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さぁやです!

先日、アメリカ フロリダ州オーランドにあるCTM(Clear Tune Monitors)の本社ラボに行ってきました!

CTM本社

CTM本社

天気は良好!イメージしていた通りのフロリダ日よりでした!

アメリカ フロリダ州オーランドと言えば、ディズニーワールドがあることで超有名ですが、実はユニバーサルスタジオもあり他にもテーマパークがたくさんある夢の場所なんですよ~!

CTM(Clear Tune Monitors)とは?

フロリダ州オーランドで設立したカスタムIEMメーカー。多くのサウンドエンジニア、プロのミュージシャン、音楽リスナーの望まれるような音作りを心がけています。 すでにラテンアメリカおよびヨーロッパで積極的に展開し、音の精度に焦点を当てたモデル作りを心がけており、 プロのミュージシャンや、次のレベルのリスニング体験したい音楽愛好家も納得いく、正確な音を目指しています。

 さっそく本社の中へ!

CTM

エントランスに並ぶ試聴機

エントランスに入り、一番最初に目につくのはカスタムIEMの試聴機。

以前のNAMM showやオーディオショーで使用していたというカウンターがとってもかっこいい…..

CTM

実際にこのラボへ来たアーティストのサインがたくさん!

入って右側には応接間。数々のアーティストのサイン入りポスターが飾ってあります。

CTM

うおおぉぉぉぉぉ~~~!!

超実力派アーティスト アカペラグループのPentatonixもこの本社ラボにきてカスタムIEMをオーダーしていったのだそう!サインを見つけて思わず興奮してしまいました。

CTM

CEOのCesarに案内してもらいました!

このドアの奥に行くとスタジオがあります。

CTM

実際にアーティストがカスタムIEMの試聴機付けて、楽器を演奏できるようになっています。

CTM

非常にアットホームな雰囲気なCTM本社。毎日たくさんのアーティストが訪れているのだそう!

Cesarはドラマーもしていたそう。叩いてもらいました!

Cesarはドラマーもしていたそう。叩いてもらいました♬

 

そして今回、どんなに有名なアーティストでも絶対に見せないという2階のラボを特別に少~しだけ見せてもらいました!!

CTMの秘密がたくさんある2階へ!

CTMの秘密がたくさんある2階へ!

 早速カスタムIEM制作工程をちょっと早送りで再現してもらいました!

CTM

世界中から届いたインプレッション(耳型)を、カスタムIEM用にカットします。

 

CTM

グラインダーで形状を整えます。

元のインプレッションの形を忠実に再現するため、決して多く削ることはしないそうです。

CTM

インプレッションにワックスをコーティングします。

シリコン材を流し込み、メス型を制作します。

CTM

出来上がったメス型にシェルの材料となる液剤を流し入れます。

そしてUV照射!なんとCTMは最新機器を取り入れているため、照射時間たったの2秒で出来上がりました!

出来立てほやほやのシェル

出来立てほやほやのシェル

 

CTM

不要な部分のシェルのバリを削ればシェルの完成です。

元のインプレッションと出来上がったシェルの形をきちんと並べて比較し、確認します。 

実はちょうど私が訪れたときには、なんとユニバーサルスタジオのキャストの方々から注文が入っていたそうです!ずら~っと並べられておりました。

 CTM

これもオーランドのCTMならではの出来事ですね!

 

CTM

 ドライバーを組み込んでフェイスプレートをくっつけたら完成です。

一つ一つ職人によって製作されたカスタムIEM、私も以前にCT-500を制作していただきました! CT-500

▽▼▽▼せっかくなのでCT-500 レビュー▽▼▽▼▽

リスニング向けのド派手な音がたくさん出回り流行っている今、私もそんな派手音が大好きな、派手音(特に低音)フリークです。ただ、CTMの試聴機を一通り聴いてみて、一番気になった機種はより低音が際立つCT-300や400ではなく、このCT-500でした。もともとCTMのCT-500はエンジニア/シンガー/ギターリスト/DJにおすすめのモデルとして登場し、5ドライバー構成、Hi/Hi-Mid/Mid/Low-Mid/Lowと別れています。

CT-500の特徴としてはボーカルがまぁ近い!個人的には女性ボーカルが一番近く感じました。自分の真横で歌っているかのように錯覚してしまいます。またアーティストの息遣いまでも聴こえてきます。そしてまさにこのCT-500はPentatonixの5人も愛用しています。プロのボーカルの方が愛用する理由がよくわかります。

また、音の広がりを表現することが得意な機種だと思います。低域にしっかり厚みがあり余韻もしっかり表現してくれるおかげで、音場が広く感じ、ヘッドホンで聴いているかのような感覚に近いです!ただ、低域が強いわけではなく、音のレスポンスもいいので、他の楽器やボーカルの邪魔にはなりません。

全体的な印象は、ピラミッド型バランスで、中高域にかけて非常にカラっとしていますので、ここで好き好みはわかれるかなと思います。弦楽器(特にギター)の表現は、弦を弾いている感覚が手に取るようにわかるくらい解像度が高く聞こえ、このくらい乾燥しているサウンドメイクの方が合う思います!

ポップを聴かれていて、ボーカルもしっかり聞きつつ、低域の張りのある表現もほしいメリハリがしっかりしている機種をお探しの方には超お勧めです!

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こちらのラボではユニバーサルイヤホンであるVintage Seriesも製作されていました!

ずらりと並べられたVintage Seriesのシェル

ずらりと並べられたVintage Seriesのシェル

ハウジングの形から音のチューニング、内部構造、パッケージもすべてこのラボでデザイン、組み立てられてます。

2、3、4ドライバーと3機種あるVintage Seriesはe☆イヤホン全店にて試聴可能です!

 

 

秘密の多い2階のラボは常に綺麗に整理整頓、清潔であることを心掛けているそうです。貴重な経験ありがとうございました!

” Made in Amarica”にこだわり、クリアで正確な音を誇るCTMの製品、ぜひe☆イヤホンで試聴してみてくださいね!

 

以上さぁやでした!

 

 

↓店舗案内↓

 

 

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