EMPIRE EARSからEPシリーズの新フラグシップ『WRAITH』の登場です。静電型ドライバーを搭載した計11ドライバーで、エンパイアーの技術盛沢山の機種です。このブログではWRAITHの紹介と、レビューを掲載します。サウンドは名機ZEUSに似てる??気になる方は一度ご試聴を♪
WRAITH
■WRAITHについて
WRAITHはEPシリーズの新しいフラッグシップモデルです。WRAITHは『Amethyst Haze』と呼ばれる特別なフェイスプレートを備えています。このフェイスプレートは、タタールスタン共和国の受賞デザイナーによってデザインされ、アクリル製のアメジスト色の材料とブレンドされたカーボンで構成されています。すべて手作業で製造されているため、このフェイスプレートが同じパターンを持つことはありません。WRAITHは、世界初のデュアルトランスフォーマー、4基のESドライバー搭載のハイブリッドイヤホンです。4基のESドライバーに加えて、7基のBAドライバーが搭載されています。 EIVECは4つすべてのESドライバーを操作し、それぞれをを中域、中高域、高域、超高域に分けることを可能にしました。5WayのsynXクロスオーバーネットワークとARCテクノロジーを組み合わせたWRAITHは、これまでで最も技術的に高度なIEMとなっています。約5年前にリリースされたZEUS XIVのサウンドを彷彿とさせます。驚異的なレベルのクリアさ、親密なボーカル、非常にリアルなリスニング体験を提供します。
◎EIVEC(Empire Intelligent Variable Electrostatic Control)Technology
EIVECは、ESドライバーを完全に制御およびコントロールするためのテクノロジーです。ESドライバーは低電圧設計であるため、4Hz〜100kHzの驚くべき範囲の再生を可能にしました。各ESドライバーと対応するトランスフォーマーをそれぞれ個別にコントロールし、synXクロスオーバーネットワークに継ぎ目なく統合し、他のドライバーテクノロジーと調和させて目標の周波数帯域の再生を達成しました。その結果、驚異的な解像度を実現させました。
◎synX Technology
synXは、ドライバーごとにそれぞれのオーディオ帯域を指定することができる精巧なクロスオーバー設計です。あらゆるサウンドシグネチャを実現できます。
◎A.R.C.(Anti-Resonance Compound)Technology
A.R.C.は、IEM内の不要な振動や歪みの軽減を実質的に排除する独自のコーティング技術です。内部をより強固にしながら、不要な共振を減衰させるダンパーとして機能します。 A.R.C.は音のクリアさを大幅に向上し、ベースはより深くなり、IEMが全体的により効率的になる技術です。
■本体価格
ユニバーサルモデル | ¥369,000-(税込) |
■スペック
ドライバー数 | 11ドライバー |
ドライバー構成 | 低域(BA)×2,中域(BA)×3,高域(BA)×2,超高域(ES)×4 |
クロスオーバー | 5Way synXクロスオーバー |
周波数特性 | 20Hz-100kHz |
付属ケーブル | EFFECT AUDIO Cleopatra(2Pin to 3.5mm) |
聴いてみた
全体的にバランスが取れた音で、どこかが目立って聴こえるという印象はなく、低音から高音域まで、丁寧かつ綺麗に鳴らしてくれるのでとても聴きやすいです。低音は、芯のある太めの音でメロディラインをしっかりと支えてくれています。一つ一つの音の輪郭がはっきりとしているので、アタック感を感じられます。中高音域は、とても鮮やかで透明感があり、刺さりやすいサ行やハイハットの鋭い音も刺さることなく鳴らしてくれます。各楽器がボーカルを中心に聴こえるように、でも楽器の響きや余韻も鳴らしてくれているような印象で、細部までしっかりと表現されています。楽器・ボーカルどちらもしっかりと聴きたいという方にオススメです!ぜひ、一度ご試聴ください。by秋葉原カスタムIEM担当 レッドブル
まとめ
■ポイント
・WRAITHは静電型とBAを搭載したハイブリッドイヤホン
・発売日は2019年09月07日(土)
・サウンドは名機ZEUSに似てる?エンパイアーファンは必聴です
■取扱店舗と試聴機について
お取り扱い | 試聴機の有無 | |
日本橋本店 | 〇 | 〇 |
秋葉原店 | 〇 | 〇 |
梅田EST店 | 〇 | 〇 |
名古屋大須店 | 〇 | 〇 |
渋谷TSUTAYA店 | 〇 | × |
Web本店 | 〇 | × |
■商品ページ