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皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

Astell&Kernブランドから新たなプレイヤーKANN(読み:かん)がリリースされました!

 

 

<KANNをざっくりまとめ>

・Astell&Kern KANNがリリース。発売時期/価格は未定につき後日正式発表。

・英語のCan(可能)と同義語のドイツ語”KANN”を名称に採用。幅広い機能を搭載。

・高出力高性能アンプ、メモリーカードスロットを2つ、大容量バッテリーを搭載。

 

 

発表会の流れなどはリアルタイムツイートのモーメントをご覧ください!

 

 

写真で見るAK KANN

KANN Astro Silver

KANN Eos Blue

KANNはAstro SilverとEos Blueの二色展開。個人的にブルーが通常カラーとして展開されるのは嬉しい!

既存のAK380などをコアライン、AK70をカジュアルラインとし、KANNは新たに加わったニューパフォーマンスラインに属するとのこと。

数字の型番を持つラインナップとは全く別軸で展開される機種です。(ナンバリングの系譜も続くと言及されていました)

 

 

デザインのモチーフは「氷壁」

これまでの「光と影」とモチーフとしていたAK380などとは異なり、KANNは氷壁をデザインモチーフとしているそうです。

既存製品のファンに受け入れられるか、賛否が分かれそうなところではありますが、個人的にはアリだと思っています。

 

 

高出力アンプを搭載

サイズが気になるところではありますが、AKシリーズの中では大きい部類に入ります。その理由の一つとしてあげられるのが搭載されているアンプ回路の高性能化。

KANNに搭載されているアンプ回路は、AK380AMPに勝るとも劣らない出力を誇っています。音質が勝る、とは言えませんが、単体でハイインピーダンスなイヤホン/ヘッドホンをドライブしやすいという特長を持っています。

 

他にも、バッテリー容量が6,200mAhで連続15時間再生(※FLAC(44kHz/16bit)ファイルを50%音量でノーマルゲイン時)と大容量になっていることも大きな特徴。USB ACアダプタを使うことで1時間の充電で約6.5時間再生可能となる急速充電機能も搭載しています。

 

 

多彩な出力端子

KANNは多彩なアナログ出力もセールスポイントの一つ。

AKシリーズではおなじみの3.5mmアンバランス出力、2.5mmバランス出力に加え、3.5mm/2.5mmのラインアウトも搭載。今までラインアウトモードを実装していましたが、KANNではヘッドホン出力とは別に、回路ごと独立したラインアウト出力となっています。

ポータブルヘッドホンアンプに接続して使いたい方、自宅で使用しているアンプにも接続して使いたい方には嬉しい機能です。

 

 

SDカードスロットをデュアル実装

AKシリーズとしては久しぶりのデュアルメモリーカードスロットを実装。一つはSDカードスロット、一つはmicroSDカードスロットというやや意表をつく仕様ですが、一枚あたり256GBまでの容量をサポート(※512GBも今後評価するとのこと)しているため、内蔵メモリ64GBとあわせて合計最大576GB(※発表現在)を実現します。そろそろ256GBでもしんどい方が多くなってきていると思うので、デュアルスロットの採用は嬉しいところです。

 

また、USB端子がUSB-Audio出力用のmicroBと、データ転送兼充電用にType-Cの二つ搭載しているのも非常に珍しい仕様。これによりUSB-microBからデジタル出力をして外部DACに接続しつつ本体の充電をすることも可能になっています。これは便利!自宅などで長時間聴く場合にかなり使いやすいですね。

 

 

ボリュームホイールも新デザイン

片手での操作性を重視

AKシリーズのボリュームホイールは縦軸を多く採用していましたが、KANNは横軸を採用。本体のシルエットに溶け込むデザインになっています。

 

 

内蔵アンプの良さを感じさせる力強いサウンド

じっくり聴く時間はありませんでしたが、発表会へ参加したスタッフの少し聴いた感想。

実は今までのAKっぽくないな、と一同感じたようで、力強さや温かみ、リスニングライクなサウンドに仕上がっていると感じました。外観デザインもそうですが、やはり既存のラインナップとは全てにおいて「別物」と考えるべきかもしれません。皆さんに聴いていただくのが今から楽しみです!

 

KANNは、発売時期、価格ともに未定と発表されておりますが、Astro Silverは5月中旬頃、Eos Blueは6月発売を目指しているとのことでした。価格は12万円程度になる見込みとアナウンスされておりました。

ミニマムな製品ではありませんが、使いこなすことが可能であれば多機能性や性能と価格のバランスが非常に良い製品ではないでしょうか。

 

試聴に関しては5月中には店舗にデモ機が配備されるとのことで、5月7日(日)のポタフェス大阪・梅田にも出展されます!お楽しみに!

 

 

 

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