最近、Instagramで「NASA」の公式アカウントを発見いたしまして、
毎日NASAが更新する宇宙の画像に癒やされています。
もう大好きな宇宙の画像は、毎日惜しげも無く公開されている。毎日あげっちゃっても尽きること無い「未知」が溢れています。
恐竜も幼いころから大好きでした。
「恐竜家族」や「がんこちゃん」、「たまごっち」よりも「ギャオッピ」派でしたから。
「恐竜」や「宇宙」といったワードは、どうしてこうも魅力的なのでしょうか。これは一種の「萌え」というものだと思います。
本日は、中古商品のご紹介というよりは、個人的にむか~しからオーディオ製品に感じていた「フォント萌え」について、独断と偏見で惜しげも無くご紹介していこうとおもいます。
さあ、怖くなってきた方も、ワクワクしてきた方もいらっしゃるでしょう。そうでしょう。人の癖を覗き見するような感覚ですね。
では、早速。
【中古】AUDESE LCD-2 rosewood/Microsuede(leather-free) with Travel Case【LCD2-LF-RW-TC】 e☆特価¥99,900-
AUDEZE(オーデジー)は、平面磁界・全面駆動式のヘッドホン製品を多数展開している米国のハイエンドヘッドホンブランドです。
デジタルメディアやオーディオ、材料科学、防音といった様々な分野において長年の経験を持つ専門家が携わり製品開発を行っています。
平面駆動を採用したヘッドホンはFOSTEXやHiFi-MAN、最近ではOPPOからも販売されていて、「平面駆動」という並びもよく目にするように。通常のダイナミックドライバーとは違い、名前通り「平たい」フラットな振動板そのものにコイルが埋め込まれており、振動板自体の全面が一様に直接に電磁力によって駆動するしくみになっているので、帯域によって凹凸が出ることが無く、一律に振動するので音の歪みも起きにくいとの事だそうです。
ではハウジングに刻まれている文字のフォントを見てみましょう。
昔ながらの「活版印刷」を思わせる無機質なフォントですね。
アメリカブランドといえば勝手ながら「派手」なイメージを持っているので、AUDEZEのフォントはレトロモダンな印象。個々のインテリアに馴染みやすいいい意味で「普通」なフォントですが、重量感のあるウッドハウジングにアメリカのバンズ(ハンバーガーのパン)と見間違えてしまうほどの肉厚なイヤーパッドが「普通じゃない」個性バンバンなデザインですね。男性の物欲を掻き立たせる「工具」のような印象でしょうか。かっこいいっす。
お次は、同じくアメリカより、こちらも個性的でユニークなGRADO。
【中古】GRADO GS1000 e☆特価¥79,900-
創立は60年以上ですが、日々進化し続けている老舗オーディオブランドです。
広大なイヤーパッドが耳を包み込むと、そこはプライベートなリスニングブースへと早変わり。なんと、選別されたマホガニーのハウジングは、1ペアごとに丁寧にマッチングされる。それはGRADOの驚異的なドライバーユニットについても同じで、音楽再生に一貫性を持たせるようにマッチングされているとの事。心地よく、温かみのある中低域再現は、昔ながらのアナログチックな面も感じつつ、高域は粒立ちがよく立体感のある、なんとも不思議な音なのです。
フォントはどうでしょう。AUDEZEとは若干違い、クラシックな印象です。
タイプライターで打ち込んだ様な味のある文字ですね~。
実際に、一つ一つ同じ刻印は無く、削っているのか焼き印なのか、手作業で刻まれているので、かすれた「グランジ」な文字も、なお一層愛着が湧きます!歴史あるアメリカの外壁のような、こちらもまた男心をくすぐる一点です。
さて、お次は国内ブランドfinalより
【中古】final SONOROUS VI e☆特価¥49,900-
2009年、OEM,ODMに加えS’NEXTの自社ブランドと
ブランド名としてfinalを採用。そして従来のfinal
創立以来、様々なオーディオ製品を開発・販売し、国内のみでなく海外からも熱い視線を集めています。
気になる音質は、ダイナミックとバランスドアーマチュアのハイブリッドなので中低域が柔らかく響くかと思いきや、高域はカッチリとした音で中々に変わり者なヘッドホン。finalは個人的に国内メーカーの中では、ダントツ「個性」の強いメーカーだと思います。
ちなみに、神奈川県にあるfinalのショールームはめちゃくちゃオシャレでかっこいいです。
その中で私は、早速finalの集大成ともいえるハイエンドヘッドホン「SONOROUS VI」をチョイス。コストや、重量で妥協することなく、音質の事を考えて作られた結果がSONOROUS VIなのです。
さあさあ、気になるフォントでございますが、finalロゴは洗練されたスタイリッシュなフォントを採用しています。あくまで文字と文字との間隔が広く、なんだか「心の余裕」を感じさせます。finalの特徴として、「ハウジング削り出し加工」が有名ですが、シームレスな筐体に映える美しい先の細いフォントが好みです。
続きまして、こちらも国内メーカーのPHONONより
【中古】PHONON SMB-02 e☆特価¥17,900-
速攻、フォントに注目して!!見て!!かわいい!!
