カスタムIEM Westone ES70とES40を実際にオーダーしてレビュー!


hamachan

e☆イヤホンのはまちゃんです!

 

今回のブログは、東京秋葉原店と大阪梅田EST店のカスタムIEM担当スタッフが、Westone ES70 と ES40をオーダーし音質、デザインについてのレビューをするブログです!

 

 

 

 

Westone ES70 & ES40

Westone ES70 & ES40

Westone ES70 & ES40

 

 

 

カスタムIEMとは?

カスタムIEMとは、Custom In Ear Monitor(カスタム・イン・イヤー・モニター)の略称で、イヤモニとも略されます。主にステージミュージシャンやサウンドエンジニアが正確なモニタリング(音響の観測)のため、高解像度・高遮音性を追求したモニター用イヤホンのことを指します。

 

自分の耳型(インプレッション)を採取してオーダーメイドで作成するため、耳にピッタリとフィットします。また、本体のカラーや柄が選べるため、世界に1つだけの自分専用のイヤホンが作成できます!

 

アーティストなどが使用するプロモデルなので、高音質を求めた作りになっています。耳にフィットするため、遮音性も高く、音漏れがとても少ないのも特徴です。

 

 

 

Westone ES70

Westone ES70

Westone ES70

▼Westone WST-ES70 e☆特価 ¥180,000-(税込み)

 

ドライバ数 : 7BA

ES70は、ES50で使用されている最大の低周波ドライバーと、フラグシップモデルES80の高周波およびミッドレンジドライバーとの組み合わせです。この組み合わせは、きらめくような高解像度の高域とハーモニックコンテンツを再現するように設計された新しいクロスオーバーを主な特徴としつつ、今日最も需要のある低周波サウンドもしっかりと耳に届ける構造となっています。 ES70は、自宅でも世界最大のステージで音楽を楽しんいるような、ワンランク上のサウンドを提供します。

 

 

Westone ES40

Westone ES40

Westone ES40

 

▼Westone WST-ES40 e☆特価 ¥115,000-(税込み)

 

ドライバ数 : 4BA

ES40は、非常にバランスの取れた、パワフルで明瞭なサウンドステージを作り出し、ハッと息をのむ様な没入感のあるサウンドをお楽しみいただけます。特に最新の2基の低周波ドライバーは、録音された音楽を際立たせるような、厚みのある、豊かで、没入型の低周波情報を作成し、また、世界最大のステージ上で演奏する際にも十分なタフさを持ち合わせています。この組み合わせにより、最も耳の肥えた音楽評論家にも、洗練された、驚くべきリスニングエクスペリエンスを提供いたします。

 

 

 

紹介してくれるスタッフは!

ES70 大阪梅田EST店 カスタムIEM担当スタッフ「ばらね」

e☆イヤホン梅田EST店カスタムIEM担当のばらねです。

 

カスタムIEMと餃子とお酒がすきです。テクノ / POPS / 女性アイドル など広く浅くいろんなジャンルを愛機のHUM Pristine-Reference で聴いてほっこりにんまりしています。

 

 

 

ES40 東京秋葉原店 カスタムIEM担当スタッフ「レッドブル」

e☆イヤホン 秋葉原店 カスタムIEM担当のレッドブルです!

 

カスタムIEMの自由にデザインを選べるところと装着感が抜群に良いのが好きで、気付いたら、13機種所持していました。愛機は、Astell&Kern A&ultima SP2000とEmpire Ears Valkyrieです!!好きなアーティストはTrysailとLiSAです!!

 

カスタムIEMの使用感・遮音性・納期等わからないことがあればなんでも聞いてください!宜しくお願いします!!

 

 

 

オーダーしてみよう!

 

e☆イヤホン大阪梅田EST店のカスタムIEMコーナー!

 

 

初のWestoneカスタムIEMオーダー。デザイン選びが慎重になるカスタムIEM担当のばらねちゃん。

 

 

店内にあるデモ機を見ながら完成のイメージを高めています。

 

 

数多くのフェイスプレート、アートワークなどのオプションからオリジナルの組み合わせを選びます。オーダーメイド品であるカスタムIEMの醍醐味ですね!

 

 

 

 

e☆イヤホンでは「耳型」も採取できる!

梅田EST店のリスニングラボはこんな感じ

梅田EST店のリスニングラボはこんな感じ

 

カスタムIEM制作には、「耳型」が必要!e☆イヤホン秋葉原店及び梅田EST店では、「耳型」が採取できる、補聴器専門店リスニングラボが併設されております!

 

東京秋葉原店のリスニングラボ

営業日:水曜日~日曜日

営業時間:11:00~19:00 (最終受付時間 18:30)

店舗案内:https://www.e-earphone.jp/shop-akb/

 

 

梅田EST店のリスニングラボ

営業日:水曜日~日曜日

営業時間:11:00~19:00 (最終受付時間 18:30)

店舗案内:https://www.e-earphone.jp/shop-umd/

 

耳型も店内で用意できるのでスムーズにオーダーいただけます!

