ハイエンドDAPが増えてきて選びかねている方々へ

そしてハイエンドDAPにあこがれている方々へ

ハイエンドDAPに興味がない方々へ

すべてのハイエンドDAPに関わる方へ送る。


 

こんにちは!!ケイティです!!

 

 

さて!最近ハイエンドの高級DAPの種類がたくさん増えましたねぇ

 

中でも4.4mm搭載機種が多かった印象です。

 

ということで今回は!!!

 

4.4mm搭載ハイエンドDAP聴き比べてみた

 

 

 

いいいいえええええええええええええええええい!!

 

4.4mmのハイエンドDAP、聴き比べちゃいます(‘ω’)

 

聴き比べちゃいます!(‘ω’)

 

はい。

 

ではまず今回参加するDAPたちをご紹介いたしましょう!!!

 

 

エントリー№1

SONY NW-WM1Z

元祖4.4mmバランス搭載DAP

その黄金のボディでポータブルオーディオ業界に激震が走ったこの機種ももちろんエントリー

発売から2年経った今でも現役でSONY ハイエンドDAPの地位に鎮座する。

原点にして頂点、その不動の地位は揺らぐのか!

 

 

 

 

 

エントリー№2

COWON PLENUE L 

MP3プレイヤー時代からの老舗、COWONハイエンド機のエントリー

同シリーズPLENUE2 MarkIIまでは2.5mm端子を搭載していた同社、

満を持して4.4mm端子を搭載。

変幻自在のカメレオンDAP、果たしてその実力は。

 

 

 

 

エントリー№3

Cayin N8

CayinからまさかのハイエンドDAP

Korg製真空管、Nutubeを搭載したことで発売前から話題になっていたこのモデル。

発売後その人気は爆発。その独特なサウンドに魅了された方も多いはず。

 

 

 

 

 

エントリー№4

Lotoo PAW Gold TOUCH

プロ向けオーディオを得意とするINFOMEDIAのポータブルオーディオブランドLotoo

そのアナログチックでシンプルなデザインと、見た目からは想像のできない

クオリティの高いサウンドで大人気なブランド

ついにタッチパネルのついた完全コンシューマー向けDAPが登場。

爆速の起動スピードとそのサウンドクオリティは健在。

 

 

 

 

 

エントリー№5

SONY DMP-Z1

規格外じみた価格とサイズから発表当初から業界を騒がせた

SONYのモンスタープレイヤー。

もはやDAPと呼ぶか迷うところですが今回はあえてエントリー。

その怪物級のスペックで他のDAPを蹂躙してしまうのか。

 

 

 

以上5機種でお送りいたします。

 

試聴に使用したイヤホンはこちら

選定基準を

1・4.4mmバランスケーブルと3.5mmアンバランスケーブルが標準で付属している。

2・あまり癖のなく、素直な音

とした際に頭に浮かんだのがもうこの機種だけでした(‘ω’)

 

 

そして今回試聴の題材になった楽曲は

 

私ケイティが敬愛する[ALEXANDROS]さんが木村拓哉さん主演ゲーム

“JUDGE EYES:死神の遺言”の主題歌として楽曲提供したことでも話題になった

「アルペジオ」です。皆様聴いてみてください

 

 

 

SONY NW-WM1Z

 

まずはアンバランスから。

沈み込みの深い、輪郭のはっきりした低音。

嫌味のない伸びやかな高音。

厚みのしっかりとした中音域は生っぽさを演出してくれます。

あくまで「自然」な鳴りです。

クラシックやジャズに多い生音の楽器だとより真価を発揮しそうです。

4.4mmバランスで聴いてみると

格段と空間が広がり、より滑らかな印象がプラスされました。

 

上品で綺麗な印象です。

柔らかく優しい音色に包み込まれたい方は是非。

 

