はまちゃん

大阪日本橋本店のはまちゃんです!

 

いつも僕が試聴している環境や、方法、考え方を記事にしてみようと思います。今回は『ポータブルアンプ聴き比べ方法』に関してです。あくまでも、一個人の試聴環境のご紹介、といった感じでご覧になってくださいませー!

 

 

ポータブルアンプ聴き比べ方法

僕なりの、ポータブルアンプ聴き比べ方法

 

そもそも、ポータブルアンプって何よ!?って、お客様はコチラをチェック!

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まず、準備です。

 

 

1、用意するもの

 

ミニミニケーブル + ラインアウトできるプレイヤー

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ケーブルはストレートとL字。実際組み合わせたときのケーブルの回し方もチェックする。

OR

iPod + DOCKケーブル

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最近あまり見なくなったappleの30ピンのドックケーブル。

通常、イヤホンジャックから音を出すと、そのプレイヤーのアンプを介していますので、可能であればラインアウトの状態で接続したいなと思います。 

 

※あると便利

・変換プラグ(3.5と6.3)

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何かと便利。失くしやすいのでテープをはったり、名前を書いたりしている。

 

・Lightning-USBカメラアダプタ

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僕はまだ持っていない、いつも店頭から借ります。

 

ミニミニケーブルやDOCKケーブルはなるべく安価なもの、例えば何かの付属品みたいなものを選ぶようにしてます。ご存知のように、e☆イヤホンのようなマニアックな環境にいるとミニミニケーブルで1万円?え、それなりのケーブルじゃないっすか?みたいな金銭感覚の崩壊があります。なるべく、普通の、環境をイメージして聴き比べに挑みます。凄すぎるケーブル(例えばクリスタルケーブル)を使うと、実際それで音がよくなってしまったりするので、ポータブルアンプを聴き比べる時は慣れたケーブルを使うことをオススメします。

 

 

2、用意したい楽曲

自分は、ロックバンド、sixteencoinsでベースを弾いています。やっぱり、低音にばかり注目してしまう癖があります。それゆえ、いくつかの楽曲をリファレンス曲として準備します。

 

低音の量感

自分で準備した音源 『24K』

 

試聴はこちら

downloadをクリック、Buy Now で 0円設定にしてます、50円ぐらい払う?みたいな表示が出ますけど、無視してダウンロードできます。安心してください。

むちゃむちゃ低音を多く含んだ音源にしています。低音の増減を感じやすい極端なデータとしてお使いください。友達に聴いてもらいましたが、低音大盛の前提でなら、ギリ許せる、とのことだったので、ご紹介させていただきました。

 

高音のイメージ アコースティックサウンドとの相性

Jusqu’a Grand-Pere(ジュスカ・グランペール) 『黒い瞳』

 

iTunes

https://itunes.apple.com/jp/album/dansez/id293126603

アコースティックギターとバイオリンのジプシージャズっぽい曲が好きです。僕はロシア民謡のカバー『黒い瞳』が好きです。アコースティックギターの弦のこすれる音や、胴体の鳴りに注目して聴いています

 

総合 空間 残響感

Sam Smith 『Writing’s On The Wall』

 

YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=8jzDnsjYv9A

残響感や、曲の入りだしの楽器の分離感にも注目して聴いています。

 

何かしら、いろいろな曲で参考にし易そうな部分を事前にピックアップして、プレイヤーに入れておくと、試聴するときに便利かと思います。あんまりにもたくさん用意すると、途中でわからなくなったりもしますね。

 

 

 

3、イヤホン・ヘッドホンを用意する。

 

試聴に使用するイヤホンやヘッドホンについては好きなものでいいかな、と思うんですが、浜田の試聴環境をご紹介しておきます。

 

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僕のMDR-CD900STはバンドとハウジングが7506になっています。あと3.5mmのプラグにカスタムしてます。

 

ヘッドホン:

MDR-CD900ST

普段はヘッドホンをあまり使いません。唯一、買替せずにずっと持ってるヘッドホンはCD900STです。バンドは改造してますが、音質的には従来機と同じです。

 

イヤホン:

V-MODA Zn 3-Button

低音確認用です。かなりローが出やすいので特に低音に注目したい機種に使います。

 

カスタムIEM AAW A1D

リファレンスとしてよく使います。1Dのシンプルな構成です。

 

 

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最近、アニメのBGMを沢山入れました。『峰不二子という女』のBGMが菊地成孔さんでめちゃくちゃかっこいいです。

 

プレイヤー:

iPod (iPod touch (第 2 世代))

世代にこだわりはありません。たまたま持っているだけ、って感じです。ラインアウト用に使います。

 

iPhone6S

普段使っている電話です。ライトニング接続用に使います。

 

IRIVER Astell&Kern AK70

大幅にパワーアップした後継機はこちら!

