BACK TO 90’S!
こんちは!カスタムIEM専門店のきくちゃんです!
皆さんマイブームはなんですか?
僕は少し前までLANDMVRKSのおかげでメタルコアからの
ENDZWECKなどのハードコアブームが来てました。
そして最近はHIP HOPがマイブーム!
JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUBやSUSHI BOYSなどを最近はよく聴いています!
90年代リバイバルな感じがとてもよいんですよねー!
パンクもそうですけど90年代の音楽の影響を色濃く受けているのでこの流れはたまらないんです!
ストロングスタイルのメロコアとか西海岸系メロディックパンクとか・・・
と音楽の話をし始めたら止まらないのでこの辺で(笑)
さて!本題!
ふふふ…密かに頼んだカスタムが… pic.twitter.com/4GSyVQyR4G
— きくちゃん@e☆イヤホン (@eear_kikuchan) 2017年3月23日
このたび、5つ目のカスタムIEMをオーダーしたわけです!
それがコチラ!!
Ultimate Ears - UE18+PRO
■オプション内容
フェイスプレート
R:075 Trans Purple
L:066 Solid Orange
UEは3Dプリンタで製作している都合上、シェルに積層痕があるのですが
最近、少しづつクオリティが上がってきましたね!フェイスプレートはつるつるピカピカ!
そして今回もインプレッションは通称『須山式』と呼ばれる顎を動かして
耳道のカーブをしっかりと採取できる方法をを用いて
口を大きく三回開き、顎を左右に二回ずつ動かして採取しました。
耳道のカーブがキツめ自分の耳はどうやら須山式が一番採取方法が合っているようです。
UE本国ではインプレッション採取はバイトブロック推奨と書かれていますが
アーティストであったり耳道のカーブの少ない欧米人向けで、アジア系の人は耳道のカーブがしっかりしているため、バイトブロック使用してインプレッションを採取するとかなり圧迫感がありリスニング用途の方にはあまりオススメできませんので注意!
(もちろん、個人差もありますしステージ上での使用であったり使用用途によって採取方法は変えてくださいね)
そして肝心のフィット感!
UEって不思議なフィット感で凹凸が少ないせいかスルッと入り最初は若干緩いなーといった感じ。
装着してしばらく時間が経つと耳がむくんでくるのでピッタリフィット!
といっても私は右耳が左耳に比べて内耳の変化が大きいようで
体調によって左耳はなんともないのに右耳だけは圧迫され若干痛くて使えない日がある機種もあるんですよねー。
今回もピッタリといっても実際は左が若干緩めでピッタリ。右は体調によってピッタリからちょいキツめなんです。
これは自分の耳のせいなのでまあ仕方ないとして、フィット感をまとめると耳型が左右形状が違うので左右差もありますが許容範囲内!
毎日、問題なく使用できる範囲内なのでピッタリといった感じでとても良好です!
遮音性はスペック上26db(+-3db)なので装着しただけであれば数字通りくらいの体感ですね。
ごくごく標準のカスタムIEMの遮音性です。これだけ遮音性があれば音を流せば外の音なんて聴こえませんからね!
よくカスタムIEMって遮音性高いんでしょ?と聞かれますがかなり高いです!
でも高いといっても25db程度。音でいうと冷蔵庫のモーター音が聞こえないぐらいです。
あまり高くないと感じました?でも違うんです!
これだけ遮音した状態で通常の話し声程度の60dbの音を流せば地下鉄内での騒音レベル付近まで打ち消すことができます。
どうです?かなり高くないですか?
カスタムIEMは仕様上、減音した状態でボリュームを上げることによって小さなボリュームでも大きな外音をカット出来るという製品です。
これだけ音量差があればかなり耳への負担を軽減できますからね!聴力保護にもなります!
とまあうんちく垂れ流しみたいになってますが戻るボタン押さないでくださいね(笑)
ここからが皆さんもお待ちかねの音について!
先代18PROを受け継ぎかなりローミッドが厚い!がしかし先代と違いとてもスッキリとしています!
ローミッドがかなり厚めに出てローも出ていて盛り盛りなのにバランスが非常にいい!
試聴機とくらべて歪が格段に少なくピントが合いハッキリとしています。
特にギターの音ですが全体的に解像度が高くハッキリクッキリとしているのに分離しすぎずコード感がよいです!
これがめちゃめちゃ心地いい!
質感はドライでローは柔らかめ。若干ぼわついてるかな?と感じますがキックの打面の音がハッキリと聞き取れるほど芯がしっかりとしています。
これだけローミッドが出ていたらハイが埋もれそうですがここが一味違う!
シンバルやハットの音がスッと前に出てきます。
曲によってはハイが少しきついかな?と感じることもあるほどハイがスッとでるんです。
そして圧倒的に解像度が高い!愛用しているES60もかなり解像度が高い機種ですがES60では感じることのなかった部分まで耳に飛び込んできます。
その解像度の高さからボーカルも埋もれることなくスッと真ん中に出てきます。出過ぎず埋もれず絶妙です。
ここまで盛り盛りだと音がうるさそうに感じますが少し遠めに聴こえるためか全くうるさいと感じることはありません。
音場も広く立体的で定位もよいのでバンド音源では脳内に演奏している光景が広がります。
UEの傾向として試聴機から実機にするともっとカチッとしてTHEイヤモニ的な音になるのかなと思っていましたが
思っていたものと違いダイナミックなのに素直で聴きやすく低中高どこかが少しでも引っ込むと崩れてしまうような絶妙なバランス。
イヤホンよりスピーカーというかなんというか…
例えるなら…
FENDERのツイードアンプのようなサウンド
(わかりにくい)
カスタム次は何にしようという方やカスタムIEMに興味あるという方
オーディオ用途からプレイヤーなど業務用途まで
音楽もジャンルを選ばずiPhoneでもDAPでも何でも来いな
一つの最高到達点的な機種です!
ただ一つ欠点を上げるとすると解像度が高すぎる故に演奏面ではミスタッチが分かるぐらいハッキリと聴こえてくるかも…
プレイヤーやエンジニア泣かせな機種だなーと感じました(笑)
少し長くなりましたが何かの読み物的な感じで読んでいただけると嬉しいです!
以上!カスタムIEM専門店からきくちゃんでした!
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