どうもこんにちは!!

名古屋大須店のお嬢(@eear_ozyo)です(・∀・)ノシ

 

 

今回は久しぶりに、告知やイベントのブログじゃないブログですよ…!!!!

後半、スペシャルな可愛いゲストにも登場していただくのでお楽しみに…┃ω’*)!

 

前回!上げさせていただいたこちらのブログ!

 

第二弾です!

 

今回のテーマは真鍮!

真鍮とは…?

真鍮といえば…皆さんは何を思い浮かべますか…?

私は個人的には、“神々しいもの…”そう感じている方は世の中に私だけではないと思います…。

真鍮(とは、銅と亜鉛の合金で黄銅(こうどう、おうどう)やブラスと呼ばれることもあります。

実際は5円玉に使われていたり、金管楽器、薄手のやかん、ドラムのシンバル等々…

結構身近なものに使用されたりしていますが、

真鍮はメッキが上から薄く塗って何かに見せかけているわけではありません。

あくまでも真鍮は真鍮、本物で無垢な素材です。

サビや酸化しやすいのがデメリットではありますが、変色してしまっても輝きを取り戻すのが比較的簡単なのも真鍮の特徴のひとつです。

そこまで含めて真鍮の魅力!といっても過言ではない!

まさに浪漫・愛情を沢山注げる素材ということかな…

と感じます。

 

 

実際に真鍮のイヤホン聴いてみました!

 

 

MASTER & DYNAMIC

ME05 BRASS【ME05-BR】

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下から湧き上がってくるような厚みがあるけれど、

締りも良く心臓に打ち付けられるような力強さのある低域が特徴的です!

落とした卵が広がるように中心から外に向かって広がっていく

感じがとても臨場感を更に強めてくれます!

 

 

 

 

final

Heaven V 

 

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音の最後の部分が溶けていくようなそんな感じが聴いていてとても心地いいです。

下からの分厚い押上げもあるのに対して、高域の抜け具合も優しく、繊細さと力強さを一緒に兼ね備えているそんなイヤホンだと感じます。

ハウジングの見た目に味が出てくると同時に、使えば使う程自分好みの味が染み出てくるのが最大の特徴です!

 

 

 

 

 

Final

Piano Forte VIII 【FI-PF8DSB3】

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目を閉じれば目の前にコンサートホールが広がるような心地よさ…

音楽に浸る

と言うのはまさにこの子を聴いている時なんじゃないのか

そう感じさせてくれる様な距離感・抑揚・そして染み込んでくる音作り…

とても穏やかな気持ちになれるイヤホンです。

 

 

 

 

 

 

 

DITA

DITA Brass 【DITA-BRASS】

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Brassだからと言って重たくなり過ぎないこの音作り…!

べたつかないけれど、乾き過ぎない子の絶妙な加減がまた何とも…

空間表現がとても上手く、なんといっても安心感のある定位感。

正直ダイナミックドライバーとは思えない解像度に心が揺れ動かされます…!

 

 

 

 

 

 

SATOLEX

Tubomi DH302-A1Bs 真鍮ハウジングモデル

ずしっと来るような重みのある重低音だけれどもイヤな感じは全くなく、

むしろ輪郭がはっきりとしているのでとても楽しみやすい音作りになっています!

ボーカルが少し前に出てくるので、更に臨場感があり気軽に楽しみやすいイヤホンです。

 

 

 

 

SONY

XBA-100

ぱん!と力強く、そしてタイトにぶ厚めな低域をぐっと!押し出してくれる!

それでいて、中高域に不満があるかというと実際そうでもなく…。

鳴らせば鳴らすほど見た目も音も良さが滲み出てくるような

そんな、愛情を深くさせられるイヤホンです。

 

 

 

 

真鍮イヤホンについて語ってみた!

前回同様!ここで今回もスペシャルなゲストの登場ですっ!!

今回は…日本橋本店中古担当のマツコさんです…!!

それではまず、自己紹介をお願いします(*‘ω‘ *)

 

 

 

@eear_matsuko 

中学時代の夏休みにビースティーボーイズのアルバムジャケットを絵具で書いて何故か入賞。

そこから洋楽にどっぷりハマり、UKロック、ノイズパンク、アンビエント、エレクトロ、実験音楽が好き。

最近は80年代ディスコ、ソウルも。

好きなお酒は日本酒(ぬる燗で)とホットワイン。

現在の愛機はPLENUE 2Klipsch X10technicsのヘッドホンERATO VEASE

今欲しいものはbeyerdynamic DT770

 

 

「実際に真鍮っていうだけでもうそこにロマンを感じる私ですが…。

マツコさんはこの中でどれが好きです…?」

 

 

 

「真鍮と言えば、長く使う程アンティークっぽさが出てくるので物凄く愛着が湧くなあ。

個人的には「Piano Forte Ⅷ」のようなイヤホンは所有欲を掻き立てられます。

「真鍮削り出し」のディティールは、まるで寺院にある彫刻物みたいで神聖なものにも見えます。

敢えて、イヤピースを持たないところが「攻めてるな~」と思いました。耳に装着するのも気を遣う。

装着するにも重みがある。

でも、音を聴けばその重みが必要なものなんだと気づきますよ。」

 

 

 

「そうか…私は彫刻物の様なところでロマンを感じていたのか…

でも、その音の重みと物理的な重みが合わさって楽曲の深みも更に強調させられるところは有りますよね…。

夕方にふかふかのソファーに座って目を閉じてゆったりと楽曲に浸りたい!

