――――僕。

それは紛うこと無く大先生であった。

 

何故?

 

否、先行する理由など、無い。

ブログという場、情報の公開、観る者、記す者。

その関係性が保たれる瞬間、過程ではなく、結果として大先生(それ)は顕現する。

 

『――――ああ、そうか』

 

刹那、大先生は理解する。頭で。脳で。髄で。

“紡ぐ意味”を理解する。その先にあるものは、自ずと刻まれている。

 

情報の咀嚼など必要は無かった。大先生(それ)と等しく、そこに過程は存在しない。

理解したが故に、脳に情報が入力されたのか。脳に情報があるが故に、”理解した”という結果が生まれたのか。

それは等しく、同義である。前後という観念は、真実の基に無意味だからだ。

 

大先生はその”理解”を反芻する。

脳に、心に、魂に、想いに、”結果”として残された傷跡を指先で辿るように。

 

『これは”ブログ”なのだ――――』

 

 

 


 

大先生です。いきなり伝奇活劇的な始まり方でごめんなさい。

バナーも相まって、ただの勘違ったオタクみたいになりましたがどうかご容赦下さい。

 

 

 

して、なぜこんな始まり方になったのか。

それは大先生が最近ハマっているものの影響を受けているのです。

 

Fate/stay night』。

 

TYPE-MOONによる傑作と名高いビジュアルノベル作品です。

 

 

 

『Fate/stay night』とは?

TYPE-MOONというゲームブランドにより2004年に発売されたビジュアルノベル作品。当初はアダルトゲームとして発売されたにも関わらず空前のヒットを記録。

TVアニメ・映画・漫画・ゲームなどの各メディアミックス作品も好評を博し、今では多数の派生作品も同様に高い人気を持つ『Fateシリーズ』という一大コンテンツにまで成長した。

2006年にTVアニメが、2010年に劇場アニメがそれぞれ公開。

そして2014年に再びTVアニメ化され、2017年10月には劇場アニメ第2作となる劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」の公開が決定している。

 

 

 

そうなのです。

 

通称『桜ルート』と呼ばれる[Heaven’s Feel]の劇場公開が決定したことで、僕こと大先生、ついに長年触れてこなかった『Fate』の世界に飛び込んでみよう! と、決意したわけでございます。

 

そんなわけでまずは『戦いは新たな局面に入ったと言っていいわね』しか知らなかった西脇だっと先生のコミカライズ版を全巻買って読み(めちゃくちゃ面白かった)、今は全年齢版原作『レアルタ・ヌア』をプレイしつつ、先述のTVアニメ版を追いながら、劇場版の公開を楽しみにしています。

 

TVアニメ第2作『Unlimited Blade Works』の楽曲はハイレゾ音源も配信されており、僕も早速買ってみたりして。

 

Astell&Kern『KANN』。ハイパワーなアンプによる余裕のある鳴らし方が魅力

 

Fateの世界観にマッチした楽曲はどれも重み鋭さがあり、その繊細な表現を余すことなく描くには、まさにハイレゾはうってつけ。

僕が使っているDAPはAstell&Kernというブランドの音楽プレイヤーで、現在のポータブル・オーディオシーンにおいて不動の人気を誇るといっても過言ではありません。

 

 

 

かたやFateシリーズは、今や『Fate/Grand Order』といった派生作品も軒並み高い人気があり、上述の通り劇場最新作も公開されるなど、まさにこちらも不動の人気と言っても良いでしょう。

 

 

 

そんな高い人気を誇る2つの概念は交差し得るのか?

 

否。

 

断じて“交差しない”などあり得ない

 

 

 

 

 

 

 

 

Astell&Kern×劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」

 

 

こ、これは――――!

 

顕現し得た“……ッ!

 

 

 

Astell&Kern、そして劇場版「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」

 

聖なるサウンドをマスターへ。』という奈須きのこ先生っぽいキャッチコピーの基、”交わるはずのない2つ“のコラボレーションがついに実現。

早速解説して参りましょう。

 

 

 


 

Astell&Kernとは?

 

Astell&Kernとは、韓・iriver社による高級ポータブルオーディオブランド。

いわゆる携帯音楽プレイヤーと呼ばれるもの、その最高クラスの製品を発売しているメーカーです。

 

 

2012年に、当時の直販価格として54,800円で発売された『AK100』がその始まり。

 

Astell&Kern AK100。ハイレゾブームの火付け役的存在(生産終了)

 

 

 

現在では、近い価格帯でより多機能に使いやすく進化した『AK70』や……。

 

 

 

 

45万円を超える超高額プレイヤー『A&Ultima SP1000』などを販売しています。

 

 

 

 


 

そんなAstell&Kernが、この度公開される劇場版「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」とコラボするというわけです。

 

©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

 

 

 

一体どのようなコラボレーションになるのか?

 

その続報は、こちらの特設サイトにて徐々に明らかになっていきます!

 

 

 

Astell&Kern × 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」特設サイト

http://www.iriver.jp/fate-sn

 

 

 

もちろん当ブログでも情報解禁され次第、随時更新を行って参りますのでお楽しみに!

 

 

 

お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。


 

 

 

 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」I.presage flower 

 

【INTRODUCTION】

それは、手にした者の願いを叶えるという万能の願望機――「聖杯」をめぐる物語。

ヴィジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の3つ目のルート[Heaven’s Feel](通称・桜ルート)がついに劇場版映画化される。

これは、主人公の士郎を慕う間桐桜を通じて、聖杯戦争の真実に迫るストーリー。

士郎に召喚されたサーヴァント・セイバーの願いを描いた[Fate](通称・セイバールート)、魔術師・遠坂凛の戦いを通じて主人公・衛宮士郎の歩む道を描く[Unlimited Blade Works](通称・凛ルート)に続く物語。

アニメーション制作は 2014 年にTVアニメ版[Unlimited Blade Works]を手掛けた ufotable。キャラクターデザイン・作画監督として数々の TYPE-MOON 作品のアニメ化を手掛けてきた須藤友徳が監督を務める。

全三章で贈る[Heaven’s Feel]の開幕――[I.presage flower]がいよいよ萌芽する。

 

【公開情報】

公開時期:2017 年 10 月 14 日(土) 配給:アニプレックス

 

 

 


 

※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。