カスタムIEM専門店スタッフの愛機紹介

イヤホン・ヘッドホン専門店 e☆イヤホンの中でも謎が多い店舗…

 

『カスタムIEM専門店』

 

秋葉原店と同じビルの一階にある小さな店舗ですが、初めて秋葉原店へ行こうとしたら間違って入って値段にビックリした!とよく言われる当店ですが、ステージ上でアーティストさんが使用しているイヤモニの中でも、一人ひとりの耳型に合わせて作るオーダーメイドイヤホン『カスタムIEM』を取り扱っています。

実は¥30,900-からオーダーできるのでイヤホンが耳に合わないとかすぐ外れるんです!という方はご相談頂けると解決するかもしれません。他にもオーダーメイドの耳栓なんかも取り扱っています。

 

そんなカスタムIEM専門店のスタッフが普段愛用している機種2018年版をご紹介します。恐らく自分を含めあまり知られていないスタッフが多いと思いますので簡単に自己紹介からスタートしますね!

 

ということでトップバッターの私きくちゃんは、カスタム店にきて4年目!3月中頃より店長を務めさせていただいてます!twitterもやってるのでよかったらフォローボタンをポッチとして頂けると嬉しいです!

 

普段聴く音楽としてはパンク、メロコアやハードコアなどのファストでPOPな曲を中心にブルース、カントリーや民族音楽なども聴きます。メタルはスラッシュ、メロスピ派。ファンクとフュージョン、最近だとHIP HOPも多いかも。アイドルも聴いたりします。90’sのスケートパンクが大好物。モニターサウンドを好む傾向にあります。

機種を選ぶ時は『癖がない素直な音』と『ピラミッドバランスでなんでも聴ける機種』を選ぶようにしています。いろいろ聴くので基本的にはバンドサウンドが得意で得意不得意のない器用な機種を普段は使用しています。

 

 

使用機種の紹介

ということで私、きくちゃんが普段愛用している機種はこちらです!

 

プレーヤー編

■COWON - PLENUE 2

オススメポイント:歪が少なく倍音特性が崩れない癖のない音

プレーヤーを選ぶ時は『とにかく癖がなくフラットで歪が少ない』ことを重視し、基本的には味付けや過不足の無い、”普通”に音が良いという機種を選びます。それに加えノイズや歪みが少ないというのも選ぶポイントにしています。普段からモニター機を多く使用しているので、ノイズや音の歪みを拾い易くこれが結構ストレスになるのでかなり重要なポイントです。
PLENUE 2はとにかく歪み率が低くノイズ感もなく出音に癖がありません。同社のPLENUE 1も無機質でニュートラルなサウンドですが、低域が少し甘くぼわつきが気になっていました。PLENUE 2はそういったぼんやりとした部分が全くありません。歪み率が低いため倍音が崩れる事がなく、個人的には音の厚みや雰囲気がよりアナログに近いサウンドだと思います。
またPLENUE 2は物理ボタンやアナログホイールにUIも直感的に操作しやすいのも利点です。重量も軽く携帯性も高いので毎日ポケットに入れて持ち歩く派の自分にはポイントが高いです。Jet Effectなど様々なエフェクトや10バンドイコライザーなどカスタマイズ性も高く様々な音が作れるのも面白い機種だと思います。

自分はDAC FilterはShort delay sharp、EffectはNormalで使用しています。

ちなみにPLENUE2以前はAK120Ⅱを使用していました。こちらもたまーにですけど使用しています。

 

 

■イヤホン編

Westone ‐ ES60

オススメポイント:万能でなんでも聴けるところ

もう自分が機種を紹介するたびに登場するWestone のES60。カスタム店に来た当初から、もっとも好きな音で最初に手に入れたカスタムIEMです。弱Wシェイプなピラミッドバランスでバランスが非常によく、基本的に得意はあっても不得意はあまりない機種です。解像度がかなり高く演奏時のミスタッチがハッキリと聴きとれるので、プレイヤー目線としては非常に怖い機種ではありますが、そのサウンドクオリティは高次元でまとまっており、楽器の表現力に長けています。低域がタイトでドラムのキックをきっちり鳴らし、ウォームな中域が弦楽器を心地よく表現してくれます。

