こんにちは e☆イヤホンのケイティです

普段は高級な機種が大好きでよく記事やTwitterでもご紹介しているわたくしですが

最近はお手頃価格の製品でいいものを探すのを楽しんでおります。

安いからって見くびってもらっちゃ困りますぜ旦那。

 

さて、そんなわけで今回の企画はこちら

 

5000円以下で人気のイヤホン聴き比べてみた

初めて純正付属品や1000円2000円のイヤホンから脱却し自分でイヤホンを選んでみたいという方が最初に選ぶのが大体この「5000円くらい」というボーダーだと思います。その中で私ケイティが最近お気に入りのイヤホンをいくつか抜粋して聴き比べてみようというわけです。

 

今回個人的な主観で採点しながら比較していこうと思います。

採点項目はこちら

・帯域ごとの傾向

高音域 ☆☆☆☆☆

中音域 ☆☆☆☆☆

低音域 ☆☆☆☆☆

上記3つは「質」ではなく「量」で評価していきます。

なので例えば低音域が強く出ている機種に関しては低音域の点数が高くなります。

 

・音のキャラクター

硬い  ☆☆★☆☆ 柔らかい

狭い  ☆☆★☆☆ 広い

解像度 ☆☆☆☆☆

上2つは黒星の位置で傾向を示します。

ちょっと柔らかめで空間の広いイヤホンの場合は

 

硬い  ☆☆☆★☆ 柔らかい

狭い  ☆☆☆☆★ 広い

 

このようになります。

解像度というとあまり聞き馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますが

簡単に言うと所謂「クリアさ」のようなものです。

こちらも低音域などと同じく5段階で評価していきます。

 

早速いってみましょう。

 

tiivox relei

 

 

 

評価

高音域 ★★★☆☆

中音域 ★★☆☆☆

低音域 ★★★★☆

解像度 ★★★☆☆

硬い  ☆☆★☆☆ 柔らかい

狭い  ☆★☆☆☆ 広い

 

コメント

見た目からすでに2、3万くらいの貫禄のあるこのイヤホン。

綺麗なクリア筐体で表面もパール系の装飾が施されていて高級感があります。

しかも高級なイヤホンによく採用されている2 pinタイプのリケーブルも可能。

リケーブルって?とおもったかたはこちら

 

バイヤーが嬉々とした表情で「これいくらだと思う?」と聞いてきたときは内心、なんか嬉しそうだからよほど安いんだろうなぁ、でもこのサウンドクオリティでこの見た目、しかもリケーブルできるんだったら安くても…と思いながら「15,000円くらい」と答えた記憶があります。

 

まさか5000円どころか4000円を切ってくるとは、恐ろしい子…

 

早速聴いてみましょう。

傾向的には若干中音域の引いたドンシャリ傾向。

低音域の量感こそあるもののこもる感じはなくそれぞれの音がしっかりと主張してくれます。リバーブ(カラオケでいうコーラスのようなもの)などの表現もうまく、くどくせず且つ伸ばしきってくれます。ロック系のアニソンや洋楽POPSにはドンピシャで合うと思います。

 

 

 

 

intime(アンティーム) 碧(SORA)-Light【2019Edition】

 

評価

高音域 ★★★☆☆

中音域 ★★★★☆

低音域 ★★★★☆

解像度 ★★★★☆

硬い  ☆★☆☆☆ 柔らかい

狭い  ☆☆☆★☆ 広い

 

コメント

小さな丸っこい筐体がかわいらしいですね。クリアカラーで中が透けて見えているのも映えます。

力強く透き通ったボーカル、中音域に厚みのある低音。主張しすぎず、存在感はある高音域。とてもバランスがいいです。クリアで且つ迫力があるので正直なんにでも合いますが、特にボーカルや管楽器をメインで聴く方に強くお勧めしたいイヤホンです。

 

 

neoaudio Exhaust

 

 

評価

高音域 ★★★☆☆

中音域 ★★★★☆

低音域 ★★☆☆☆

解像度 ★★★★☆

硬い  ☆★☆☆☆ 柔らかい

狭い  ☆☆☆★☆ 広い

 

コメント

一般的にはあまり耳にしない、高価なイヤホンに多く採用されている「BA型」と呼ばれるドライバー(音の出るスピーカー部分)をこの価格で搭載したイヤホン。

まず筐体がとても小さく、耳にすっぽりはまってくれるので個人的に装着感がよかったです。

すっきりとしたサウンド傾向で低音の量感はあまり多くありません。中音域、高音域の響きが滑らかで美しく奏でてくれます。重めのロックとかよりもシンプルなアコースティック系の弾き語りやアコギやピアノのソロ楽曲ととても相性がよさそうです。また、長い間聴いていても疲れにくい音なので長時間使用する方にもおすすめです。

