皆さんおはこんばんちはー(。・ω・)ノ゙
e☆イヤホン大阪日本橋本店のりょう太です!
連載第3回!最終回です!
まずは前々回、前回の記事からご覧くださいませ!
■リンク:【連載】第1回:りょう太のVEカスタムほしイー日記「機種選び編」
■リンク:【連載】第2回:りょう太のVEカスタムほしイー日記「オーダー編」
りょう太のVEカスタムほしイー日記
第3回「到着編」
オーダーメイド商品、「カスタム・イン・イヤー・モニター」。略してカスタムIEMをわたくしりょう太が実際に、選んで、自腹でオーダーして、届くまでの連載企画第2弾!いよいよ今回で最終回です。つまり、届いたんです!カスタムIEMはメーカーにもよりますが、納期がだいたい1ヶ月~3ヶ月程度。つまり書き溜めしない限りは連載が完結するまでリアルにそれくらい日数がかかってしまいます。今回、第1回記事を更新したのが9月頭なので丁度2ヶ月かかってしまいました。あまり内容を覚えていない方がほとんどと思うので、とりあえず第1回から見返していただけると幸いです。
ついに、ついに来た!!
僕のオーダーしたVE!
VEとは「Vision Ears」の略。ドイツのカスタムIEMブランドです。つまり、ドイツのラボで製造されたものがやっと手元へ届いたのです。カスタムIEMのブランド本拠はアメリカやアジアに多く、欧州のブランドというのは非常に珍しいのです。しかもドイツ!
ご覧くださいこの「おもてなし」の心にも通じる紫色をした雅な包み紙。他のブランドは紙の帯をつけたり、ボックスに入って届くことが多いのですが、包装紙を使っているのは僕の知る限りVEだけではないでしょうか。
…ん?
包装紙の左上あたり、これは手書きで何か、あ、これは僕の名前ですね!Royta…うん?うん、僕の名前…ですか?ああいや、手書きですしミスでしょう。気にせず次!
– 嫌な予感 –
バババッ!
金属製のハードケース登場!
紫の包装紙の中には業務用途を意識した少し大きめなハードケースが入っていました。大きいので日常的に持ち運ぶためのものではありませんが、家で収納しておいたり、長距離移動の際には役立ちそうです。
ケースの天面にはオーダー時に指定しておいたユーザー名が…?ん?
…?
R O Y T A
「ロイタ」…誰…?
どうやら「RYOTA」を「ROYTA」と間違って印刷されてしまったようです。
あまりの衝撃に、気づいてすぐTwitterやFacebookに画像をアップしたところ、
・改名したんですね!
・ロイヤルりょう太って意味ですね!
・ロイタwwww
・ロイタさんこんにちは
・昔ロイター通信に載ったからでは?(笑)(※参考記事)
・THE BAWDIESのROYさんも本名の亮をモジって(以下略)
などの大変ポジティブなコメントを頂戴いたしましたので…
ウケたからOK!
うん、ウケたからいいや!そもそも名前の印字ミスなんて超レアケースですし、笑いの神がドイツの空から降りてきたとしか思えません。
だいいち、これを修正するために記事執筆を遅らせるのも申し訳ないので、面白いしこのまま使うことにしました。
※万が一こういったミスがあった場合は作り直しさせていただきます。
ケースオープン!
大きいケースの内部からは物が出るわ出るわ。実用品としては3.5mmプラグから6.3mmへの変換プラグ、クリーニングツール、インナーケース、ドライキャップ(乾燥剤)、クリーニングスプレー。あとはステッカーやマニュアル(日本語表記なし)。業界の老舗ブランドWestoneの付属品内容に近いかな?という感じです。ヘビーユーザーやプロを意識したかなり充実した内容。
では、いよいよカスタムIEM本体を見ましょう!
VE4 -Original ArtWork-
<オーダー内容>
・MODEL:VE4
・SHELL COLOR:BLACK SOLID
・ARTWORK:MULTI COLOR(有料オプション)
・CABLE:BLACK
お…おおー!
いい感じ!
今回、自分史上初めて「アートワーク」に挑戦しました。自分で用意した画像を入れるサービスなのですが…
画像を用意して
自分でオリジナルの画像をまずは用意。僕の場合はたくさん写真を撮るので、それを加工して文字など入れました。
何となくイメージ
この画像は前回記事にも掲載したものです。
そして…
こうなりました!