 

 

 

 

ES70レビュー

Westone ES70

Westone ES70

 

音質について

Westone ES70 装着イメージ

Westone ES70 装着イメージ

ES50で使用されている最大の低周波ドライバーと、ES80の高周波およびミッドレンジドライバーがミックスされた超豪華モデルES70。肝心の音質も、一言で言うとES50とES80のいいとこどりなサウンドです。

 

芳醇な低域はドラムのキックが心地よく、しっかりとアタックを感じられます。ES50ほど低域が出るモデルではありませんが、しっかり低域を感じられるチューニングです。低域の量感が極端に多い、というより解像度がかなり高い、という印象を受けました。

 

高域は硬い音も角が丸いのでブレスやシンバル等の刺さりはありません。少し柔らかさがあり伸びが良く、すーっと体に音が染み渡る心地よさは、上位モデルES80を彷彿とさせます。中低域の少し後ろで鳴っているので、メロディーラインやドラムのシンバルをメインで聴かれている方には少し物足りないかもしれません。

 

中域は音と音との繋がりがとても綺麗。とても滑らかでスラー(※なめらかに演奏するというアーティキュレーション)がかかってる感じ。解像度がかなり高く、マスタリングされた音源をそのまま大切に鳴らしてくれます。ブレスやエコーもしっかりと感じられ、いつも聴いている曲でも制作者のこだわりを新たに発見することができました。

 

全体的に一歩引いた距離間で鳴っているので、満遍なく音を楽しむことができます。定位感、音場はほどほどではありますが、まとまりの良さや音の忠実さ、リアルさに魅力を感じるモデルです。解像度の高い低域やボーカルを楽しめるカマボコイヤホンをお探しの方におすすめです。

 

 

デザインについて

Westone ES70

Westone ES70

 

今まで制作してきたデザインは控えめで左右対称のものばかりだったので、今回は“派手”をデザインコンセプトにしました。

 

シェルのRyukyuは日本限定オプション。その名の通り琉球グラスをイメージした淡いマーブルと程よく入った気泡が爽やかなデザインオプションです。「いつかWestoneを作るならRyukyuで!」と思っていたので、こちらを軸に全体的なデザインを決めていきました。ただ、今回は“派手”をコンセプトにしたかったので、アイスカラーなど爽やかなカラーではなくネオンピンクとアクアマリンを選択しています。

 

フェイスプレートにはギラギラに派手なアバロンを選択。左右別色にすることでより派手派手でサイケ感を演出しています。L側のロゴは2020年2月より採用されたばかりのモデル名のみのロゴです。シェル・フェイスプレートの派手さをあまり邪魔したくなかったのでカラーはブラックにしました。チラ見えロゴって感じでかわいい仕上がりになって嬉しいです。

 

 

 

装着感に関して

Westone ES70 装着イメージ

Westone ES70 装着イメージ

メーカー推奨の耳型採取方法はバイトブロック方式ですが、今回は割りばしを縦に咥えて採取しました。装着感はかなりナチュラル。フレックスカナルの恩恵か、異物感が少なく長時間の装着も苦ではありませんでした。

 

ただ、他のメーカーに比べカナルが少し細めなので、ステージでの使用でなくてもしっかりめの装着感が欲しい場合はバイトブロックを用いての採取をおすすめします。(もちろん個人差はあると思いますが…)

 

 

 

 

ES40レビュー

Westone ES40

Westone ES40

 

音質について

Westone ES40 装着イメージ

Westone ES40 装着イメージ

さすが老舗イヤモニメーカー!!低い音から高い音まで、バランスよく鳴らしつつ、重厚感のある低域と太くかっちりとした芯のある中音域は、楽曲の迫力を倍増させ、ライブのような臨場感を堪能でき、楽しく聴かせてくれます。

 

高域はキラキラとしたドライな質感ではなく、温かみのあるサウンドで、耳に刺さることなく、心地よく鳴らしてくれるので、長時間のリスニングでも疲れにくそうです。

 

デザインについて

Westone ES40

Westone ES40

 

シェルについて

今回のデザインは、何色か混ぜてガラス細工のような仕上がりになるRyukyuオプションと、四季デザインの『春』を組み合わせました。選んだ理由としては、Ryukyuオプションは、混ぜるカラーによって、色合いも変わりますし、ひとつひとつ手作りなので、仕上がりが異なります。たった一つの自分だけの専用機!という特別なものにしたかったので、このオプションを選びました。

 

四季デザインは、ピンクとシルバーの色合いが可愛く、ウェストンと言えば、プレシャスメタル × トランスルーセントでしょ!と思い、このカラーにしました。派手な色合いなので目立つのもなかなかいいですね。

 

フェイスプレートについて

フェイスプレートは、アバロンシェルとステンレスプレートという豪華な組み合わせ。ウェストンと言えば、ステンレスプレートというイメージがあります。この組み合わせは、多くのお客様から選ばれる組み合わせで、オーダーを受け付けていてやりたいと思っていたので、このオプションにしました。

 

 

装着感に関して

Westone ES40 装着イメージ

Westone ES40 装着イメージ

通勤時の約1時間使用しましたが、イヤホンの付け心地はとても良好で、緩み・痛み・遮音性に特に問題はありません。着脱時に、フレックスカナルが耳に触れると、ザラっとした感覚はありますが、一瞬の事なので、すぐに慣れてしまい今は全く気にはなりません。

 

フレックスカナル初体験でしたが、徐々に耳に馴染んでいく感覚があるので、装着していて楽に感じます。

 

 

 


 

▼Westone WST-ES70 e☆特価 ¥180,000-(税込み)

▼Westone WST-ES40 e☆特価 ¥115,000-(税込み)

 

本日ご紹介した2機種は秋葉原店・梅田EST店にて試聴機のご用意がございます!

実績のあるブランドWestoneのカスタムIEMを是非お楽しみください!

 

以上!

はまちゃんがご案内いたしましたー!

 

 

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。

※動画内の商品は旧ロゴを使っているものもございます
※Ryukyu・ステンレスプレートデザインは現状受け付けておりません
※採用されているPrecious MetalはTranslucent colorと混ぜている特別なものになります