 

 

AUGLAMOUR F300

 

 

評価

高音域 ★★★★☆

中音域 ★★★★☆

低音域 ★★★☆☆

解像度 ★★★☆☆

硬い  ☆★☆☆☆ 柔らかい

狭い  ☆★☆☆ 広い

 

コメント

パステルカラーの筐体が可愛らしい一本。6色の展開でそろえて飾りたいほどインテリアとしても優秀です。

低域がちょっぴり控えめでボーカルが聴き取りやすい優しいサウンド。JPOPなどボーカルメインの楽曲がとても映えます。

いつまでも聴いていられるゆったりサウンドです。

 

 

KINERA SEED

 

 

評価

高音域 ★★★★☆

中音域 ★★★

低音域 ★★★

解像度 ★★★★☆

硬い  ☆★☆☆☆ 柔らかい

狭い  ☆★☆☆☆ 広い

 

コメント

見た目の高級感リケーブルができるという点、さらには一般的な「ダイナミック型ドライバー」と前述の「BA型ドライバー」をハイブリッドで搭載しているというだけでも5,000円は軽く超えてきそうなSEED。

複数のドライバーを搭載しているだけあって他の同価格帯のイヤホンと比べて解像度が高いです。全体的にバランスのいいサウンドで、高音域の伸びが特に上手です。ドライなサウンド傾向でロックだとギターのカッティング(チャキチャキいうやつ)やドラムの金物(チキチキとかジャーンっていうやつ)をうまく鳴らしてくれます。生音のアコースティック系の楽器とも相性◎です。

 

 

 

KINERA SIF

 

評価

高音域 ★★★

中音域 ★★★★

低音域 ★★★☆☆

解像度 ★★★★☆

硬い  ☆★☆☆☆ 柔らかい

狭い  ☆☆★☆ 広い

 

コメント

先述のSEEDの兄弟機で兄機とは違い一般的な「ダイナミック型ドライバー」一発の構成です。カラーも正反対のホワイトでラグジュアリー感が増しています。

音にまとまりがあり、とても滑らかに流れるようなサウンドです。どこが主張するといったこともないのですが
単純に各帯域のクオリティが高いです。地響きのような深い低域の表現から、バスドラムのビートまでしっかり表現してくれつつ中音域がこもる印象もなく、しっかりとボトムを支えてくれています。メインメロディも主張しすぎずあくまで楽曲全体を映えさせてくれていて高音域のドラムの金物なんかも刺さってこず、しかしながら伸びやかです。
相性を選ばずどんな楽曲にも合わせやすいと思います。

 

 

final E3000

 

 

評価

高音域 ★★★

中音域 ★★★★

低音域 ★★★☆☆

解像度 ★★★★★

硬い  ☆☆☆★☆ 柔らかい

狭い  ☆☆☆★ 広い

 

コメント

数十万するようなヘッドホンやイヤホンも制作している「final」実は日本のメーカーです。そんなメーカーの低価格なイヤホンということで発売時からかなり話題を集めました。

この価格帯では信じられないほど空間表現が豊かで音の距離感を手に取るように感じられました。傾向的にもおおよそニュートラルであまり癖がありません。

ベースやビートがズンズン!って感じではないのでロックやEDMなんかには物足りないかもしれないですがJAZZやクラシック、歌モノなんかには抜群にいいです。

 

 

 

 

 

final E2000

 

 

評価

高音域 ★★★

中音域 ★★★

低音域 ★★★★☆

解像度 ★★★★★

硬い  ☆☆☆★☆ 柔らかい

狭い  ☆★☆☆ 広い

 

コメント

前述のE3000と同時期に発売された兄弟機です。E3000と比べてやや低音域寄りのサウンドになって、音も近くなっているのでよりオールマイティなサウンドに仕上がっています。深いところからこみあげてくるような低音にfinalらしいクリアな中高音域。万能でお手頃、迷ったらこれなイヤホンです。

 

 


ふぅ。いかがでしたでしょうか。

最近は低価格なイヤホンでもクオリティが高い上にこんなにキャラクターに差が出るんですねぇ

1つ買って末永く使っていくも良し、いくつか買って聴き比べたり使い分けるも良しです。

皆様もこれを機に是非楽しいイヤホンライフを。

 

以上、e☆イヤホンのケイティがお送りしました。

 

ではまた。