いやぁ~乱世乱世!皆様『リファレンス』はありますか?
リファレンス音源やリファレンスイヤホンなど
自らの基準となるものを用いて何かを見定める際に使用します。
音源に関して何を選ぶかは人それぞれ、
個人的にはその時よく聴いている音源を用いることが多いですね。
最近のリファレンス音源は第三楽章「愛ゆえの決断」、小生です。
さて、本日ようやく発売日がお伝えできるのは待望のこの製品!
FiiO 4.4mmモジュール『AM3B』搭載
DACアンプ『Q5』
DAP『X7 MarkII』
それでは順番にご紹介。
AM3B
世界的に高い評価を獲得しているアナログ・デバイセス製の高精度広帯域JFETオペアンプ「AD8620」と、
イヤホン・ヘッドホンの駆動に特化した特注仕様の「OPA926」オペアンプを採用。
4.4mmバランス出力端子にはJEITA規格の日本ディックス製を採用。
従来製品である2.5mmバランス出力端子搭載モジュール「AM3A」の設計思想をさらに推し進め、
さらなる回路パターンの最適化とオペアンプをより理想的な動作環境に置くことに成功しました。
Q5
AKMハイエンドDACチップ「AK4490EN」をデュアル・モノで使用
AKM製のハイエンドDACチップ「AK4490EN」を左右独立のデュアル・モノ・モードで合計2基搭載しています。
ステレオ出力に特化した設計である「AK4490EN」は
同グレードのマルチチャンネル出力対応品「AK4490QN」と比べても優れたステレオ出力が可能です。
圧倒的なチャンネル・セパレーション、高いS/M比、
そして低い歪み率を実現することで、滑らかで心地よくディテールに富むサウンドを再現します。
最大で384kHz / 32bitのPCMデータおよび11.2MHzのDSDデータのネイティブ再生に対応するUSB DAC機能
micro USBケーブルを使用してQ5をUSBオーディオ出力可能な他のデバイスに接続いただくことで、
高性能なDAC兼ヘッドホンアンプとしてQ5をお使いいただけます。
最大384kHz / 32bitのPCM音源の再生に対応するほか、
11.2MHz(DSD256)までのDSD音源のネイティブ再生にも対応しています。
※ Windowsを使用している場合は、ドライバー・ソフトウェアをお使いのPCにインストールする必要があります。
※ Macではドライバー・ソフトウェアのインストールは不要です。
※ USB DACモードでDSDをネイティブ再生するには、DSD再生に対応するソフトウェアが必要な場合があります。
※ Q5をUSB DACモードでご利用になった場合、DSDデータを入力しネイティブ再生を行うと、DSD再生確認用のLEDインジケーターが緑色に点灯します。詳細については、公式サポートとFAQのページをご参照ください。
アンプ・モジュール方式を採用し、2.5mmバランス出力端子/4.4mmバランス出力端子に対応
Q5はアンプ・モジュール方式を採用した製品です。
お使いのイヤホン・ヘッドホンのタイプに合わせて、様々な設計コンセプトのアンプ部をお楽しみいただけます。
製品にバンドルされるアンプ・モジュールは2つのバリエーションがあり、
シングルエンドの3.5mmヘッドホン出力端子とバランスの2.5mmヘッドホン出力端子を搭載した「AM3A」と、
シングルエンドの3.5mmヘッドホン出力端子とバランスの4.4mmヘッドホン出力端子を搭載した「AM3B」からお選びいただけます。
「AM3A」および「AM3B」は、世界的に高い評価を獲得しているアナログ・デバイセス製の高精度広帯域JFETオペアンプ「AD8620」と、
FiiOエンジニアチームからの高い要求レベルを満たすため特注仕様の「OPA926」オペアンプを使用しています。
FiiOのエンジニアは、「AM3A」の最終的な設計を決めるにあたり、
1年間に及ぶ徹底したテストを実施し、3つの主要なデザインリビジョンと9回にも及ぶPCB設計を行ってきました。
ポータブルオーディオ機器としては異例となる開発期間と工数を経て完成した「AM3A」モジュールは
多くのオーディオファンに満足いただける品質に仕上がっています。
また、「AM3B」は「AM3A」の設計思想をさらに推し進めたモジュールで、
日本ディックス製4.4mmバランス出力端子を搭載するだけでなく、
さらなる回路パターンの最適化とオペアンプを最適な動作環境に置く改良を施すことで、
Q5に更なる進化をもたらします。
Bluetooth接続が可能なワイヤレス・ヘッドホンアンプ機能
Q5は、Bluetooth受信用チップに内蔵されているDAC部をバイパスし、
より優れた音質を実現することを可能とした高性能Bluetooth対応DAC兼ヘッドホンアンプです。
Q5にBluetooth経由で入力されたオーディオ信号は、一般的なBluetoothオーディオ製品と比較して、
より純粋かつ正確に伝送され、XMOSチップを介してAK4490 DACに直接入力されます。
これによって、Q5はBluetooth接続時の全高調波歪みおよびクロストークを低減し、
ノイズフロアを圧倒的に低減することに成功しました。
Q5はBluetooth受信機としてだけでなく、USB DAC入力、同軸デジタル入力、
光デジタル入力のデジタルオーディオ信号についても同様の注意が払われており、
一貫して優れたオーディオ体験を得ることができます。
Q5は、忠実度の高いBluetoothオーディオ再生を可能とするapt-Xテクノロジーに対応した、
Qualcomm製Bluetoothチップ「CSR8670」を使用しています。
さらに、このBluetooth機能は、Q5のファームウェア・アップデート機能を通じてアップグレードすることができます。
将来的には、Q5をBluetooth 4.1から5.0にアップグレードする計画です。
その他特徴
・Texas Instruments製の高性能オペアンプ「OPA1642」を採用。
・マイクロコントローラーチップにも同社の「MSP432」を採用。
・Vishay製高精度抵抗、Panasonic製フィルムコンデンサ、新日本無線製「NJW1195」ボリュームコントロールチップ採用。
・XMOS製USBコントローラーチップ「XUF208」搭載。
・Apple社MFi認証による、iOSデバイスとの高い互換性。
・同軸デジタル/光デジタル/ライン入力を装備。
・電源供給用/データ伝送用に独立した2系統のmicro USB端子。
▼2.5mmバランスモジュール『AM3A』搭載版も同時発売
X7 MarkII with AM3B
ESS Technology製ハイエンドDACチップ「ES9028PRO」を搭載し、
最大384kHz / 32bitのPCMデータおよび11.2MHzのDSD音源まで対応する同社のフラッグシップ機。
2月に発売になった際は2.5mmバランスモジュール「AM3A」が同梱でしたが
AM3Bの発売に伴って同梱版も発売!
いかがでしたでしょうか。
国内で正式に発売となるDAPで4.4mmバランス端子を搭載したものは
SONY、Acoustic Researchに続いて三社目ですね。
発売日は
5月18日(金)
ご予約受付中です。
今後もDAPから目が離せません。
それでは、Go Fast! Go Thrash!