おおー!予想よりもずっとキレイな仕上がり!!これには大満足です!!我ながらカッコいい!正真正銘世界に唯一のデザインに仕上がりました。
シェルはブラックソリッド
個人的に購入するカスタムIEMはこれで4機種目。今まで全てトランスルーセント(透明or半透明)系のカラーをチョイスしていたので、今回はソリッド(不透明)を初めて選んでみました。カスタムIEMは内部のドライバーなどが透けている状態のデザインを好む方が多く、実はソリッド系を選ぶ方は少数だったりします。今回敢えてのソリッドです。今まで数多くのカスタムIEMを見てきましたが、シェルの成形技術や仕上げの丁寧さは最高レベルではないでしょうか。
で、ここで気付いてしまうのが、シェル側への名入れも「ROYTA」になっている事実。自分でもちょっと笑いがこみあげてきてしまいます(笑)
普通はこんなミスありえないことなので、Vision Earsには「今後絶対なしで」と念を押して伝えておきます。
恒例シェル並べ。
VEのクオリティ高し!
左からVision Ears VE4、Ultimate Ears UE18Pro、FitEar MH334。FitEarは日本の国産ブランドだけあってクオリティの高さは世界屈指。Ultimate Earsはおそらく世界シェアNo.1のイヤモニブランドですが、やはり日本のもの作りレベルには敵わない印象。そしてVision Ears、日本と同じくもの作りの技術に長けたドイツブランドだけあり素晴らしいクオリティです。
装着感に関してはFitEarが奥までグイッと入ってくる感触で、Ultimate Earsはカパッとフタをして挿し込み具合はほどほど。Vision Earsは丁度その中間ぐらいの印象です。
こうして見ると、全て同じ人間の耳型を元に作っているのにメーカー毎に微妙に形状が異なります。
装着図
アートワークが…キラッ☆
あ、じゃなくて、装着感バッチリです!アートワークの見え具合も完璧。大満足です。
<VE4の音>
オーダーする機種を選ぶ際、試聴機の音はじっくりと聴いていたVE4。カスタムIEMの試聴機は総じて、「完成品はユーザーの耳型にあわせて作られた一点物」という製品の特性上「完成品に対する参考」でしかないため、やはり事前に聴いていた試聴機と僕の耳型を元に作られた完成品とでは音が異なります。主な変化としては、遮音性の大幅な向上、全体的な音の厚みが増す、中低音の量感が増すなど。良い変化しか起こっていないと自分では思うのですが、遮音性の大幅な向上により音に対する影響も大きいため、オーダー時にはある程度その点を意識して選択する必要があります。僕の場合はなれているので、おおむね予想通りでした。試聴機を聴いた時点で感じられた高音域の美しさ、音の立体感もそのままです。遮音性が上がったことで音に重厚感が増しましたが、もともと歯切れのよいサウンドなので鈍重な印象は皆無。音の高低差が大きい楽曲を聴くと、この機種の良さが際立ちます。個人的に聴いていて楽しいのは、Schroeder-Headzの「3 On 3」、ゲスの極み乙女。の「パラレルスペック」、Yesの「Roundabout」など。ピアノやストリングスの音がかなりキレイに響きます。うん、手持ち機種の中でも主力確定です。UE18Pro、MH334と並んでローテーションで使いまわします!
「買ってよかった。」
AK120IIに組み合わせたり、iPhoneからAK10に組み合わせて使ったりなどなど。新しい機種をゲットするとオーディオ環境全体が活性化して楽しい!
<おまけ>
VE6 Xcontrol -staff TAMA-
僕と同時にオーダーした大阪日本橋スタッフのタマちゃんがオーダーしたVE6 Xcontrolも届いたので写真を撮りました!
<オーダー内容>
・MODEL:VE6 Xcontrol
・SHELL COLOR:WHITE TRANS
・FACE PLATE COLOR:WHITE TRANS
・LOGO:BLACK METALLIC
・CABLE:BLACK
シェル、フェイスプレートともにホワイトトランス(半透明の白)を選んだタマちゃん。クール!!
ブラックメタリックのロゴ!
パッと見ではグレーっぽいんですが、よーく見ると石の表面っぽくも見えます。このカッコよさにはオーダーしたタマちゃんも大満足の様子。
自分のと違うデザインのものを見るとまた欲しくなる…困ったなぁ。
<Vision EarsカスタムIEMオーダーはコチラから!>
■リンク:VISION EARS(ヴィジョン・イヤーズ) カスタムIEM【e☆イヤホン】
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■リンク:【連載】第1回:りょう太のVEカスタムほしイー日記「機種選び編」
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