を実現しています。NASAの宇宙飛行士やモータースポーツのドライバーが利用している、世界最高レベルのイヤモニ製造技術がSensaphonics D2には使われています。
カスタムIEMとは
プラスチックなどで造られた既成の筐体にドライバー(音源発信機)を入れたイヤフォンに対し、個人の耳型を採取して、筐体をその個人の形状に合わせてオーダーメイドで作製した製品をカスタム・イン・イヤー・モニター(カスタムIEM)と呼びます。
これは、それまで本人の耳の形状で作製する音楽用イヤフォンという概念が日本にはありませんでした。そのため2004年にSensaphonics Japan (現ジェイフォニック社)が日本で初めてのイヤモニを国内生産・販売をするに際して製品の特徴を顕す名称として名付けたカテゴリーでした。
以後日本では耳型を採取して作られる製品をすべて「カスタム」と呼ぶようになっていきます。ちなみに本来イン・イヤ・モニター(IEM)はアーティストが自身の演奏をモニターするための機器であり、“モニター”とは本来ステージ上の演者の足許に置いてあるフットスピーカーのことです。現在多くのメーカーから出される一般の音楽鑑賞用カスタムイヤホンもカスタムIEMの名称で呼ばれていますが、プロ用のモニターは演奏を《解析する》もので、音楽鑑賞用は《楽しむため》の機器で、その目的は大きく異なっています。
当然音質設計も変わってくるので、プロが使っているから観賞用に適しているという訳ではありません。一方、カスタムの良さはその人の耳の形で成形することなので、これはアーティストも一般でも違いがなく、ともに有効な仕様です。この良さを最も発展させたものがシリコン成形のIEMということです。そしてNASAの宇宙飛行士や佐藤琢磨選手などのレーシングドライバー向け、マイケルジャクソンなどプロアーティスト向けなどの業務用にしか提供されていなかったこの成形技術が、初めて一般のオーディオ用に利用されたものがD2なのです。
オフィシャルHPから引用→https://www.sensaphonics.jp/d2/index.html
スペック一覧
ドライバー:ダイナミックドライバー 2機(片耳/左右合計4機) シェル:メディカルグレードシリコン(医療工学用シリコン) 付属品:ペリカンケース、シャツクリップ、クリーニングツール、製品仕様書、保証証、通常使用による不具合につき一年間の無料修理保証付、シリコンカラー全色無料加工(単色加工、ミックス加工3色まで、左右別カラー可能 Frequency Response(周波数レスポンス):20–16,000Hz Impedance(インピーダンス):19 ohms nominal Sensitivity(感度):101dB-SPL(@ 0.1V) Isolation(隔離:遮音性能):Up to 45.5dB; broadband average 37dB(最高45.5dB、広周波数帯域平均37dB) Noise Reduction Rating(騒音低減評価:騒音低減率):NRR 29dB
▼Sensaphonics D2 e☆イヤホンWEB本店価格 ¥77,000‐(税込)
今回ご紹介させて頂いたSensaphonics『D2』<カスタムIEM>は7月22日(木)受注開始です!!
e☆イヤホン秋葉原店のみで試聴機をご用意する予定です。ぜひ一度お試しください。
以上PR部のうらやんがお送り致しました!
最後まで読んで頂きありがとうございました!