僕の所有プレイヤーの中で唯一のバランス出力搭載プレイヤー。未だ感覚的には新鮮な音。

 

 

実際いろいろ聴いてみた!

 

CHORD Mojo

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試聴はiPhone6S、CD900ST、A1D。接続はUSB-LightningカメラアダプタとUSBケーブルを使いました。パワーが凄まじいポータブルアンプです。単純に出力が大きいので、最早ポータブル環境じゃないハイインピーダンスなヘッドホンも駆動できると思います。メリハリの効いた明瞭感の強い音で個性的な、前のめりなサウンドだと感じました。低インピーダンスなイヤホンとの相性はあまりよくないようなイメージを持ちました。アンプはそこそこの音量を出してこそ、本領が発揮されるような気がします。あまりに感度の高い、能率のいい製品と組み合わせるのはオススメしません。非常に高いパフォーマンスを持つポータブルアンプなので手元に置いておきたい1品ですね。


 

 

OPPO HA-2

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エレガント、かつ、高品質な紳士の嗜み的ポータブルアンプ。接続方法はアナログ、デジタルUSB A (iPod / iPhone / iPad)USBマイクロB (USB OTG機能付きスマートフォンおよびコンピューター)と幅があります。今回は個人的に最もエレガントな接続方法、iPhone6SからLightning接続、を選択しました。パワー重視のポータブルアンプではなくナチュラルにバランスよく鳴らすタイプです。物足らないと感じた場合はベースブースト、ゲイン切り替えをご利用ください。iPhone6Sと同じようなサイズ、薄さなのでとてもスマート、いかにもポタアン使ってますよ、といったルックスにならないところが良いですね。


 

 

Resonessence Labs HERUS+

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少しマニアックです。アンプではなく、ポータブルDACです。接続はUSB-LightningカメラアダプタとUSBケーブルを用います。ポータブルアンプをデジタル接続する利点としては、DACが使えるという点があります。HERUS+は極限にコンパクトにまとまった最高クラスのポータブルDACだと思います。音色やパワーを求めず、純粋なクオリティUP、音質向上をストイックに求めると、こんな形になるのではないでしょうか。出力が上がった感じはしませんのでご注意ください。少々小難しい内容のアイテムかもしれませんが、極端な話、繋げばいい音が鳴ります。是非お試しいただきたい。秀逸です。


 

 

CypherLabs AlgoRhythm Picollo

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アナログアンプです。入力はミニミニケーブルまたはDOCKケーブルでアナログ接続します。アナログアンプの良さはその自然な迫力にあると感じます。フルディスクリート・ポータブルアンプになります。パワーもクオリティも十分です。アナログアンプは時代遅れ、と言わせないハイパフォーマンスアンプであることは間違いないです。アンプとはこうだ、と、一つの答えを提示している良作だと思います。これがまたコンパクトなところがにくいです。


 

 

Fiio E12

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大幅にパワーアップした後継機はこちら!

コチラもシンプルなポータブルアンプです。アナログのみの潔いアンプ。芯のしっかりした音が魅力的です。パワーも、スタミナも十分に備わったアンプで、尚且つ低価格という非常に魅力的な存在。全帯域でバランスよく解像度が高く、中音域の充実感は価格以上の価値があります。初めてのポータブルアンプ選びの際に、お好みの傾向がE12でありましたらマストバイかと存じ上げます。


 

いかがでしたでしょうか?

聴き比べは同じイヤホン、ヘッドホン、プレイヤー、楽曲、でするほうがわかりやすいと思います!比較するときは、「この曲のこのフレーズのスネアの音!」とか「このフレーズが終わった後の残響感!」とか、ピンポイントで判断したりするとよりわかりやすいかもしれないですね。

これであなたもポータブルアンプ聴き比べマスターです!

ガンガン試聴してお楽しみくださいませ!

 

以上!

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