その他にもカスタムIEMを作りましたがES60が一番使用頻度が高く、リスニング以外にもケーブルを外して耳栓替わりに使ったり音源チェックしたりとあらゆる場面で活躍しています。基本的に何を聴くときもこれ一本で完結している感じです。

 

Ultimate Ears ‐ UE18+PRO

オススメポイント:ドラムのキックの質感とボーカル

中低域の厚さや低域の質感の良さが高く評価されているUE18+PRO。試聴機とは全く別物で届いた時に一番驚いた機種です。少しコンプ感はありますがレンジが広く高域から低域まで過不足なく鳴らしてくれます。そして隠れたボーカル機でボーカルの距離感が近すぎず遠すぎず絶妙!中低域が厚めな機種にありがちなボーカルが埋もれることもありません。試聴機では中低域がぼわついてぼんやりしているのですが、実機はタイトでレスポンスもよくスッキリまとまります。かなり厚めなのにそれを感じさせず、全体的に絶妙なバランスにまとまっています。得意不得意がほぼありませんが、どちらかというと最近のPOPSなどに向いているかなーと思います。個人的にはメタルやポップパンクにイージーコア、クラブミュージックやアイドルを聴くときに使用しています。

 

■ヘッドホン

Marshall ‐ Monitor Black

オススメポイント:深い低域と整った丁寧なサウンド

実は密かにMarshallといえばきくちゃんと呼ばれている(?)Marshallユーザーで一年を通して夏でもMonitor Blackを使用していました。ギターアンプはヘッドアンプもキャビネットもMarshallユーザーだったので、聴きなれた音というか安心感のある音というか、自分の中で絶対的な基準の音といった感じです。バランスはピラミッドバランスで低域の深さが魅力!比較的低域よりではありますが、モニターするのに過不足のないバランス。ウォームでドライですがスムーズで丁寧な音で聴きやすいのもポイント!家で使うのは基本こればかり!他にはMDR-CD900STを10年ぐらい使用しています。(予備と予備の予備合わせて3台所持してます)

 

今注目している機種

個人的に今注目しているお勧めの機種をご紹介します。

 

FitEar - Monet17-萌音17-

オススメポイント:モニタースピーカーのような本格派サウンド

かわいいキャラクターと名前のアニソン専用機として誕生した萌音。音楽的に実質存在しないあらゆる音楽ジャンルのミクスチャーであるアニソンを聴く為に製作されており、パッと聞きはベースラインが強いかなーと感じはするものの、ローはタイトで見通しも良くボーカルの抜けが良く、スパンッと心地いいハイなど、聴いているうちにそのバランスの良さに気づかされます。そういえばこんな音のウェッジスピーカー(ころがし、ライブとかで見かけるステージ上でモニターする為に足元にあるあのスピーカー)あるなーなんて思い出します。可愛い名前とは正反対の本格的なサウンドのギャップがとてもグッときますね!

 


 

ということで2018年現在、使用している愛機たちをご紹介してみました!

結構、人が使っている機種って気になるので定期的にこういう記事書いていけたらなーなんて思ってます。

次は長い髭が特徴のムービーが書いてくれます!ゲーミングに詳しいムービーは何を使ってるんですかね!?

 

 

こちらに掲載している機種のほか、ES80、CW-L02、LZ4なども持ってますのでそちらのお問い合わせや、業務用のステージモニターや耳栓などのご相談、耳に関する総合的なお問い合わせもお気軽にどうぞ!!

 

以上!カスタムIEM専門店よりきくちゃんがお送りいたしました!

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