大先生です。ポップコーンが食べたい気分です。
皆さん、図書館はご利用されますか?
読書好きな人間にとってはオアシスに等しい楽園だと思いますが、実のところ僕はあまり図書館を利用したことがありません。
小さなころから『お金や物の貸し借りはしてはいけない』という躾をされてきたせいか、どうも図書館で本を借りたり、CD・DVDをレンタルするのに苦手意識があるのです。図書館独特の静寂でかつ明るい雰囲気は好きなので、たまには足を運んでみたいものです。
時に図書館と言えば、緑川聖司先生による『晴れた日は図書館にいこう』という小説がオススメです。
元は児童文学として発売され、のちにポプラ文庫より文庫化された作品。小学生の女の子を主人公に街の図書館を舞台にしたお話で、日常におけるミステリ要素も含んだ作品です。
何より児童文学は簡潔でわかりやすい文章で書かれているため読みやすく、読書慣れしていない方にはぜひこういった作品から興味を持って頂きたいところですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は新製品のご案内。
皆さんはLIBRATONEというブランドをご存知ですか?
デンマーク・コペンハーゲンのオーディオメーカーで、e☆イヤホンではすでにワイヤレススピーカーシリーズをお取り扱いしております。
オシャレなデザイン、そして広がりのあるサウンドに定評があり、お取り寄せ商品ながら注目が集まっています。
そんなLIBRATONEより、今回は新たにBluetoothヘッドホン、そしてLightningイヤホンが登場致しました。
早速ご紹介致しましょう……。
はいドン!!
LIBRATONE
Q ADAPT ON-EAR
Cloudy White / Stormy Black / Elegant Nude
Q ADAPT IN-EAR
Cloudy White / Stormy Black / Rose Pink / Elegant Nude
こ、これはー!!
まさに引き算のデザイン。
非常にシンプルなシルエットながら高級感があり、チープな印象は全く感じられません。
それでは、それぞれの特徴を見て参りましょう。
まずは『ADAPT ON-EAR』。
こちらはBluetooth4.1に対応し、SBCまたはaptXコーデックでの接続・再生が可能です。
そしてノイズキャンセリング機能も搭載しており、弱・強の2段階で効き具合を調節することが出来ます。
僕も実際に試してみましたが、『強』にすると真上にあった空調の音が全く聞こえなくなる他、環境音などもほぼ遮断されました。ノイズキャンセリング性能はなかなかに高いようです。
また、ノイズキャンセリングのマイクを使用した外音取り込み機能『CityMix』も搭載されています。
これはヘッドホンで音楽を聴きながら、同時に周りの音が聞こえるようになる機能です。これがまた見事に自然で、まるでオープンエアー型を装着しているかのよう。もちろんこのヘッドホン自体は密閉型なので、音漏れはありません。
外出時などは完璧に遮音されている危ないシーンもあります。ひとつのヘッドホンを付けたまま、こういった使い分けが出来るのは面白く、実用的ですね。
ちなみに、連続再生時間は(ノイズキャンセリングON時で)20時間。フル充電に必要な時間は3時間ですので、お休みになっている間はもちろん、仕事や作業をされている時に軽く充電しておくだけでもかなり長くお使いいただけます。
また特筆すべき機能として、装着すると再生が開始され、外すと停止するというものがあります。
これもちょっとしたタイミングでヘッドホンを外す際には嬉しい配慮で、お店でお会計をする時や、話しかけられた時などにヘッドホンを外すだけで再生を停止してくれます。従来のBluetoothヘッドホンのように、ハウジング上のボタンをまさぐって探す必要が無くなるわけですね。そして、用事を終えてヘッドホンを着けなおせば、また再生が始まります。
そして、音量調整機能も独自の機構が搭載されています。
ハウジングR側に描かれている、LIBRATONEのロゴにも使われているトリさんのマーク。電源ON時にはLEDにより発光するのですが、このハウジングをダイヤルのように回転させてなぞることで、直感的な音量調整が可能になっています。
ビジュアル的にもオシャレであると同時に、機能面でも非常に優秀であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ノイズキャンセリングなどの機能を除いても純粋に装着感が良く、オンイヤー型でありながら耳に沈むように密着してくれるため、遮音性は高いです。いわゆるドーナツ型でなく、イヤーパッド全面が覆われている形状のため、特定の部分が痛くなることも少ないかと思います。
音質はやや落ち着いた音作りで優しく、聴き疲れのしにくそうなサウンド。フラットめなチューニングなので迫力を求める方には物足りないかもしれませんが、解像度は高く、色々なジャンルに合わせやすい万能なヘッドホンだと思います。
さあ、続いてはLightningイヤホン!
そもそも『Lightningイヤホンってなんですか?』という疑問もあるかと思いますが、こちらはiPhoneなどのiOS機器に採用されているLightning端子が搭載されたイヤホンのこと。iPhone7など、イヤホンジャックが無くなってしまったiPhoneにもそのまま接続することが出来ます。
こちらのイヤホンも先述のヘッドホンと同じくノイズキャンセリング機能、CityMix機能が付いているのですが、何より便利なのはバッテリーが不要であるという点。
iPhone(もしくはiPad)のLightning端子から電力を供給するためバッテリーを内蔵する必要が無く、それゆえに充電する必要が無いということです。
これは何気に大きなメリットで、やはりBluetoothやノイズキャンセリング機器は依然として『充電するのが面倒くさい』という意見を聞くことは少なくありません。普通の有線イヤホンには充電の必要が無いので、ひとつ工程が増えることを煩わしく感じられるのも尤もだと思います。また、『充電し忘れた!』という時に聴けなくなってしまう、そんなデメリットが無い事も魅力的です。
ちなみに先ほどの写真を見ると、一見するとインナーイヤー型のように見えますが……。
カナル型です。
めちゃめちゃ大きいイヤーピースですね。
このように普通サイズのイヤーピースも同梱されているので、カナル型イヤホンとしても違和感なく使えます。
装着感は軽く、BOSEの『SoundTrue』に近い感じ(イヤーフィンはありませんが)。インナーイヤー型とカナル型の中間のような遮音性です。今回は試しませんでしたが恐らく200番くらいのイヤーピースが装着できそうなので、フォーム系などに換装することでより高い遮音性を得られるかもしれません。
ノイズキャンセリング機能はやや弱めで、『がっつり周りの音を聞こえなくしてくれる』というよりは、『音楽を聴くにあたって少しだけ集中できる』程度のもの。空調や電車の走行音などの平坦に続くような雑音は割としっかり除去してくれるので、外出時に使うノイズキャンセリングとしても結構ちょうどいいバランスかもしれません。
そして、Lightningイヤホンの中でも屈指の高音質! 音の傾向としては上の『ON EAR』に近く、柔らかで耳当たりの良いフラットめなサウンドです。解像度も高く、デジタル接続の恩恵を感じます。何より装着感の軽さからかあまり閉塞感が無く、広い音場を獲得しているのもポイント。
有線での接続なので遅延もほぼ発生せず、『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』などのリズムゲームでも快適にプレーすることが出来ました。
以上、LIBRATONEの新作モデル2点のご紹介でした!
スマートフォンやiPhoneと併せて使うのにピッタリのモデルです。外出用に何か探している方は是非、チェックしてみて下さいね。
また、こちら2機種はお取り寄せ商品となるため、店頭在庫のご用意がありません。
ご所望の際にはご注文となりますことをご了承下さいませ。
お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。
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