へい、らっしゃい!!
e☆イヤホンSHIBUYA TSUTAYA店のすーさんです!!
前回までの「最高の一杯を求めて」では、リケーブルとは一体なんなのか?
ケーブルのプラグとコネクタについてお話させていただきましたが、
今日からはいよいよリケーブルの魅力である「音質の変化」について
詳しくお話させていただこうと思っております!
今日のメニューは「ケーブルの線材」です!!
それでは開店致します!!
線材とは・・・
ケーブルの核となる部分で、ビニール皮膜などに覆われている金属の部分です!!
リケーブル製品には様々な線材が使われ、
主に「銅線」、「銀線」、「銀コート銅線」の3種類があり、
この違いが音に変化をもたらせるのです!!
そのほかにも金メッキが施された超高級ケーブルなどもあります!!
※こちらは今後のブログでご紹介させていただきます!
線材の種類
銅線
現在、数多くのリケーブル製品が販売されていますが、
その中でも多くの数を占めているのが、「銅線」です!
(銅の産出国1位はチリ、2位中国、3位ペルーだそうです!)
銅は銀や金に比べて安価なので、電気の導体として
色々なところに使われています!
銅といえば身近なものだと10円玉などですよね!
しかし、イヤホンのリケーブル製品に使われている銅は
10円玉などに使われているような銅ではなく、
不純物などを取り除いた高品質な物が多いです!
【銅線の音の特徴】
- 低域が増える
- 音に厚みが出て迫力が増す
- 全体的に音の角が丸く聴きやすい
※製品によって特徴は異なります
お求めやすい価格のケーブルも多く、
初めてのリケーブルにもオススメです!!
銀線
貴金属である「銀」を贅沢に使用したケーブルです!
(銀の生産国1位はメキシコ、2位中国、3位ペルーだそうです!)
銀といえばアクセサリーなどにも使用されますが、
銀線のリケーブル製品は見た目も煌びやかで高級感があり、
まさにハイエンドケーブルといえる存在感があります!(憧れますよね!)
【銀線の音の特徴】
- 解像度が高い
- 中高域が煌びやか
- キレとスピード感がある
※製品によって特徴は異なります
1音1音の粒の細やかさと、中高域の煌びやかさに特徴のあるものが多いです!
さらに銀は金属の中で最も伝導率がよく、抵抗値が低いので
電気信号の損失が少ないのです!(その代わり少々お値段が・・・)
しかし銀線にしか出せない音があり、1度ハマると抜け出せない方も多いのです!!
是非一度聞いてみてください!!
銀コート銅線
見た目は銀線と変わりませんが、
銅線に銀メッキを施したケーブルです!!
NOBUNAGA Labs 「鬼丸改」
なぜ、銀メッキを施すかといいますと、
電気信号には「表皮効果」というものがございます!!
これはケーブルを流れる電気信号は、高周波数(高域)ほど
ケーブルの表面を通るという性質を利用して、銀線の煌びやかな
音質を取り入れようとするもので、要するに「良いとこ取り」です!!
高域はキレとスピード感があり、低域は音圧をしっかりと感じつつも
重くなく、聴きやすいものが多い印象です!
さら純銀線よりもコストを抑えることができるのもメリットです!
表面が銀メッキなので、純銀線と見た目による判断が難しいので、
分からない場合はスタッフまでお問い合わせください!!
最後にそれぞれの線材の音質を表にしてみましたので、
よろしければご参考までにご覧ください!(めっちゃざっくりです!)
今回はリケーブルの線材についてご説明させていただきました!!
何かご不明点等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ!!
以上、SHIBUYA TSUTAYA店のすーさんがお届けいたしました!!
【おかわりはこちら】
・すーさんの『最高の一杯を求めて』#1杯目 リケーブルとは!?
・すーさんの『最高の一杯を求めて』#2杯目 プラグとコネクタ