「PHONON」が踊ってる?ちょっと動きのある配列に、思わず「フォント萌え」。そう、女子がイチゴやコアラに使う「可愛い」とは違って、本当に心から思っています。これはかわいい。
マツコ「あれ、楽しそうだね」
PHONON「えっ///そんなことないよ?」
マツコ「だって、PHONON、小さく体でリズムとってるじゃん」
かわいいじゃん!!じゃんとか四半世紀生きてきて、ほとんど使ったこと無かったけれど、これはかわいいじゃん!!
暗いですが、ヘッドバンドにも、うすら…。PHONONはマニアックなレコードショップ等の試聴用で使われていたり、全国的にあまり知られているブランドではありませんが、身内のマニアな方々は「PHONONはモニターヘッドホンとしていい」という方も少なくありません。無骨で無機質なデザインですが、個人的にはシンプル・イズ・ベストで好印象です。
左右に思いっきり振り切ったかのような分離感の良さは、トラックメーカーのセンスや腕を丸裸にしてしまうほど。ストイックですが、SONY MDR-CD900STの様な硬さは抜けて、中高域は艶があって聴きやすいです。
お次は、イギリスより。やっぱりビジュアルは抜群にかっこいい!Marshall
【中古】marshall Monitor Black e☆特価¥14,900-
創業者の名前はジム・マーシャル。彼自身もアーティストで、Marshallの代作といえば「ギターアンプ」ですよね。
アンプの特徴としては、真空管を利用した暖かみのあるディストーション系の歪みが得意で、また、高音と低音に伸びがあり、中域が豊かな傾向があります。大音量アンプの代名詞的存在で、多くのミュージシャンに愛用されています。
「MONITOR」のスレンダーなイヤーパッドは、どんな方が装着してもしっかりとフィットします。ハウジングやヘッドバンドを見ても、どこか「ロックンロール魂」を感じさせるヘッドホン。
フォントは、はい、申し分ないです。イギリスらしい野太いタッチの力強いフォントですね。男子寮の看板かのような、「土臭い」印象がたまらないです。最近、アメリカやヨーロッパでも「筆記体」を使うことが、希少になっているそうですが、やはり筆記体をみるとどこかアンティークで価値のあるようにみえませんか?
最後は、マツコが独断と偏見で勝手に決めた「マイ・フェイバリット・フォントめちゃ素敵やん賞」に輝いたブランド、beyerdynamicをご紹介!
【中古】beyerdynamic DT1770PRO e☆特価¥54,900-
おお、美しい。この冷たい様。全てを知り尽くしたものは原点へ戻るのだ。そう、私の脳内へ訴えかけてきているかのようだ。
私がbeyerdynamicを選んだ理由は「未完成美」という部分に惚れ込みました。
あとひとつ、付け加えるともっともっと良くなりそうなデザインに、「完璧」という言葉とはどういう意味だったけか、と脳内巡りをしてしまいそうになる。beyerdynamic DTシリーズは、全体的に外へ連れ出して使用することを優先に考えず、プロの現場や作業など、ストイックに使うために作られたモデルだと思います。そのため、デザインやロゴはあくまで控えめに。音は100%で仕上げてきているのに、冷たいデザインが憎いですな。いや~、惚れました。
いかがでしたでしょうか。実は、まだまだあったのですが、流石に狂気さえも感じましたのでここまでとします。
中古でしか出会えないイヤホン・ヘッドホンもありますので、その際は是非、「ロゴフォント」にも目を向けてみてください。
中古でしかマジマジと触って確認できないハイエンドモデルも、もちろん、eイヤホンは実際に触って、聞くことが出来ますよ。
今回、ご紹介させて頂いた商品は、現在大阪日本橋本店にある在庫よりピックアップさせて頂きました。
上記商品の中古価格は、満額商品の場合の価格となりますのでご了承ください。
勿論、店頭にてそれぞれご試聴頂けますで、ぜひ中古フロアへお越しください♪
ちなみにeイヤホンにある中古商品の在庫確認は、下記URLよりご覧いただけます~
以上、マツコでした〇
元e☆イヤホン大阪日本橋本店2F・買取/中古スタッフ。
ドイツへ移り住んでから早1年が経過しました。e⭐︎イヤホンを離れ、2019年5月に渡独。現在は主にドイツ・ベルリンの音楽やアート、ローカルカルチャーを専門に取材、執筆しています。また、自身でドキュメンタリー&カルチャーマガジン「MOLS magazine」を出版し、取材、執筆、編集を監修。現地に蔓延る見えない・聞こえないサインを捉え、ジャーナリズムにスタンダードからアンダーグラウンドまで発信しています。2020年に自主レーベル「MOLS」を設立。YouTube、SoundCloud、BandCampなどのデジタルコンテンツにて、ベルリンで活動するアーティストと携わり、PR、プロモーターとしても活動しています。