正しくそれを叶えてくれるのがPiano Folrte Ⅷの素晴らしいところだと思います!」

 

 

 

「お嬢が挙げてもらったイヤホンの機種の中でも、個人的に「これも真鍮だったのか」と思ったのは「Co-Donguri Brass」かな。

真鍮イヤホンは見た目で判別のつきやすいものが多かったけれど、Co-Donguri Brassは、なんと5,000円以下というコスパの高いイヤホンだよね!

今おすすめするなら絶対このイヤホン。

真鍮は、吹奏楽器やシンバル等に用いられるとおり、明るく力強い音源と相性抜群。

王道で「Earth,Wind&Fire」「ボニーM」とかディスコで攻めるのも有り。」

 

 

 

「確かに!

Co-Dongriに関してはかなりテンション上がりましたね…!

真鍮の上にカラーコーティングと言う今までに無かった発想がとても素敵!!

凄くマツコさんらしい回答で私、涙が出そう…!!

因みにコスパで言ったら、SONYから出ているXBA-100なんか個人的に真鍮らしさとSONYらしさが相俟ってとてもいいと思うんですがどうです…?」

 

 

 

「XBA-100は発売が2014年。当時から10,000円を切っていて

「SONYから手頃でなんとも個性的なイヤホンが出た!」

評判だった気がする…!

音の個性がとっても明瞭で、澄んだ高域が魅力的。

当時はバカ売れ商品でした。

真鍮ハウジングって使用年数に応じて色が霞んできたり色褪せたようになってしまうけど、人間と同じで、長所と短所は紙一重だと思います。

ということで、色褪せも個性として愛着を持って欲しい!!」

 

 

 

「それは、私がまだオーディオに全く詳しくない時代の話ですね…とても興味深い…!!

確かに…傷や酸化やくすみ、すべてをとっても愛らしいですよね(*´ω`*)

中古担当として、この子は愛されていたんだなぁ…といつもにやにやしながら陳列しています(笑)

そして…発売当初からとても注目を集めていたのはDITABrassの印象が強いんですけれど。マツコさんはあの子についてどう感じます…?

個人的には、DITAらしいさらっとした音の中で沈み込むような重み、そしてどこまでも広がっていくようなあの染み渡る感じがもう、なんとも…

おっと、よだれが(真顔)」

 

 

 

「DITA Brassは個人的に一番欲しい・・・!!

定年退職した父親が「最後の人生はエジプトかインドで過ごすんだ」という強い意志くらい、最終私が行き着くところはDITA Blassなんだろうなと思います。

『The Hybrid Copper Truth』ケーブルを採用したモデルなのですが、生演奏のサウンドクオリティーに極めて近い音楽信号の伝送を可能にし、極小レベルの音楽信号でも、安定した高解像度で聴くことができます。

ナチュラル・アコースティック(生音響)の再現にこだわった音質なので真鍮ハウジングとの相性も抜群です。

ちなみに、『The Hybrid Copper Truth』ケーブルは、オランダの録音スタジオ用ケーブルとして採用されているみたいです。

装着感も安定感があります!」

 

 

 

「あぁ…その気持ちはよくわかります…!!!

個人的にはAKGのK812がそんな感じです(笑)

多しかにThe Hybrid Copper Truthは今でもお好きな方が多い根強いケーブルですし、そんな素敵ケーブルと、真鍮…そしてDITAのあの体の中心に染み込む様な音全部が合わさって、
絶妙なバランスがまた心地いいんですよね…。

そして確かに感度が結構いいのも魅力の一つだなぁ…とも個人的に感じます!!

装着感がいいのも確かだけど、聴く場所によってはリスニングにもモニターにも聴こえるのが最大の特徴ですよねっ(*’ω’*)」

 

 

 

「名古屋と大阪で、こんな感じで真鍮ハウジングについて濃ゆい話が出来るとは思わなかった笑!

あっ、そういえば、「あのイヤホン」も、確か真鍮ハウジングじゃなかったっけ!?」

 

 

 

 

「そうなんですよ…

あのNoble Audioから先日出たEDC Bellちゃんが、実は真鍮で…

こちらのブログでも熱く語らせてもらっていますが…

 

【発売情報】9月上旬にNOBLE Audio EDC Bell発売決定!!!

 

低域が分厚いけれどもスッキリとしていて、中高域の伸びも良いのと何よりドラムの鳴り方がNobleAudioらしいのが聴いていてとても心地いいです…(*’ω’*)

今回は一部に機種を絞ってお話しましたが、またマツコさんとこんな風にお話ししたいです…!!!

本当にありがとうございましたっ!!」

 

 

 

皆さまいかがでしたでしょうか…?

今回2回目のスタッフ同士の対談企画は、日本橋本店のマツコさんと名古屋大須店のお嬢で真鍮について語り合ってみましたが…

実際聴いたりして、改めて音の深さや、伸びの良さ…

真鍮ならではの音のつくりを実感し、更にドライバーやハウジングの形によってもかなり音が異なるのでとても面白いし

何より!!

月日がたてば経つ程、音だけではなくその子毎に違った表情が見た目にも見えてくるのが真鍮の何よりの楽しみだと感じました。

長いお時間お付き合いいただきありがとうございました!

 

また機会があればどんどん続けていきたいと思いますが、その時は温かかく見守って頂けると幸いです。

 

 

以上!

名古屋大須店のお嬢がお伝えしましたっ!

ではまたっ(・∀・)ノシ<アデュ!

 

 

追伸。

只今名古屋大須店店頭にて真鍮のコーナーも展開中です!

開けたばかりの真鍮イヤホンと、開けてからしばらくたった真鍮イヤホンを一緒に展開していたりするので一度味の出方をその眼で確かめてみてくださいっ!