COWON PLENUE L 

今回の機種の中ではもっとも柔らかい、角のない優しいサウンド。

まずは3.5mmアンバランスから。

解像度が高いものの、聴き疲れしにくいサウンドで

繊細で丁寧な鳴らし方をしてくれます。

ただロックを聴くには優しすぎて少し物足りなかったので

得意のJeteffectでガンガンいじってみました。

BBEをマックスまで上げてみると定位がよりくっきりとし、

パワーを感じられました。

少し物足りない低音もブーストしてしまえばなんのその。

まるでもとからその音だったかのような自然なエフェクトのかかり方はCOWON特有。

 

4.4mmバランスで聴いてみると、グンとパワー感が増し、力強いサウンドになりました。

多ドラのBAなんかはこちらのほうが合いそうですね。

1台で何度もおいしい機種です。

素の音は、優しく丁寧で繊細ですが

いじり方次第で暴れ馬にもなれます。

一つの音色じゃ物足りない!!たくさんいじりたい!!そんな方へ特におすすめ。

 

 

Cayin N8

今回の中では唯一真空管を搭載した機種。

まずは真空管を通さずにアンバランスで聴いてみると、なんともソリッドで芯のしっかりとしたサウンドでした。

とにかくパワフルで、まだまだ余裕を感じました。ヘッドホンでもある程度なら全然余裕ありそうですね。

解像度も申し分なく、余すところなく[ALEXANDROS]のロックサウンドを存分にかき鳴らしてくれます。

 

真空管をオンにしてみると何とも不思議なサウンド。

低音はソリッドで硬いのに高域は柔らかく伸びやか…

ステンレススティール筐体の特性と真空管の特性が喧嘩することなくうまく調和しています。

全体的に生々しく、艶やかな音色に仕上がっています。

 

続いて、4.4mmバランスを。こちらは構造上真空管は通せないのでトランジスタにて試聴。

定位がかっちりとし、空間がぐんと広がりました。

力強さもさらに加わり、パワフルかつ繊細な表現は見事です。

 

生々しさ、力強さ、濃厚さ。

どれをとってもポータブルらしからぬ極上の仕上がりです。

 

 

Lotoo PAW Gold TOUCH

個人的にLotooの PAW GOLDというモデルを愛用しているので発売前からかなり期待していました。

 

Lotooらしい原音を素直に抽出したようなサウンド。

PAW GOLDよりもさらに余裕のあるパワー感になっていて、ボリュームをどんどん上げてもなかなか歪みませんでした。

SN比が高く、メリハリが利いていてグルーヴ感も抜群です。

 

4.4mmバランスで聴いてみると、滑らかで妖艶な響きに。

ボーカルの川上洋平さんの吐息が耳元で…

ハイトーンがすごくきれいにでていたので、女性ボーカルでも相性抜群です。

 

SONY DMP-Z1

この巨大な筐体にmicro SDを差し込み読み込みを待ち

いざ、試聴。

 

 

 

 

優勝。

 

 

この子を候補に入れたのは間違えだったかと思えるほどに格が違う。

音の生々しさ、距離感、バランス

どこをとっても文句のない音。

私はいつからライブハウスにいたのかと錯覚するほど。

生々しいというかもはや生です。生そのもの。

これはすごい。

浴びるようなこのサウンドはどう表現したらよいか…

すごすぎて語彙力を失いました。

発売日にも試聴はしていたのですが、その時からだいぶ時間が空き、再び聴いてみればこれですよ。

いやはや恐ろしいものを作ってくれましたね。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

生音感の強いSONY NW-WM1Z

 

本体が軽量で変幻自在なサウンドのCOWON PLENUE L 

 

滑らかで艶っぽさと力強さを併せ持ったCayin N8

 

原音重視でメリハリの利いた元気サウンドのLotoo PAW Gold TOUCH

 

まるで生音、音の空間をその場に創造するSONY DMP-Z1

 

 

サウンドだけ見たら個人的にはDMP-Z1が大好きですが

大きさ、価格ともに僕には余りあるので総合的にみると

Cayin N8が好きです。

 

皆様も人生の伴侶となるDAPを見つけ出してください。

 

ケイティでした~